一人だって楽しみタイ!女子ひとり旅にバンコクがおすすめな5つの理由
年齢を問わず、女子が愛してやまないモノ。それはグルメにショッピングに観光スポット、それからビューティ。
これらの要素をふんだんに備え、かつ楽しく回れるのがタイの首都・バンコクです。公共交通機関を使えば主な観光スポットの多くをカバーできる上に、駅の周辺は楽しくお買い物ができる商業施設や美味しいレストランの宝庫。また、バンコクの女子たちは美の追求に熱心なので、スパも充実しています。
プチプライスの食や雑貨から高級品まで揃った、女子のパラダイス・バンコク。バンコクが女子一人旅に向いている5つの理由をお伝えしましょう。
その1: 公共交通(BTS/MRT)で移動もラクラク!
かつては世界一渋滞する町というありがたくない異名をいただいていたバンコクですが、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の開通で、女子が安心して一人旅ができる都市になりました。ぼられる可能性がゼロとはいえないタクシーやトゥクトゥク、地元の人でないと行き先や路線網が理解しづらいバスを使わなくても、リーズナブルに安心してバンコクの主要スポットを見て回れるからです。
BTS、MRTともに車内はきれいで、清潔に保たれています。終電近くの電車(夜中の12時頃)に乗っても、酔っぱらいの姿は非常に少なく、事故で電車がストップするという事態もほとんどありません。女性が安心して利用できる交通機関なのです。平日の朝8~9時の時間帯は通勤客があふれるラッシュタイムなので、避けるとすればこの時間帯でしょう。
ショッピングモールめぐりでお買い物を楽しもう!
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便利で快適なBTSやMRTの主要な駅には、人気のブランドやレストランが入った大型のショッピングモールが直結しています。例えば、BTSの2つの路線(シーロム線とスクンビット線)が交わるバンコクの中心部、サイアム駅には、サイアムパラゴンを始め、サイアム・センター、サイアムスクエアワンといった、バンコクの「今」に触れられるショッピングモールが直結しています。改札を出てから、ショッピングモールのエントランスまで雨に濡れる心配もありません。
こうしたショッピングモールに行けば、女子に絶大なる人気を誇るリボンバッグのナラヤ、ハーブを多用した香りの良いタイの石けんなど、お土産にもぴったりなお買い物を効率よく楽しめます
なお、BTSやMRTは混雑時にはチケットを買うのに一苦労します。スムーズに利用するには、事前にプリペイド型のカードを買っておくといいでしょう。一般的な旅行者の場合、使用頻度が多いのはMRTよりBTSになるので、MRTは乗車のたびに券を購入してもいいかもしれません。
ショッピングを楽しみたい人におすすめ
その2: タイ定番観光スポットも手軽にアクセスOK!
バンコクに行ったら、やはり荘厳なワット(寺院)に行ってみたいと思いませんか?フォトジェニックなこうした観光スポットはバンコクの中心部からちょっと離れた場所にありますが、BTSとチャオプラヤー川のボートを組み合わせれば気軽にアクセスできます。
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BTSサパーンタクシン駅のそばにあるチャオプラヤー川の船着場からボートに乗りこみましょう。
ター・ティアンの船着場で降りれば、そこは「ワットポー」の玄関口。バンコクで最も歴史が古く、タイ・マッサージの総本山であり、境内で手頃にタイマッサージを受けられるワットです。
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ター・ティアンから渡し船に乗れば、三島由紀夫の小説にも登場した「ワット・アルン(暁の寺)」もすぐ。静かに佇む美しいワットを写真に収めて、女子一人旅の記念にどうぞ。なお、ボートには、チャオプラヤーエクスプレスとツーリストボートの2種類があります。料金はどちらもボート内で払います。
チャオプラヤーエクスプレスボート
各駅、急行、特急の3種類ありますが、料金は片道一律15バーツ(約50円)。日中はほぼ急行のみ
チャオプラヤーツーリストボート(英語のアナウンスがあり、外国人客向け)
片道一律40バーツ(約130円)
乗る前に行く先を告げて、船がとまるかどうか確認してください。
ワットからボートに乗って再びBTSサパーンタクシン駅に戻ったら、専用の船(無料)に乗って、アジアティーク・ザ・リバーフロントに行ってみるのもオススメです。チャオプラヤー川沿いに誕生したこの巨大ナイトマーケットは、夕方からの営業なので(店が開くのは午後5時ぐらい)ワット観光の帰りに立ち寄るにはぴったり。一人で入りやすいレストランやカフェもたくさんある、女子一人旅向けのマーケットです。
その3: お一人様でも楽しめるグルメの宝庫
バンコクの町はグルメ天国。屋台料理から庶民的な食堂、フードコート、おしゃれなカフェやレストランまで、選択肢は豊富にあります。一人で入りやすい店が多いのも、一人で旅をする女子にはうれしい点ではないでしょうか。
一人旅ならショッピングモール内のレストランが狙い目!
