パルトニー橋から眺めるエイヴォン川と美しい建物の景色は格別です。橋の上のカフェやレストランで食事をしたら、ユニークな店でショッピングを楽しみましょう。街の方から、違う角度で橋を眺めるのもおすすめです。夜になるとライトアップされ、昼とは異なる景色を楽しめます。
まずは、橋の上から周辺の美しい景色を堪能するのがおすすめ。エイヴォン川を行き交うボートやパルトニー堰を眺めましょう。ここは、2012 年に公開された映画『レ・ミゼラブル』で、ラッセル クロウが登場する重要なシーンが撮影された場所でもあります。橋からの景色を楽しんだ後は、川岸へ移動して橋を眺めてみましょう。特に夜のパルトニー橋は必見。ライトアップされ浮かび上がる、橋と堰の幻想的な景色を見ることができます。
橋の上に並ぶ店舗は、歴史を感じさせる概観が特徴的。気になる店に立ち寄って、ショッピングを楽しみましょう。個人経営の店が多く、アンティークショップ、花屋、楽器屋などがあります。ひと休みするには、橋の上のカフェやレストランがおすすめです。
1700 年代にウィリアム パルトニーの命を受け、エイヴォン川の対岸まで街を拡張する目的で建設されたパルトニー橋。橋の建設には様々な困難が伴いました。最初は、中世に後戻りするかのような店舗が並ぶ橋が地元住民の反発を買い、橋が開通した際には、ほとんどの店舗が空室の状態でした。一番最初の橋は、洪水や嵐による被害を何度も受けたほか、店舗の経営者により窓のリフォームや増築が行われたため、デザインが損なわれてしまいました。1936 年にバース市議会が残りの店舗を購入して改修工事を行い、建設当初のデザインが反映された橋へと生まれ変わりました。
電車またはバスでバース市内中心部にアクセスすると、近くにパルトニー橋が見えてきます。また、このエリア内には駐車場もあるので、車でのアクセスも便利です。各店舗の営業時間は異なりますが、橋は 1 日中利用でき、通行料は不要です。