パンテオンを見に行きましょう。パリのラテン地区にそびえる新古典主義早期の見事な建築です。歴史的に名高いこのパンテオンは街全体を見渡すように建っています。もともとは教会として建築されたパンテオンですが、現在はフランスの偉人の遺骨を納める霊廟として利用されています。パリ 5 区を訪れるなら、パンテオンは必見です。
ラテン地区を隅々まで散策してみましょう。この地区は、ピカソやヘミングウェイといった 20 世紀初頭の偉大なアーティストや作家らがインスピレーションを受けた場所。ボヘミアンスタイルのバーや洗練されたカフェ、著名なアーティストらの溜り場をのぞいてみましょう。
パリ植物園もおすすめ。広大な敷地内に、鑑賞植物や高山植物園の他、数百種のバラが展示されています。植物園はセーヌ川の東岸に位置します。植物園の一角に置かれた国立自然史博物館や、メナージュリーと呼ばれる小さな動物園も人気のスポット。動物園ではレッサーパンダやオランウータンなど、絶滅危惧種も見られます。
さらにラテン地区には、中世時代の素晴らしい芸術品や工芸品を展示する国立中世美術館もあります。特に注目したいのは、ノートルダムのファサードをもともと飾っていた王の頭部の彫像。20 世紀後半に発掘されたものです。タペストリーもこの美術館の自慢。特に、中世芸術の傑作と言われる貴婦人と一角獣のタペストリーは見ごたえ抜群。
ムフタール通りを下り、ワイン、新鮮な野菜、果物を手に入れましょう。街頭でテイスティングができるワインショップもあり、高級ワインを低価格で購入できることで知られています。
5 区は、パリの最も中心部にある区の一つです。セーヌ川の東岸に位置し、メトロやバスを利用して容易にアクセスできます。パンテオンはメトロのカルディナル ルモワヌ駅から徒歩約 5 分。
学生が多く、活気ある地区として知られるラテン地区。散策しながら、本物のパリのライフスタイルを肌で感じましょう。