大規模な中華料理の店や一軒家タイプのタイ料理の店は、テーブルが非常に大きく、周囲もグループ客ばかり。一人では使いづらい印象がありますが、ショッピングモールの中に入っている店なら比較的小さなテーブルも用意されています。一人客も少なくないので、気軽に利用できます。
例えば、タイ人にも観光客にも大人気のタイの海鮮料理レストランのソンブーン。
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本店の場合、グループ客がほとんどなので、女子一人で入るのはややハードルが高くなりますが、BTSサイアム駅に直結したサイアムスクエアワン店やMRTのサムヤン駅に直結したチャムチュリスクエア内のサムヤン店なら敷居はぐっと低くなります。
名物のプーパッポンカレー(蟹のカレー炒め)を始め、ソンブーンの料理はどれもSサイズでも一人にはちょっと多めの分量ですが、頼めば持ち帰り用にビニールに入れてくれます。看板料理を味わって、残りはホテルで食べるというのも旅の醍醐味ではないでしょうか。なお、ソンブーンのみならず、タイのレストランではほぼ持ち帰りが可能です。「バンコクでおいしいプーパッポンカリーを食べたいなら、ソンブーンは外せない!」も参考にどうぞ。
女子一人旅にぴったりなフードコート
団体客が多いレストランはちょっと抵抗がある、という方はフードコートへ行きましょう。麺料理、ご飯もの、おかず、サラダ、デザートなどが揃ったフードコートはまさに女子一人旅向き。ちょっと高級だけど食器もテーブルも清潔でキレイなフードコートから、庶民派フードコートまで選択肢はたくさんあります。好みのフードコートを見つけてください。
フードコートの活用方法については「安くて便利で美味しい!バンコクのフードコート徹底攻略法をお教えします」もぜひご覧ください。
その4. 女子が大好きな南国フルーツのパラダイス
タイは、ビタミン、カロチン、ミネラルをたっぷりご含み、繊維質も豊富な南国フルーツの楽園。美肌に欠かせないフルーツが安く気軽に味わえます。
うれしいのは、一人分の量にカットした南国フルーツを屋台で販売していること。スイカ、マンゴー、パパイヤ、グアバ、チョンプー(梨のようにシャキシャキとした水分たっぷりの果物)などが20バーツ(約70円)で食べられます。
屋台は客が多く、商品の回転が早そうなお店を選ぶのがポイントです。屋台での買い物は心配という方は、スーパーマーケットを利用しましょう。屋台よりは少し高めですが、カットフルーツも、カット前のフルーツも販売しています。お好きなタイプをどうぞ。
その5: マッサージやスパで癒やされる!
