ホノルルの喧噪から逃れるなら、広々とした芝生や涼しい木陰があるカピオラニパークで散策してみてください。地元の人はのんびり過ごしたり、アクティビティなどを楽しんだり、特に目的が無くてもカピオラニ公園を訪れます。アジア系の高齢者が芝生で太極拳を練習している様子は日常的な光景ですし、スポーツグラウンドでは若い人がサッカーやラグビーで若さあふれるプレーをしています。ミュージシャンは、いくつかある野外ステージの一つにいることが多いです。ピクニックに出かけたり、特徴あるトンボの銅像がある池の近くに座って人間観察をしてみたりしてはいかがでしょう。
約60万m2にも及ぶカピオラニ公園は、1877年にカラカウア王がホノルル市へ寄贈した土地です。以降、ダイヤモンドヘッドの麓にココナッツの木の林と広場がある憩いの場として利用されています。スポーツやイベントの開催場所としてもぴったり。ドーム型の野外ステージ、ワイキキ シェル スタジアムではコンサートが頻繁に行われています。さらに、週末になるとかなり高い確率でコンサートやクラフトフェアが開催され、何かのパフォーマンスを観賞できます。毎年4月に開催されるコクアミュージックフェスティバルなどの大きいメジャーなイベントになると、ドームの2000人分と座席と背後の芝生でさらに6000人分のスペースが確保されます。
フィットネスをはじめとする各種アクティビティを満喫するなら、公園内の遊具と3つのランニングトラックを利用して。最も長いルートは、公園の周囲を回る一周3.5kmのコースです。テニスコートを利用するのであれば、ラケットとボールを持参してください。
ネイチャー派の方は、コウカンチョウなどの鳥を探したり、バニヤンの林やアイアンウッド(ハワイ松)の曲がりようをよく観察してみるのも良いでしょう。さらに奇奇怪怪な植物や珍しい動物に会うなら公園の西側にあるホノルル動物園に足を運んでみましょう。公園内には、ホノルル水族館もあります。
ワイキキビーチの西、ダイヤモンドヘッドの麓に位置するカピオラニパークは、年中無休です。駐車場はワイキキシェルスタジアムの入り口近く(無料)とカラカウア通りのメーター制パーキングです。