アーヘンの旧市街に立つアーヘン市庁舎。カロリング朝時代に存在したカール大帝の宮殿の跡に建てられた歴史ある建造物です。建立は 14 世紀に遡ります。市庁舎の豊かな歴史に触れ、見事な芸術や細工を鑑賞しましょう。
ロビーでは、カロリング朝の宮殿だった歴史を伝えるショート フィルムを上映。また、近くにあるアーヘン大聖堂も、宮殿の敷地内にあった建物。ローマ カトリックの壮麗な教会です。アーヘン市庁舎は、クーヴェン博物館や国際新聞博物館などの周辺の名所観光の合間に訪れるのにぴったりです。
グラヌス塔は、市庁舎に現存する最古の建物。4 階までは 8 世紀後半、5 ~ 6 階は 14 世紀に作られました。頂上に立つ尖塔は、火事や空襲の被害を受け、何度も再建されてきたものです。
団体ツアーや個別のツアーに参加して、白が印象的なホールを見てみましょう。このホールは、18 世紀にイタリアのしっくい職人が装飾し直しました。ヤギの頭と翼を持つしっくいの馬が目を引きます。この白のホールは、市庁舎で最も美しい内装の部屋の 1 つ。きらきらと輝くクリスタルの豪華なシャンデリアや、壁を飾る古い肖像画なども見どころです。
「戴冠式の間」は、アーヘン市庁舎の中でも高い人気を誇る場所。中世の時代には、ここで戴冠式が行われていました。現在では、文化イベントやコンサートなどに使用されています。堂々とした柱や、美しく弧を描いた天井が印象的。他にも、市議会の会議室や平和の間も見逃せません。
アーヘン市庁舎は、アーヘン大聖堂のすぐそば。アーヘンは、ドイツのノルトライン ヴェストファーレン州に位置し、首都ベルリンからおよそ 640 km の場所です。団体割引や、クーヴェン博物館と国際新聞博物館とのセット割引もあります。
アーヘン市庁舎で、長い歴史を持つ建築物を鑑賞し、古い街の美の歴史に触れましょう。