投稿者 : 悠乃 今井、投稿日 2018 年 3月23日

旅する乙女必見!ロサンゼルス在住フードライター厳選の女子におススメのレストラン

ロサンゼルスに引っ越してきて早5年。今まで色んなレストランに足を運び、ロサンゼルスならではのユニークなお料理を食してきました。

この5年間、新しいレストランやカフェが続々とオープンする中、競争の激しいロサンゼルスの外食業界で生き残れずに、お気に入りのお店とお別れを告げたこともありました。

正直なところ、星の数ほどあるロサンゼルスのレストランの中から、味、値段、雰囲気など全て合格する優等店を見つけ出すのは一苦労。皆さんもきっと友人の紹介やレビューサイトを参考にしながら「いいお店」を見つけ出しているのだと思います。

今回は、ロサンゼルス在住のフードライターが自信を持って紹介する厳選レストランを特集します。その中でも、女子旅や女友達とのランチに向く、旅する女子たちに特におススメのお店をリストアップしました。

ちょっとドライブする価値あり!:「ロスト アット シー」in パサデナ

ロスト アット シー in パサデナ
写真提供:White Oak Communications

まずご紹介するのは、ロサンゼルス東部・パサデナにあるシーフードレストラン「ロスト アット シー」。

食材の新鮮さ、料理のプレゼンテーション、薄すぎず濃すぎず素材の味を生かした味付け、ムードやサービス…どれも100点満点です!今まで数えきれないほどのレストランを訪れてきましたが、「ロスト アット シー」はロサンゼルスで5本の指に入るおすすめのお店です。

同店のこだわりは、思わずカメラやスマートフォンを構えたくなるような綺麗に盛り付けられたお料理の数々。

シェフ一押しは、ウニとイクラがジュエリーボックスの中の宝石のように見事に盛り付けられた「カリフラワーパンナコッタ(23ドル)」。シトラスバターの香りと濃厚でクリーミーな舌ざわりが特徴。一口ずつゆっくりと味わいたい一品。

カリフラワーパンナコッタ

ゴロっとしたエビとトマティロ、キュウリやトマトがミックスされた「エビのセビーチェ(14ドル)」は、ライムのほどよい酸味が効いたさっぱりとしたアペタイザー。

エビのセビーチェ

ゴマの風味とカキとナツメヤシの甘さが印象的な「タコのグリルモーレソース添え(17ドル)」。絶妙な焼き具合で、スッとナイフが入る柔らかさ。

タコのグリルモーレソース添え

メイン料理で特におススメなのは「カニとアスパラガスのニョッキ(24ドル)」。少し甘みのあるハーブが生きたソースは絶品です。至ってシンプルなレシピなのに、一口食べたら手が止まりません。

メバルやカサゴの一種の白身魚(季節によって魚の種類は変わることがありません)を身がほっくほくの丁度良い加減にグリルした「白身魚のグリル タラゴンソース添え(29ドル)」。サイド野菜のケール、レッドポテト、バターナッツ・スカッシュとタラゴンソースの相性抜群です。

「ポット・ド・クレーム(8ドル)」は、甘党の方におすすめのデザート。メキシコのキャラメルソースのような「カヘタ」とバタースコッチの濃厚な味が口いっぱいに広がります。

ポット・ド・クレーム バターミルク パンナコッタ

ピスタチオとイチジク、唐辛子がアクセントの「バターミルク パンナコッタ(9ドル)」は、なめらかなプリンのような舌ざわりのさっぱりとしたデザート。

ゲストのペースに合わせて料理を出してくれるので、慌てずゆっくりとおしゃべりをしながら食事ができるスポットです。

ロスト アット シー(Lost at Sea)
住所:57 Holly Street, Pasadena, CA 91103
公式サイト(英語):www.lostatseapas.com
電話番号:(626) 385-7644
営業時間:11:30-14:00 (火―金)、17:30-22:00(火―日)
定休日:月曜日

