釜山のマチュピチュ『甘川洞文化村』を訪ねて
南浦洞からバスで20分程度の町・甘川洞(カムチョンドン)に、山の斜面と迷路のように入り組んだ路地を利用して作られた甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)という、アートな村があります。
もともとは朝鮮戦争の際に行き場をなくした避難民たちが住居を求めて集落を作ったことが始まりと言われていますが、2009年に実施された町おこし「夢見る釜山のマチュピチュ」というプロジェクトによりにカラフルでアートな村に生まれ変わり、新たな観光スポットとして注目されています。
街じゅうがカラフル&アート&フォトジェニック!
とにかく至る所に見どころがあるので、見落としたくない人は村の入り口のインフォメーションで販売されている地図(2,000ウォン)を買うのがベスト。スタンプラリーをコンプリートすると記念品がもらえるそうですよ。デートスポットとしても有名で、この日もたくさんのカップルで賑わっていました。
村に入るとそこはもうアートの世界。

屋根の上に現れたのは人の顔をした鳥。人が自由に空を飛べたら・・・という想いを込めているとか。

魚モチーフのアートもたくさんあります。これはここで暮らしていた住民に魚市場で働く人が多かったことを表現しているそうです。

山の上では星の王子様にも会える!
山を登っていくと、甘川洞文化村の街並みを一望できます。
カラフルな箱を積み重ねたような可愛らしさでとってもフォトジェニック!山の上では星の王子さまと砂漠のキツネにも会えます。ちょこんと腰かけて、この街並みをのんびり眺めているかのようですね。

住民の生活が垣間見える路地裏を歩く
もちろん、この村では今も住民が生活していますので、路地裏を歩いていると人々の暮らしを感じることができます。なお、住宅街なので大声で話さない、夜は立ち入らないなどマナーを守りましょう。

他にも壁のだまし絵やオブジェなど、ポップでカラフルなアートがいっぱい。まるで迷路の中で宝探しをしているかのような気分になります。歩いているだけで楽しく、カメラ好きにはたまらない甘川洞文化村。何度でも訪れたくなる、釜山の外せない観光スポットのひとつです。アップダウンが激しく、気づけば2~3時間歩き続けてしまうので、ぜひ歩きやすい靴でお出かけくださいね。
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甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)
住所:釜山市沙下区甘川10-13(부산시 사하구 감천동 10-13)
TEL:070-4219-5556
営業時間:夏(3月~10月)09時から18時まで・冬(11月~2月)09時から17時まで
公式サイト(韓国語):http://www.gamcheon.or.kr/
行き方:南浦洞駅や釜山駅、またはチャガルチ駅7番出口そばの「フェニックスホテル」斜め前にあるバス停から17番バスにて甘川洞行きの終点まで行き、マウルバス(1,1-1,2-2)に乗り換え、5つ目(バス停名「カムチョンムナマウル」)で降りると村の入り口です。
またはチャガルチ市場近辺よりタクシーで約10分(3,000~4,000ウォン)、最寄りの土城駅からは約5分、ワンメーター(2,800ウォン)で行くことができます。
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