旅行中でもスキル発揮！看護師さんの海外旅行事情とは？

旅行中にケガをしたり、気分が悪くなったりしたことがありますか？体調万全で楽しみたい旅行と言うイベントとはいえ、ケガや病気は予期せぬ時に起こってしまうもの。そんな時にに看護師さんが近くにいてくれたらとても安心しますよね。

今回は、怪我や病気の患者さんのお世話でいつも忙しそうに働く全国の看護師さんの旅行事情を調査してみました。

同姓の友人との旅行が4割以上　ワイワイ旅行がメイン？

「直近の海外旅行は誰と行きましたか？」という質問に対して42%が「同姓の友人」と回答。続いて「家族（27%）」、「一人旅（15%）」でした。気の合う友人や家族と一緒にワイワイ旅行する派が約7割の一方で、ひとりでのんびり、きままな旅行の方も。「異性の友人（2%）」に関しては、どういう関係なのか、ちょっと気になる？

短期旅行ならやっぱりアジア！

他の職業と大きく変わることなく、3～4日の休暇の場合の行き先はアジアが最多。予算的には「5～6万円（24%）」「7～9万円（29.7%）」が多く、75%の人が10万円以下のアジア旅行を楽しんでいるようです。

乾季・雨季のチェックをしたうえで行き先を選べば、アジアンビーチは1年中楽しめるスポット。

そしてなんといってもアジアは観光コストパフォーマンスが最高です。ホテルもご飯も、日本と比べて安くすむので、予算をあまりかけずに贅沢な旅が楽しめるのが魅力ですね。

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1週間弱のお休みならハワイ・アメリカ・カナダへ！

ハワイ・アメリカ・カナダの北米エリアへは、約半数が5～6日間の日程出かけているよう。このエリアは40%が家族旅行と、アジア・ヨーロッパとは違った傾向が見られました。ハワイは通年家族旅行に人気であり、またアメリカ本土にはディズニーランドやユニバーサルスタジオなどテーマパークがあり、家族みんなで楽しめることが要因かもしれません。お子様連れなら英語に触れる良い機会？　大人も子供も満足できる旅行先ですね。

4人に1人がヨーロッパへは一人旅！？

ヨーロッパへは70%以上が1週間以上の休暇で訪れると回答。驚くことに、4人に1人が一人旅でヨーロッパを回っているという結果でした。バスや電車などの交通も発達しており、世界遺産や美術館などじっくり訪ねたい見どころも多いので、ひとりでも十分楽しめるのはヨーロッパかも知れません。

予算的には「20万円～29万円（33%）」「30万円以上（40%）」と75%が20万円以上かけています。アジアと比べるとやはりお金はかかりますが、歴史や文化を楽しむ旅ならヨーロッパが最適ですね。

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番外編：10人に1人が旅行中に看護能力を発揮したことがある!?

「旅行先で看護能力を発揮した経験がありますか？」という看護師さんならではの質問には、10人に1人があると回答。看護師という職業のスキルはどのようなときに使われているのでしょうか。

25％が電車・バス・飛行機など乗り物内での応急処置

一番多かった場面が「電車・バス・飛行機など乗り物内での応急処置」でした。

「バスツアー参加の際、熱中症になった方の処置対応しました。」「飛行機内でパニック症候群をおこした方の対応にあたりました。」などなど、いざというときに看護師さんがいらっしゃるとほっとすると思わせるエピソードが多数。「空港で倒れた人を介抱し、その後旅行会社からお礼が届いた」という方も。

家族内での緊急事態に即時に対応

その他には、「帰省の際に、親せきの人の体調不良に誰よりも早く気付きました。」「海で怪我した息子に傷の処置をしました。」など、家族の緊急事態に対応したというエピソードが寄せられました。

もちろんベストな体調での旅行が第一ですが、やはりいざというときに頼りになる看護師さん。忙しい中でも旅行中はゆっくりしてくださるとよいですね。

調査：2015年10月
全国100名の海外旅行経験看護師（スクリーニング1119名）/看護能力エピソード538名の看護師にアンケート
調査協力：看護のお仕事