ヘルシーでもお腹いっぱい!ビーガン&オーガニック料理:「サンカフェ」in スタジオシティ

サンカフェ in スタジオシティ

味気ないサラダだけがベジタリアンやビーガンの食事ではありません!「サンカフェ」では、ヘルシーでもお腹いっぱいになる風味豊かな料理を取り揃えています。メニューは全てビーガンで、オーガニック食材のみを使用しています。

サンカフェ 店内

ソースやベジタリアンミート、チーズやバターもすべて手作り。グルテンフリーメニューも多数用意しており、店内は健康志向のロサンゼルスの若者の姿が目立ちます。

人気メニューはメキシコ料理からインスピレーションを受けた「レタスリーフタコス(12ドル)」や「スーパーサン ナチョス(15ドル)」。

レタスリーフタコス

ヒマワリの種と多種類のスパイスを元に作られたベジタリアンミートの「チョリソ」、カシューナッツを使用した自家製のサワークリームもどきと、ヒマワリの種と赤ピーマンがベースのソースが絶妙にからみます。

ナチョス

写真のナチョスは取材用のサンプルサイズですが、通常はアペタイザーなのに一人ではとても食べきれないほどの量が出されます。

その他には、「テンペバーガー(15ドル)」や「マカロニ&チーズ(16ドル)」など、通常お肉やチーズなどの乳製品を使う代表的なアメリカ料理が人気です。

カリフラワーステーキ

こちらの「カリフラワーステーキ(20ドル)」はずっしりとしたボリュームがあり、シェアするのによさそうです。カリフラワーとアスパラガスは、噛み応えが残るちょうどいい加減にグリルされていて、それぞれ食べた瞬間にフレーバーが口いっぱいに広がります。

オーガニックシェーク

オーガニックシェークやジュースもお店の看板メニュー。

ヘルスコンシャスなロサンゼルスローカルから大人気の野菜・ケールをふんだんに使った「スイートケールシェーク(10ドル)」や、カカオチョコレートの風味が特徴の「コーヒーナツメヤシシェーク(10ドル)」など、高さ約20cmほどのグラスになみなみと入れてサーブされます。これだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。

コーヒーナツメヤシシェーク

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドから車で5分ほどのところにあるため、映画俳優やハリウッドのセレブもよくお店に出没します。マイリ―・サイラスやミラ・クニスは常連客だそうですよ。

サンカフェ(SunCafe)
住所:10820 Ventura Blvd, Studio City, CA 91604
公式サイト(英語):http://www.suncafe.com/
電話番号:(818) 927-4100
営業時間:11:00-21:00(月―木)、11:00-22:00(金)、10:00-22:00(土)、10:00-21:00(日)
*土曜日と日曜日の15:30-16:00はディナーサービスの準備のためお休み
*駐車場あり

まるでパリのオープンカフェ「リトル ネクスト ドア」in ビバリーグローブ

リトル ネクスト ドアin ビバリーグローブ

パリを訪れたことがある方ならば、「パリのカフェ」と聞くと「テラス席を備えたオープンカフェ」を想像されることでしょう。「リトル ネクストドア」は、パリでお目にかかれそうなオープンテラス席を備えたカジュアルでクラシックなフレンチカフェ。

リトル ネクスト ドア 店内

ワインボトルが所狭しとディスプレイされたブルーが基調の店内は、お洒落で気さくな雰囲気。

メニューは、とろーりチーズがとろける「フレンチオニオンスープ(14ドル)」や「グリルステーキ フリット(28ドル)」など、代表的なフランスのコンフォートフードが中心です。

フレンチオニオンスープ

グリルステーキ フリット

少し濃いめの味付けの「ガーリックシュリンプ(16ドル)」は、ワインによく合います。

ガーリックシュリンプ

「カネロニのオーブン焼き(22ドル)」は、カネロニパスタにキヌア、ケール、ポルチーニマッシュルームを詰めて、特製トマトペストソースをかけ、パルミジャーノ・レッジャーノチーズをまぶしてオーブンで焼いた、ひと手間かけた一品。