バンコクの大きな魅力が、スパが豊富にある点。タイの女性はマッサージやスパに目がないため、競争が激しく、それだけに技術の高いスパもたくさんあるのです。
中でも評判なのが、ハーバルボールによるタイの伝統的な施術(何種類ものハーブを布に包み、温かく蒸したボールを使ったトリートメント)に魅了された日本人女性が開いたアジアハーブアソシエーション。自社直営のオーガニック農場で栽培されたハーブで作ったハーバルボールやエッセンシャルオイル、アロマオイルを用いたマッサージは世界中の観光客から大好評です。バンコク市内にお店は5つありますが、一番行きやすいのはBTSトンロー駅そばのトンロー店です。
BTSアソーク駅近くのタイムズスクエアに入店しているMY SPAや、BTSチットロム駅直結のゲイソンプラザの中にあるターンサンクチュアリなどもオススメです。好みのスパで心も身体も癒やされて気分快適、表情 も明るくなること確実です。自分のスケジュールに合わせて、好みのSPAを利用できるのは女子一人旅ならではのメリット。誰に気兼ねすることなく、思いっ きりタイでキレイになって帰りましょう。
[one_half]アジアハーブアソシエーション(Asia Herb Association) スクンビット55トンロー店
住所 58/19-24 Soi55 Sukhumvit Rd. Watana Bangkok
電話:08-9999-1234
営業時間:10:00-22:00
最寄り駅:BTSトンロー駅
公式サイト:http://www.asiaherbassociation.com[/one_half]
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女子一人旅、ここにご注意!
最後に、タイを一人旅する上での注意点をまとめてみました。
1. 女子一人旅なら駅近ホテルを選ぼう!
バンコクには、高級なホテルから庶民派ホテル、デザイナーズホテルからゲストハウス、サービスアパートまでコストパフォーマンスが高い各種のホテルの宝庫。その中で、一人旅女子に特にオススメしたいのは、やはり駅からあまり歩かずに済み、治安が良いエリアのホテルです。
例えば、BTSアソーク駅に直結し、ショッピングモールのターミナル21の上にそびえたつ「グランデセンターポイントホテルターミナル21」。BTSナショナルスタジアム駅に直結しているショッピングモールMBKの通路を抜けると到着する「パトゥムワン プリンセス ホテル」も便利です。
BTSサイアム駅なら「ノボテル バンコク オン サイアム スクエア」がオススメですし、BTSサラデーン駅(MRTシーロム駅)そばなら「デュシタニ・バンコク」を選べば、ストレスなくホテルを利用できます。
ここでは1泊1万円前後のホテルを中心に紹介しましたが、高級なホテルや手頃なホテルの選択肢もたくさんあるのもバンコクの魅力。ただし、風俗街の多いエリア(ナナ駅界隈やパッポン、タニヤなど)は女子一人旅であれば避けたほうがよいでしょう。値段だけでなく場所をしっかり確認した上でホテルを選んでください。
2. 夕方までに到着する便を選ぼう
スワンナプーム空港にせよ、ドンムアン空港にせよ、深夜遅くに飛行機が到着すると、市内に出る足はタクシーしかなくなります。夜遅くに一人でタクシーに乗るのはあまりオススメできないので、バンコクに土地勘がない方は、少なくとも午後8時前に空港に到着するフライトを選びましょう。安全な旅は、フライト選びから始まります。
3. 道路を渡るときには慎重に
あまり信号がないため、タイの人々は車道を平気で横切ります。もし車道を横断するときには、ローカルのタイ人の後についていくこと。さらに左右に注意を凝らして渡りましょう。一方通行の道でもバイクが入ってくるのがバンコクです。慎重すぎる方が安全です。
4.道の凸凹を避けて歩こう
バンコクの町の歩道はきれいとは言えません。ぼこぼこなのが当たり前。たまに穴が空いていたりするので、道を歩くときには目の前をよく見て、凸凹などに注意しながら進みましょう。
5. バッグは内側にかけよう
バンコクは交通の往来が激しい都市。バッグを車が通行する側にかけておくと、車やバイクにひっかかからないとも限りません。また、あまり治安が良くない場所を歩くと、ひったくりの可能性もあります。そうした場所はまず避けること。さらに、治安が悪くない場所であっても慎重に慎重を重ねて、車道の端を歩く場合には必ずバッグは内側にかける習慣を身につけておくといいでしょう。
以上のことに注意さえすれば、バンコクは女子一人で思う存分、楽しく過ごせる都市。準備を怠らず、慎重さを保ちつつ、バンコクの魅力に触れて女子一人旅を満喫してください。
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※1バーツ=3.5円 (2016年3月現在)
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