マト グロッソ ド スル州では大自然の中で素敵なバケーションを過ごせます。ダイナミックな山々、洞窟、サファイア色の川、広大なパンタナール湿地などが見どころ。ここにはエコツーリズムの理念が浸透しており、ラフティングやスキューバ ダイビングなどを、自然を大切にしながら楽しめます。また、エキゾチックな動物たちにも会えるかもしれません。18 世紀まで先住民族がここに暮らしていましたが、今のマト グロッソ ド スルは旅行先として人気上昇中。観光客が増えていますが、人里離れた魅力が残っています。
マト グロッソ ド スル州の中心には、急成長中の州都カンポ グランデがあります。広い通りをお散歩してみましょう。伝統的なお店の上には現代的な高層タワーが姿を見せています。食事の楽しみも忘れずに。ボリビア、日本、レバノンなどからの移民者が伝えた味と地元のテイストがブレンドされた料理です。フェイラ セントラルでは食べて、飲んで、そしてショッピング。ここは野外マーケットです。ナソエス インディジェナス公園では賑やかな街からしばし離れて落ち着いた時間を過ごせるでしょう。
パンタナール湿地は自然保護地域としてユネスコの自然遺産に登録されています。175 の川が流れるこの湿地。マト グロッソ ド スル州の北東エリアに広がり、さらにアルゼンチン、ボリビア、パラグアイへと続きます。アキダウアナ、コルンバ、コシムからボートやジープで湿地を巡るツアーが出ているので、要チェック。湿地には多様な植物が育っています。アナコンダ、ワニ、ジャガー、コンゴウインコの姿も見られるかもしれません。川辺にある昔のコーヒー農園で一泊するのもおすすめ。
カンポ グランデから南東に向かうと、ボニートに到着。ここはセラ ダ ボドケーナの麓にあります。ボニートにはエコツーリズムの概念が広がっています。エコロジカル パークで、乗馬、ラフティング、シュノーケリング、ジップラインを楽しみましょう。ブルー レイク洞窟など、海の下に続く洞窟でダイビングをすれば、カラフルな魚を見られます。神秘的な光景は一度見たら忘れられないでしょう。
アパレシーダ ド タボアド、ポルト ムルチーニョ、トレス ラゴアスなど、川辺の街では釣りを体験。リオ ヴェルデ デ マット グロッソのセッテ ケーダスの滝は見ものです。
カンポ グランデからはバスが頻繁に発着しており、マト グロッソ ド スルにある街や見どころにアクセスできます。カンポ グランデまではブラジルの主要都市からフライトを利用。乾季の 5 月~ 9 月がパンタナール湿地のベスト シーズンです。マト グロッソ ド スルを訪れる際は、黄熱病の予防接種を受けることが推奨されています。