アルゼンチン中部に広がる大平原パンパ。大草原が果てしなく続くこの土地に、国を代表する大都市や州があります。ブエノス アイレスやコルドバで歴史的見どころや文化施設を観光したら、景色の美しい田園地帯にも足を伸ばしましょう。
まずは首都のブエノス アイレスの街を散策。中心部にある街のシンボル、オベリスコを見たら、テアトロ コロン、レコレータ墓地、ラ ボカ地区にあるカミニート ストリート美術館などの人気のスポットを巡りましょう。また、ラス エラス公園でリラックスしたり、パレルモ ソーホーやパレルモ ハリウッドのトレンディな店やカフェに立ち寄ったり。
海に出かけるならピナマルやカリロがおすすめ。密林に沿って続く砂丘をレンタルしたバギーで上れば、気分爽快です。
西へ行けば、大都市ロサリオやコルドバ州が。コルドバ州の州都コルドバに行ってみましょう。カビルドのエレガントな柱廊と、サン マルティン広場にあるコルドバ大聖堂のファサードを鑑賞しましょう。郊外の美しい村、カピージャ デル モンテも訪れる価値あり。地元の人によると、この村から見えるウリトルコ山には UFO が訪れるそうです。
パンパは乾燥した地域なのですが、田園地帯にはいろいろな動植物が生息しています。植物ではガマやアシ、スイレンなどが豊富。鳥類では、ソウゲンノジコ、キンノジコ、フタスジヒメウソなどが見られます。
ここで、パンパの歴史を振り返ってみましょう。スペイン人が初めてこの地に来たのは 17 世紀初頭。先住民の激しい抵抗があり、19 世紀後半になるまで植民地を広げることはできませんでした。パンパという名称は、ケチュア語の「平原」という意味の言葉から来たものです。
パンパはアルゼンチンの中部に位置し、ブエノス アイレス州とコルドバが含まれます。アクセスには、飛行機でブエノス アイレスの国際空港または国内線空港に到着した後、バスに乗り換えて西に 10 時間ほど移動するとパンパの中心部に到着します。
夏は過ごしやすい暑さで、夜は涼しくなります。冬は寒く、雨がほとんど降りませんが、夜に雪がちらつくこともあります。
パンパをぜひ一度訪れてみてください。どこまでも続く大草原の美しい風景と大都市の魅力が待っています。