投稿者 : 博美 鈴木、投稿日 2015 年 8月12日

1日6食あたりまえっ! フードファイト in マカオ

大航海時代、ポルトガルのアジアの拠点として発展したマカオは、西洋と東洋の文化が交差した土地。一説にはフュージョン料理の発祥地といわれるほど、街角からホテルダイニングまで美味しいもので溢れるグルメ天国。

ベッドで目覚めた時からフードファイトのゴングが鳴り響くのです!

朝食は地元民に愛される下町の喫茶店で

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フードファイト in マカオ

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古き良きマカオの面影が今に残る下町の十月初五街。

最近はお洒落なお店が目立ってきましたが、庶民に愛されるパン屋さんや、茶餐廳(チャーチャーンテーン)と呼ばれる喫茶店が多く残っています。その中でも「南屏雅敘」は、ひっきりなしにお客さんが出入りする人気の茶餐廳。店内は若者からご隠居までたくさんの人で賑わっています。

パンの店頭販売もしており、出勤前のお姉さんや学生さんが必ずといっていいほど買っているのが「沙翁(サーヨン)」。その不思議な名前の正体は、フカフカの揚げシュータイプのパンで、食べると中はしっとり。ポルトガルのお菓子が原型だそうです。シンプルな美味しさにハマります。

人気メニューは何とランチョンミートと目玉焼きがのった即席麺「出前一丁」!周囲を見回すとかなりの確率で食べています。素早く食べられるのが良いのだとか。厚焼玉子のサンドウィッチも美味しかったです。

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南屏雅敘
住所: 新馬路十月初五街85-85A号地下
電話: 2892 2267
営業時間: 06:30〜18:30

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ランチはマカオ名物料理、アフリカンチキン

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フードファイト in マカオ

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ランチはペンニャ教会の麓、西湾湖沿いにある「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」へ。船内をモチーフにしたインテリアもなかなか良いです。

1976年から続く老舗店の看板メニューは、マカオ料理を代表するひとつのアフリカンチキン。秘伝のスパイシーなソースで鶏肉を煮込むのが特徴。ガーリックとタマネギの旨味がきいたガツン系です。あわせて食べたいのがバカリャウ(干し鱈)とジャガイモと卵の炒め物。さっぱり塩味でアフリカンチキンと交互に食べると箸が止まりません。

ヘンリーズ・ギャレー・マキシム(HENRI’S Galley)
公式サイト(英語): http://www.henrisgalley.com.mo/main_en.htm
住所: 西灣民國大馬路4 G-H
電話: 2855 6251
営業時間: 11:00〜23:00

マカオ公営の観光業専門大学の訓練施設を兼ねたレストランもおすすめ

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ランチでもう1軒おすすめなのがモンハの丘の頂に立つ「IFTエデュケーショナル・レストラン(旅遊学院教学餐廳)」。ここはマカオ公営の観光業専門大学の訓練施設を兼ねたレストラン。

一流のプロの指導を受けた学生たちの真剣、丁寧な仕事は、ミシュランガイドのコストパフォーマンスの高い店が選ばれる「ビブグルマン」に選ばれるほど。

その中でもアフリカンチキンは、クスクスの上に香ばしく焼き上げたチキンをのせ、レモンの皮で辛みを抑えたソースで仕上げている洗練された逸品。もう一品おさえておきたいのが、マカオのおふくろの味「ミンチィ」。さいの目に切って素揚げしたジャガイモにドライカレー風のスパイシーな挽き肉と目玉焼きをのせたもので、日本人に親しみやすい味。料理も素晴らしいのですが、プレゼンテーションがおみごと。

IFTエデュケーショナル・レストラン
公式サイト(英語): http://www.ift.edu.mo/EN/RESTAURANT/Home/Index/239
住所: 中國澳門望廈山
電話: 8598 3077
営業時間: 12:30 〜22:30 ランチ〜15:00 ディナー19:00〜 / 定休日: 土、日

街歩きで小腹がすいたらカレーおでん!

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フードファイト in マカオ

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マカオは日本に負けず劣らずのカレー王国。街のいたるところで「咖哩」と書かれた看板が目に止留まります。

朝からカレーラーメン、カレー風味バーガーはあたりまえ。でも一番人気はカレーおでん!観光の拠点となるセナド広場と大堂の間の通りにはおでん屋台が並んでいて、どこも行列。

店の前では老若男女がおでんを頰張っています。店先に並ぶ、練り物や牛の臓物系など、好きな具材を選んで、店員さんに「カレー」と言って渡します。

おでん汁は数種類から選べます。一串3パタカからと値段も手頃な上、日本に出店したいくらいの美味しさ!行列ができるのもうなずけます。

観光に疲れたら、アフタヌーンティーでひと休み

フードファイト in マカオ

一流ホテルが集結するマカオでは今、競うように趣向を凝らしたアフタヌーンティーが次々と登場しています。しかもホテルのアフタヌーンティーが日本の半額ほどでいただけるのも魅力です。

おすすめは、「MGMマカオ」内のグランド・プラザ・カフェのアフタヌーンティー。MGMマカオのパティスリチームが作るポルトガルのスイーツをのせたアフタヌーンティーは、紅茶メーカー「ディルマ」が主催する「リアル・ハイティー・コンペティション」のマカオ地区で優勝した実力派で、マカオ一美味しいと評判のホームメイドケーキやジェラートもかなりおすすめです。

また鳥かごのケーキスタンドが可愛い「バンヤンツリー・マカオ」のマカニーズ・アフタヌーンティーや「ザ・リッツ・カールトン・マカオ」のカールトン・カフェで提供する、お菓子の缶に詰まったアフタヌーンティー・チョコレート・セットも見た目の可愛さで気分が上がるし、もちろん美味しい!

どれも二人用で300パタカ(約4,600円)ほどなので、遅めのランチにもぴったりです。

コスパよし!高級ホテルの三ツ星レストランでエンターテイメントなディナータイム

フードファイト in マカオ

高級ホテルでのディナーは高いと思われがちですが、マカオではむしろ、ホテルレストランほどコストパフォーマンスが高いといえます。そしてマカオらしくホテルダイニングだってエンターテインメント。味はもちろんのこと、インテリアやプレゼンテーションにもかなり力を入れています。

グランドリスボア・ホテル」の2Fにある三ツ星中国料理店「THE8」は、中国で縁起が良いとされる「8」が店内にいろいろな場所に隠されていて、それを見つける楽しさもあります。

さら翡翠やクリスタル、壁には刺繍張りの金魚とインテリアも縁起ものだらけ。ミシュランお墨付きの料理はもちろんのこと、チャーミングなプレゼンテーションにも目が奪われます。三ツ星ストランというと敷居が高いイメージですが、ここはスマートカジュアルでもOK。

THE 8 (グランドリスボア・ホテル2F)
公式サイト: http://www.grandlisboahotel.com/dining-jp

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日本から直行便でおよそ4時間30分。ユニークな食文化を体験しにマカオを旅してみませんか?

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取材協力:マカオ観光局