アーバノ テルメはエウガネイ丘陵の麓にあるスパ リゾート。のどかな街なので、心身ともにリラックスできます。城や村落、城壁の街が点在する緑の丘を巡りましょう。そして一日の終わりは、温泉に入ったり、泥のトリートメントを受けたりして元気回復。
アーバノ テルメは長い歴史を誇る温泉地。2,000 年前、古代ローマ人もこの地で温かいお湯に浸かっていました。街に入ると見えてくるのは「ようこそ。騒音を出さないようにお願いします」と書かれた看板。とは言え、各種トリートメントに身を任せれば、皆静かになってしまいます。
街のホテルが提供する温泉施設やトリートメントの種類はさまざま。屋内外の温泉、スチーム バス、サウナなどの施設がある上、アロマテラピー トリートメントを始め、さまざまなコースが用意されています。
アーバノ テルメの魅力は、温泉だけではありません。観光にもぜひ出掛けましょう。1700 年に建てられたグランド ホテル オロロージョは必見。19 世紀に加えられたネオクラシカル様式のファサードが素敵です。残念ながら現在はホテルとしての営業をやめてしまっています。International Museum of Amleto and Donato Sartori Masks もぜひ寄りたいところ。演劇に使う仮面のコレクションが展示されています。ホテル トリエステ & ビクトリアも見どころ。ここは、第一次世界大戦時にはイタリア軍の司令部として機能しました。
街には広場や歩行者専用地区が豊富。きれいな噴水もたくさんあります。クリストフォロ コロンボ広場にも立ち寄りましょう。ここにはきれいな噴水があり、その中央には有名な探検家、クリストファー コロンブスの像が立っています。
アーバノ テルメには、温泉以外にもリフレッシュできる場所があります。エウガネイ丘陵はハイキングにぴったり。なだらかな坂道の歩きやすいハイキング コースがたくさんあります。栗の木やオークの木が茂る道のりを散策するのは、とても気持ちが良いものです。
丘をドライブするのもおすすめ。美しい景色が楽しめます。途中、中世の村アルクァ ペトラルカや、パドヴァの植物園、城壁に囲まれたモンセーリチェの街などに立ち寄ってみましょう。
アーバノ テルメへ行くには、ヴェネツィアのマルコ ポーロ空港を経由。空港からは西へ 60 km のドライブです。到着したら、スパでマッサージを受けたり、観光しながら田舎風景を楽しんだりして、思う存分のんびり過ごしましょう。