フフイは、随所に絶景と伝統文化があふれ、そこにいるだけで多くの刺激を受けられます。塩の平原や無数の色合いを見せる岩壁に出会い、抜群の景色の中をドライブしませんか。素晴らしい写真題材にあふれた村々で、マーケットを覗いたり賑やかな祭りに参加したりするのも楽しいでしょう。フフイはアルゼンチンで最も北寄りの州で、ボリビア、チリと国境を接しています。太古から伝えられてきたアンデス山系の文化を体験するなら、フフイ州やサルタはアルゼンチン随一の名所です。
サン サルバドル デ フフイは、1500 年代後半にスペイン人によって建設された都市で、州都ながら素朴な土地柄が魅力です。のどかな雰囲気の広場、植民地時代のモニュメントを辿りながら街路を散策しましょう。レストランに入り、アンデス風シチューの一種、「ロコロ」を味わってみてはいかがですか。セロ デ クラロスやセロ チュキナを目指してハイキングに出掛けると、この地域ならではの思い出深い風景を満喫できます。
主要アトラクションはサン サルバドル デ フフイから北に集中しています。9 号線に沿って、バス、レンタカー、自転車で移動しましょう。この道は最高の眺望がちりばめられたルートで、道々通るケブラダ デ ウマウワカでは、山々に囲まれた雄大な渓谷に民家がごくまばらに散らばっています。プルママルカでは、「7 色の谷」ことセロ デ ロス シエテ コロレスを眺望できます。
引き続き 9 号線を進むと、風情ある小都市が見つかります。パステルカラーの丘陵や丘の上に築かれたマイマラの墓地は必見です。ティルカラに着いたら、手工芸品のマーケットやレストランで一日をお楽しみください。インカ族に征服される前に築かれた要塞を訪ね、カリレグア国立公園で雲が湧き出る魅惑の森を訪ねましょう。ティルカラからわずかに北へ車を進めると、植民地時代に建てられたウマウワカの町で、フフイに大昔から息づいていた文化を知ることができます。インカの大地母神パチャママを祭るカルナヴァル デ ウマウワカに参加してみませんか。
イルヤやヤヴィなど、人の少ないフフイ北部の小規模村落にも足を延ばしてみましょう。おびただしい数の水鳥が生き生きと暮らすロス ポスエロス湖、アルゼンチンとボリビアの文化が出会い、せめぎ合い、溶け合うラ キアカもぜひ見てみてください。
大規模な祭りがあり気候も穏やかな春と秋の旅行がおすすめです。アルゼンチンで冒険、自然美、古代から伝わる文化を堪能するなら、フフイは一押しの魅惑的な土地です。