空美ちゃん必訪!世界最大の工場、ボーイング・エバレットで飛行機製造工程を見学!
最近、空美ちゃんと呼ばれる飛行機好きの女子が増えているそうです。
私もよく、空港の展望デッキに行って飛行機を見たりしますが、確かに最近、立派なカメラを携えて熱心に機影を撮影する女性の姿を見ることが多いような気がします。
何が楽しいのか、そう聞かれると難しいのですが、個人的にはどこか、野鳥観察に共通するロマンがあるような気がしています。飛行機にしても鳥にしても、まずは現れる場所に赴き、ひたすら待つのが基本。やがて彼らが姿を現したら、そのシルエットからおおよその種類の目安をつけます。
例えば、ボーイング767なのかエアバス330なのか。猛禽類ならばハチクマなのかチュウヒなのか。そして、エアラインの名前やその機種の就航地などの詳細、或いはその鳥がメスであるか、幼鳥であるかなど突き止めたければ、双眼鏡でディテールを確認します。もしもわからなければ、特徴をもとに図鑑やスマホで調べてみたり。運良く(運悪く)強風や濃霧などで予定空港に下りられなかった飛行機を見つけると、渡りの最中、本来の生息場所でない森で一時羽根を休める迷鳥を連想してしまいます。
ね?なんとなく楽しそうじゃありませんか?
ギネスに認定されたシアトル郊外の巨大工場へ行く
世界には100社以上の航空機メーカーがあると言われていますが、その中でも我々がよく目にする旅客機は、ボーイング、エアバス、ボンバルディアといったメーカーのもの。アメリカ西海岸、シアトル郊外のエバレットにある、ボーイングの工場では、なんと、飛行機の製造工程を見学することができるというから、飛行機好きなら行くしかありません!
巨大な飛行機を組み立てるので、工場の大きさも桁外れ。敷地は40万m²と東京ドーム8.5個分。工場の容積は1億3300万m³と世界最大で、ギネスに認定されています。時期によって異なりますが、現在は主に747、777、787の製造工程を見学することが可能です。
工場はシアトルダウンタウンの北40kmほどのところにあり、公共交通機関が少ないため、レンタカーを使うか、市内発のオプショナルツアーを申し込むと便利です。ガイドツアーは英語で行われるので、苦手な人は日本語ガイド同行ツアーだとより楽しめるでしょう。
まずはミュージアムで様々な部品やミニムービーを鑑賞
ガイドツアーは、当日、現地で申し込みも可能ですが、満員ということもあるので、事前にWebから予約しておくと安心。(Future of Flight Aviation Center & Boeing Tour(英語):http://www.futureofflight.org/ 大人: US$ 18)
到着したらまずは、フューチャー・オブ・フライト・アビエーションセンターで受付をします。残念ながら工場内は撮影禁止のため、カメラや携帯電話はコインロッカーに預けます。ツアーの時間までは、ミュージアムで、787に使われているロールスロイス製のエンジンや、試作機などを見て過ごしましょう。また、ロゴ入りグッズを販売するショップでは、キャップやマグカップ、モデルプレーンが人気です。
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まずは、ボーイング社の歴史や組み立て作業の概要をまとめた映像を鑑賞。その後バスに乗って工場へ移動します。
さあ、いよいよ工場内へ潜入! 今回は取材のため特別に撮影許可をもらったので、内部の写真をお届けいたします。
スタッフは3万人!工場内にはタリーズも
世界最大の工場だけあって、全てが巨大。約3万人の職員が交代で働いています。
工場というと、火花を散らせながら作業をしているというイメージがありますが、それだけではなく、機体のすぐそばにはデスクとコンピューターがあり、そこでデスクワークをする人がいたり・・・。
さすがシアトル!タリーズコーヒーがあったりします。
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ボーイング787の製造ラインへ
こちらは787の製造ライン。写真で見るとわかりづらいのですが、実際に見ると777以前の機種と、787の製造工程はずいぶん違うことがわかります。
747、777は、基本的にパーツをここで組み立てていくので、徐々に飛行機が出来上がっていく様子を見ることができます。一方787は、「機体の35%以上が日本製」と言われるように、世界中から送られてきたパーツをここで組み合わせていく造り方。工程が少なく、製造期間もぐっと短くなっています。
お!あちらに見えるあの上向きのお姿は747!
スタッフの方々に、一番好きな飛行機は何ですか?と尋ねたところ、皆、口を揃えて747という回答。やはり、あの独特の姿勢、人も荷物も夢もいっぱい積める大きなボディは、誰もが大好きなのですね~。
そんな感じで90分のツアーが終了。世界の空で活躍する前の飛行機が見られる貴重な機会。飛行機好きでなくても楽しめること間違いありません。
エメラルドシティ シアトルには他にもみどころがいっぱい
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工場見学以外にも、シアトルは魅力的なところがたくさんあります。
ご存知スターバックス発祥の地で、街を歩けばいたるところにカフェ、カフェ、カフェ。郊外にマイクロソフトの本社があり、それと関係あるかどうかは不明ですが、四六時中お洒落なメガネをかけた人達が大きなマグに入ったコーヒー片手に、ノートブックをカタカタやっています。
太平洋に面した港街なので、魚介類が異様に美味しく、地ビールやワインの生産も盛ん。夕方になると、コーヒーを飲み飽きた人々がシアトルマリナーズの本拠地、セーフコフィールドに集い、ベースボール観戦しながらビールを飲んでいます。
少し郊外にでれば、タコマ富士と呼ばれる美しいマウントレーニアや、世界遺産に指定されている豊かな温帯雨林、灰色のビーチに荒波が押し寄せる退廃的な景色が印象的なルビービーチなど、見どころも豊富です。
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シアトルまでの航空券+ホテル価格例
東京からはデルタ航空とユナイテッド航空の直行便があり、最短2泊4日の弾丸旅行も可能!旅セット割で129,688円割引で、大人2名で219,714円(1人あたり109,857円)。
これからシアトルは、夏に向けて美しい季節を迎えます。ぜひ、シアトルにでかけてみてはいかがでしょうか?
*2015年4月7日調べ。希望の日程や条件等により値段が変動します。
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Photo/Masashi Yoshikawa
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