ウエスト エンドはバンクーバーの文化拠点。ゲイ ビレッジや歴史的建物、さまざまなカフェやショップが集まっています。4 万人を超える人口を抱え、北米でもかなり人口密度の高いエリアです。人混みに疲れたら、たくさんある公園やビーチで一息つきましょう。
まずはウエスト エンドの目抜き通り、ロブソン ストリートから。ここには、国際色豊かなレストランやファッション ブティックが並んでいます。夏の夜にはレストランのテラスで夕食やドリンクを楽しむ地元の住民であふれ返ります。ホテルが集まるロブソン スロープスも通り沿いにあり、このエリアに宿泊すればビーチやスタンレー パーク、バンクーバーのダウンタウンを回るのに便利です。
バンクーバーのゲイ コミュニティーの中心はデイビー ビレッジ。カナダ西部で最大のコミュニティーの一つです。カフェやデザイナー ファッションのショップ、ナイトクラブが所狭しと並んでいます。8 月のプライド パレードは盛大で見応えがあり、1978 年の初回以来、毎年何千人もの観光客が訪れます。
ウエスト エンドの南端にあるモートン パークには、バンクーバーで最も愛されているパブリック アートの一つがあります。「A-maze-ing Laughter」と題された岳敏君 (ユイ ミンジュン) の作品です。ヒステリックな笑いの発作に襲われたアーティスト自身を表現する背の高いブロンズ像がたくさん並んでいます。巨大な像の横でぜひ記念撮影を。
ウエスト エンドはかつてバンクーバーの豊かな商人が豪邸を建てた場所です。その結果、真ん中に位置するヘリテージ地区には今でもビクトリア朝のマナー ハウスが保存状態も良く残っています。古い館が印象的なローディ ハウス博物館に行って、19 世紀後半の工芸品を中心としたコレクションを堪能しましょう。博物館が面しているバークレー ヘリテージ スクエアの周囲では、時代を感じさせる建築物が他にも見られます。
ウエスト エンドはバンクーバーのダウンタウン北部に位置し、地下鉄駅がいくつかある他、バス停が多くあります。車の場合、主要な通りの駐車料金はかなり高いのでご注意を。