歴史ある蒸気機関車に乗って古き良き時代を満喫。木材集積所では、この地域で働いていた人々の当時の暮らしを知ることができます。
アルバーニ パシフィック鉄道の蒸気機関車に乗って、20 世紀初頭の列車の旅を思いっきり楽しみましょう。当時の制服を着た乗務員と会話をしたり、車窓からバンクーバー島の景色を眺めたり。帰りの車内では、まるで本物のような演出で列車強盗たちが登場します。
旧カナディアン パシフィック鉄道の駅から、1929 年製のボールドウィン蒸気機関車に乗り込みましょう。発車の汽笛が鳴ると、1912 年に完成した由緒ある駅から、機関車がゆっくりと動き出します。マクリーン製材所国定史跡へは約 35 分。列車は市内を抜けて森へ入っていきます。車内では、当時の格好をしたガイドが名所を説明し、質問にも答えてくれます。
マクリーン製材所に到着したら、博物館を見学しましょう。蒸気を原動力とする製材所は修復され、全盛期のころと同じように今も操業されています。ここでは、バンクーバー島の製材業や製材所を出た後の木材がどのように利用されるかについて学ぶことができます。
製材所の見学が終わったら、列車でアルバーニに戻りましょう。森を抜けるあたりにくると、まるで本物さながらの演出で列車強盗たちが乗り込んできます。強盗に扮装した役者たちの演技は迫力満点。当時の旅行者たちが直面していた状況を体験できます。
アルバーニ パシフィック鉄道の駅は、アルバーニの西側に位置します。列車に乗るだけでなく製材所も見学するなら、セットになっているチケットを購入するほうが安くなります。列車の運行スケジュールは時期によって変わるため、現地で確認してください。