投稿者 : ウィルモット 登美子、投稿日 2015 年 5月15日

注目度急上昇!オーストラリアのメルボルン、無料トラムや貸し自転車を上手に使う大人の女子旅

歴史的な風情も残るなかで、最先端のアートやファッションにもふれられるオーストラリアのメルボルンは、イギリスのエコノミスト誌が発表する「世界で最も住みやすい都市」のランキングで4年連続1位を獲得しています。

無料トラムで市内の見どころを回ったり、郊外まで足を延ばして公共の貸し自転車で海沿いを走ったりするのも爽快。エクスペディアの2014年海外旅行急上昇ランキングでも6位となり、世界からの注目度が上昇するにつれて、街歩きの楽しみ方もパワーアップしています。シドニーを東京に例えるなら、オーストラリアの京都ともいえるメルボルン。本物志向の大人の女子旅におすすめの注目エリアです!

無料トラムで行ける、メルボルンの見どころ4つ

2015年1月1日より、市内中心部に「フリートラムゾーン」ができ、ゾーン内でのトラムの乗り降りが無料になりました。ゾーン内だけの移動ならマイキー(myki)という乗車カードを買う必要もありません。歩き疲れたら、ひょいっとトラムに飛び乗って次の目的地に向かいましょう! 無料トラムで行ける、おすすめのスポットをご案内します。

クイーン・ビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)

1878年にオープンした歴史あるクイーン ビクトリア マーケット
食料品はもちろん、衣料品や雑貨類も揃っています。とにかく広いので、歩きやすい靴でお出かけください。カフェやデリもあるので朝の散歩にぴったり。月・水曜日と祝日は休業です。エリザベス・ストリートから19、57、59番のトラムに乗れば、マーケットの前で停まります。
クイーン・ビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)
Photo by: Kelvin Tay

カールトン・ガーデンズ(Carlton Gardens)

市内を巡回するシティーサークルトラム(35番)で、カールトン・ガーデンズ(Carlton Gardens)下車。園内には世界文化遺産に指定されたロイヤルエキシビションビルがあります。広々とした公園を歩けば、メルボルンがガーデンシティー(田園都市)と呼ばれるのも納得できるでしょう。

カールトン・ガーデンズの東側に位置するフィッツロイは、東京に例えると下北沢といったところ。レトロな街に自由な心を持ったアーティストが集まる、注目度上昇中のエリアです。ニューヨーク発のトレンド情報サイト『Thrillist』の「地球上で最もおしゃれな街ランキング」にも登場しています。

カールトン・ガーデンズ
Photo by: Brian Giesen

デグレーブス・ストリート(Degraves St )

フリンダース・ストリート駅(Flinders Street Station)の停留所でトラムを降り、エリザベス・ストリートとスワンストン・ストリートの間にある、デグレーブス・ストリートを歩きましょう。デグレーブス・ストリートを抜けると、斜め前方にセンタープレイス(Centre Place)という映画のタイトルにもなった路地が続きます。

この2つの通りは、「レーンウェイ」と呼ばれるメルボルン名物の狭い裏通りのなかでも有名で、雑誌やテレビ番組の撮影場所としてもよく使われています。行ってみたら「見たことある!」と思われるかもしれません。壁に描かれたストリートアートを楽しみながら、路地を挟むようにして並ぶカフェでひと休みしてみてはいかが?

センタープレイス
Photo by: Brian Giesen

ブロック・アーケード(Block Arcade)

ビクトリア様式の建物を上手に使い、モザイクの床が豪華なショッピングアーケード。ブロック・アーケードの先にあるリトルコリンズ・ストリートには、1870年創業のロイヤルアーケードもあります。どちらのアーケードが好みか見比べてみるのも楽しいですね。

トラムを使うときは、コリンズ・ストリート/エリザベス・ストリート(Collins St/ Elizabeth St)の停留所が便利です。

ブロック・アーケード
Photo by: John Benwell

青い自転車でメルボルンの海岸線を走る

Melbourne Bike Shareの自転車置き場
Photo by: John Jones

リピーターの方や、ちょっと違ったことをしてみたいという方は、メルボルン市内のあちこちに置かれている公共の貸し自転車メルボルン・バイク・シェア(Melbourne Bike Share)を利用してみてはいかがでしょうか?とはいっても、人や車の多い市内中心部で自転車に乗るのは勇気がいりますよね。そこで、初心者でも安心して走れるセント キルダのサイクリングルートをご提案します。

ポートメルボルンからセントキルダまで海を見ながらサイクリング

  1. 109番のトラムに乗り、終点のポートメルボルンまで行きます。所要時間:市内中心から20分程度。
    無料トラムゾーンではないので、乗車前に駅かセブンイレブンで、マイキーマネー(myki money)というプリペイド乗車カードを購入する必要があります。トラムの中では、運賃を現金で支払えません。
  2. ポートメルボルンの自転車置き場で自転車を借り、そこからビーチ沿いの自転車専用道路を走ります。
  3. セントキルダまでは約5km。途中にはキオスクやカフェ、公衆トイレもあります。
  4. セントキルダに到着したら自転車を返却します。
  5. 優雅な海辺の街、セントキルダで散策やショッピングを楽しんだ後、トラムで市内に戻ります。

このコースには遊歩道もありますので、ウォーキングでも楽しめます。

201503_beach_3-15
Photo by: androoouk

貸し自転車利用の注意

  • ヘルメットを着用すること。
  • Spotcycleアプリで、使用可能台数や駐輪スペースの空き状況を確認すると便利。
  • 1日レンタルのプランで2時間借りた場合17ドル。以降30分ごとに10ドル加算。
  • 利用料金はVISAかMasterのクレジットカード払い。現金は不可。

オーストラリアでは自転車に乗る場合、ヘルメットの着用が法律で義務づけられています。各自転車にヘルメットが備え付けられていますが、サザンクロス駅のヘルメット自動販売機、または市内のセブンイレブンで5ドルのマイヘルメットを購入することもできます。

自転車は、空いているドック(駐輪スペース)のある自転車置き場に返却します。ドックに正しく返却しないとクレジットカードに料金がチャージされてしまうのでご注意ください。自転車置き場の場所や貸し出し状況がリアルタイムに分かるSpotcycleアプリ(iOS、Android対応)が便利です。

「Melbourne Bike Share」は短時間の利用を想定しているため、利用時間が2時間を越えるとかなり割高になります。一方、30分までなら2.90ドル、1時間までなら4.90ドルで利用できます。詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。

メルボルン・バイク・シェア(Melbourne Bike Share)
オフィシャルサイト(英語):http://www.melbournebikeshare.com.au/

Spotcycleアプリ 
オフィシャルサイト(英語):https://www.spotcycle.net/

大人が楽しめる街メルボルン

メルボルンの街並みには、新しい土地でイギリスの伝統を大切に守ってきた街の歴史が感じられます。街中にある古い建物のドアやタイル、天井など、細かいところにみられる気の利いた細工や可愛らしいモチーフが、大人の女子旅をさらに盛り上げるでしょう。そして郊外に出れば、波の穏やかな海辺でゴージャスなライフスタイルを送る人々の姿を目にすることができます。流行にとらわれず、大人の楽しめる場所がたくさんあるのがメルボルンのよいところです。

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