シント マールテン

旅行ガイド
シント マールテン
ゆったりとしたカリブ海の楽園でフランス文化を楽しみ、オランダ王国のミュージアムを見て回りましょう。

砂浜を訪れたり、新鮮な魚介類を味わったりして楽しめるこのカリブ海の島は、2 か国の領土に分かれています。シント マールテンとサン マルタンと呼ばれる地域がこの亜熱帯の楽園を構成しています。北部のサン マルタンはフランス領で、ヨーロッパの一部です。一方、島の南側はオランダ王国で、このシント マールテンはヨーロッパには含まれません。

カリブ海のほかの島から船で、またアメリカ合衆国からはクルーズ船で、シント マールテンとサン マルタンへ行きましょう。国際空港があるので、空路も利用できます。島はそれほど広くありませんから、自転車で回るのもよいですし、空港で車を借りてもよいでしょう。

白い砂浜が数多くあり、選択肢は豊富です。静かなグアナ ベイ ビーチでくつろいだり、モレット ベイ ビーチで波に乗ったりしましょう。人気の高いマホ ビーチは国際空港に近く、飛行機が定期的に人々の頭上を飛んでいます。石灰岩の崖を下りると、3 つのビーチで構成されるクープコイ ビーチに出ます。クープコイでは衣服を身につけるかどうかは個人の自由です。ヌードで日光浴をしている人がいますから、心の準備をしておきましょう。

この島には 2 つの街があります。島のダッチ サイドにあるフィリップスバーグには家族向けのアトラクションがたくさんあります。17 世紀のアムステルダム城塞や、その近くにあるシント マールテン動物園を散策してみましょう。ミュージアム オブ シント マールテンには奴隷制、サトウキビ農園、岩塩坑など、島への入植初期の歴史を扱った展示があります。フィリップスバーグのクルーズ ターミナルには、船で大勢の観光客がやってきます。

フランス領の街、マリゴは料理で有名です。 新鮮な魚介類やプランテン (バナナの一種。通常、加熱して食べる) を味わってみましょう。

オランダ領とフランス領を行き来するのは難しいことではありませんが、通貨を両替する必要があるでしょう。フレンチ サイドではユーロ、ダッチ サイドではフローリンが通貨単位です。地元の人々はフランス語、オランダ語、英語を交えて会話をします。たいていの人は英語を話せるはずです。

6 月から 11 月まではハリケーンの季節です。それ以外の時期のサン マルタンとシント マールテンでは、カリブの温かな海と亜熱帯性気候の島が楽しめます。

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