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昔から牡蠣の産地として知られる北海道・厚岸で、新しい街のシンボルとなっているのが、ウイスキー。2018年に誕生した小さな蒸溜所、その名も「厚岸蒸留所」では刻々とウイスキーが熟成しています。厚岸に蒸溜所が生まれた背景にあるのは、シングルモルトの聖地といわれるスコットランド・アイラ島によく似た風土。ここに来なければ飲めない幻のウイスキーと、一年中いつでも食べられる牡蠣を求めて、厚岸を旅しました。
「清流」という言葉が好きだ。 神奈川で生まれ育った私にとって、美しい自然の水というのは身近なものではなかったからこそ、憧れがあるのかもしれない。 今回は、春の北海道で思いきり“水に癒やされたい”と、2泊3日の行程で巡ってきた。
はじめまして。北海道・釧路で生まれ育ち、札幌に住んで10年になるかんそうと申します。 突然だが、皆さんは北海道・札幌に何を求めるだろうか。キレイな空気、キレイな景色、キレイな男女、数多あるかと思うが、やはり「食」、うまいメシを求めるという人間は多いのではないだろうか。 では、その食に求めるものとは何か。「札幌」というワードから諸兄姉らが連想するのは、海鮮、ジンギスカン、スープカレー、ラーメン、そんなところだろう。non,non,non……「本当にうまい札幌のメシ」の真髄というのは、海鮮を食べずして海鮮を感じる、ジンギスカンを食べずしてジンギスカンを感じる、そうすなわち「札幌を食べずして札幌を感じる」というところにあるのだ。...
北海道を巡るドライブシリーズ第3弾。今回ご紹介するのは、大自然の風景を巡る道東絶景の旅。日本最大の釧路湿原、神秘的な青色の水を湛えた摩周湖、世界遺産に指定された知床など、次から次へと現れる圧倒的なスケールの景観に驚きの連続です。道東の魅力をダイジェストで巡る2泊3日のドライブプランをご紹介します。
アイヌ文化を題材にした作品が人気を博すなど、いまアイヌ文化が注目されている。しかし、話題になっていることを知ってはいても、実はアイヌ文化についてあまりよく分かっていないことに気づいた。 確かに、アニメや漫画の中でアイヌのキャラクターが出てくることはあっても、普段の日常生活の中でアイヌ文化に触れることは、北海道に住んでいない限りはあまりないのかもしれない。しかしそう考えると、「アイヌ文化」について知ることは、いままで知らなかった北海道の魅力を知ることにも繋がるのではないかと思った。 北海道・阿寒湖に「阿寒湖アイヌコタン」という36戸・約120人が暮らすアイヌのコタン(集落)を見つけた。アイヌ文化を知るために、一泊二日でアイヌコタンへ行ってきた。
前回に引き続き、北海道のドライブコースを紹介する第2弾。今回は、大空と大地の大自然が広がる十勝から、ラベンダー畑で有名な富良野、そして動物が本来持っている生態を引き出す「行動展示」という手法を取り入れ有名になった「旭山動物園」がある旭川まで、北海道の内陸部を2泊3日で巡るコースをご紹介します。
広大な北海道も、レンタカーさえあれば自由自在に旅することができます。しかし、難しいのがルート設定。どのようにプランニングすれば良いの?と悩む方も多いかもしれません。そこで今回から3回に渡って、北海道のオススメドライブプランをご紹介します。 函館空港から入り、新千歳空港から帰るプランを練る 北海道のドライブプランを考える上でぜひ頭に入れておいていただきたいのが、レンタカーの乗り捨てというアイディア。ご存知の通り北海道は広大。出発地点の空港に戻ってくるより別の空港へ移動した方が圧倒的に効率的です。レンタカー会社にもよりますが、乗り捨て手数料もそう高くありません。第一回目にご紹介するのは、函館空港に入り、新千歳空港から帰途に付くというプラン。...
焼尻島に行った際に、どうせなら一緒にまわってみようと訪れた天売島。地名度は焼尻島よりも低く、北海道に住んでいる人でさえ知らない人も少なく無いようです。旅行客が年々増加する日本で各地が招致に力を入れる中、この島では一切そのような雰囲気がなく、当然観光客はほとんどおりません。飲食店は片手に数えるほどで、レンタカーも数台のみ。お土産屋の店主からも一切売る気を感じられず、とにかくマイペースな島「天売島」。数少ない観光客の方はほとんど北海道の方のようで、なおかつ日帰りという中、東京から宿泊をしにやって来た私はちょっとした変人扱い。「なんでこの島に来たの」「こんな島で何をするの」「東京から来たんじゃあ暇でしょう」などと島の人に何度も聞かれたので、島の方が見てくれていると信じ、その問いに答えようと思います。
北海道の離島と言えば「利尻島」や「礼文島」を思い浮かべる人が多いと思います。旅行が大好きで、暇な時間のほとんどを次の旅先を調べる時間に費やしている私も、この2つの島はずっと興味があったと同時に、唯一自分が知っている北海道の離島でした。そんな利尻島、礼文島旅行を計画中にふとグーグルマップを見ると、何やら下の方に小さな点を発見。最初はバングラディッシュでスマホを落とした時にできた液晶のキズかと思い触ってみるも、どうやら違います。拡大してみるとなんだか良さげな島があるではないですか。しかもいい感じの距離感に2つも。マップ上に果てしなく広がるブルーの中から小さな点を見つけるスペシャリストの私は見逃しません。利尻島、礼文島の旅行を当初より少し早めに切り上げ、2つのうちの1つ、人口約200人の離島、焼尻島にも行ってみることにしました。