レインボーブリッジ、正式名称「東京湾連絡橋」は、高速11号台場線、臨港道路、臨港新交通システム(ゆりかもめ)からなる複合交通施設。全長798mあるこの吊り橋は、東京の主要な交通網です。元は箱崎ジャンクション・江戸橋の慢性的な渋滞の緩和と、東京臨海副都心と既存都心部を結ぶために建設され、芝浦埠頭からお台場のウォーターフロントを結んでいます。高速11号台場線は橋の上層部に位置し、下層部はゆりかもめ、一般車両、トラック、歩行者が通れるようになっています。
橋は、世界初の3色のケーブル(赤、白、緑)が曜日、時間、イベントによって変化します。また、2013年に開通20周年を迎えたことにより、虹色のライトアップや特別イベントも楽しむことができます。
橋の近辺で楽しめるスポットといえば、お台場。レインボーブリッジや東京タワーを一望できる場所にある自由の女神像は、絶好の記念撮影スポットです。これは、1998年から1999年の「日本におけるフランス年」を記念して、パリにある自由の女神像がお台場に1998年4月から1999年5月まで貸し出され、それが評判であったため返却後にレプリカとして作成されたものです。
女神像前をはじめ、お台場にはレインボーブリッジが一望できるたくさんの景勝ポイントやレストランがあります。最もロマンチックなのは、日没の時間または日没後に橋がライトアップするとき。橋の下を水上バスにて通ると、また違った角度から橋を眺めることができます。
また、ゆりかもめに乗り、大きな車窓から見える橋を楽しんで。 また、橋の下層の両外側の遊歩道を渡りながら、様々な方角の写真を撮ってみるのもよいかもしれません(ただし三脚の使用は禁止となっています)。
北側には東京タワーやスカイツリー、南側にはお台場海浜公園とフジテレビが見えます。天気のいい日は、富士山が見えることもあります。遊歩道は全長1.7kmで、徒歩20分~30分程度で渡りきることができます。ちなみに、専用の貸出台車に載せ、手押しであれば自転車も通行することもできます。遊歩道の通行は無料です。開場時間は、4月から10月末は9時から21時、11月から3月末は10時から18時までです。毎月第3月曜日、12月29日から31日と悪天候時は閉鎖されます。冬の遊歩道は冷え込みますので防寒対策をしっかりと!
レインボーブリッジへのアクセスは、お台場側へはゆりかもめ「お台場海浜公園駅」より徒歩約10分、芝浦側へはゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」より徒歩約5分です。