カネロニのオーブン焼き

ベーカリーを併設しており、ケーキやペイストリーはテイクアウトが可能です。

ベーカリー ケーキ

ガラスのショーケースには、マカロンやエクレア、クレームブリュレなどのフレンチデザートやクロワッサンなどのペイストリーがずらりと並んでいます。

クリーミーでほどよい甘さの「ココナッツチーズケーキ(8ドル)」がイチオシです。

リトル ネクスト ドア(Little Next Door)
住所:8142 W 3rd St, Los Angeles, CA 90048
公式サイト(英語):http://littlenextdoor.com/
電話番号:(323) 951-1010
営業時間:11:30-22:00(火―木)、11:30-23:00(金)、9:00-23:00(土)、9:00-22:00(日)
定休日:月曜日
バレーパーキングあり

シーフードxアジア料理のフュージョンならココ!「ローレルポイント」in スタジオシティ

ローレルポイントin スタジオシティ

「ローレルポイント」は、カジュアルでありながら上品なシーフード&アジア料理のフュージョンレストラン。落ち着いた大人向けの雰囲気があり、セレブも御用達のお店です。

舟をイメージした、ブルーがアクセントのウッディで落ち着きのある店内。バーカウンターもあり、ハッピーアワーも随時開催中。

ローレルポイント店内

ランチはオイスター、シーフードが主役のサンドイッチやサラダの他、寿司ロール、「韓国風クリスピーチキンサンドイッチ(13ドル)」や「タイフィッシュタコス(13ドル)」など、多彩なアジア料理とのフュージョンメニューを用意しています。

韓国風クリスピーチキンサンドイッチ タイフィッシュタコス

マンゴーとココナッツ入りのトロピカルな「旬の白身魚のセビーチェ(13ドル)」。ライムやトマトの酸味とチリセラーノの辛さが少し甘めのタロイモチップスとよく合います。

旬の白身魚のセビーチェ

カニのほぐし身を贅沢にテニスボールのように丸めた「ジャンボ クラブケーキ(17ドル)」。甘いカニの身はシトラス マスタードソースとベストマッチ。

ジャンボ クラブケーキ アヒマグロのポキ

「アヒマグロのポキ(15ドル)」には、白いご飯の代わりにキムチライスを使用しています。

お店の人気メニューのひとつがこちらの「ロブスターロール(28ドル)」。マヨネーズではなく、溶かしバターにロブスターあえているのが特徴。

ロブスターロール

ディナータイムには、「フィレ・ミニョンステーキ(39ドル)」や「ショートリブの煮込み(26ドル)」などの肉料理も登場する他、「フィッシュアンドチップス(17ドル)」や「リングイネ・クラムソース(18ドル)」などほっこりするシーフードメニューを用意しています。

デザートには名物の「8層ココナッツケーキ」はいかがでしょうか。

8層ココナッツケーキ

パッションフルーツのクーリソースの酸っぱさが絶妙なモンスターサイズのケーキは、数人でシェアするのによさそうです。

ローレルポイント(Laurel Point)
住所:12050 Ventura Blvd, Studio City, CA 91604
公式サイト(英語):https://www.thepointseafood.com/
電話番号:(818) 769-6336
営業時間:11:30-22:00(月―木)、11:30-23:00(金)、11:00-23:00(土)、11:00-22:00(日)
*無料駐車場完備(要バリデーション)

世界初!クロナッツの生みの親ドミニク・アンセル氏のレストラン「189 by ドミニク・アンセル」in フェアファックス

189 by ドミニク・アンセル
写真提供:Jakob Layman

2011年、ニューヨークで大ブームを巻き起こした、クロワッサンとドーナツを合体させたペイストリー、「クロナッツ(Cronut®)」。この生みの親であるシェフ ドミニク・アンセル氏の世界初となるレストランが、2017年11月にロサンゼルスにオープンしました。

「189 by ドミニク・アンセル」は、ロサンゼルスで最も人気の屋外ショッピングモール「ザ・グローブ(The Grove)」内にあり、1階はベーカリー、2階はレストランになっています。

屋外ショッピングモール「ザ・グローブ(The Grove)」
写真提供:ザ・グローブ

テラス席を含めて約150席を備える、カリフォルニアらしいヒップでスタイリッシュな空間。

189 by ドミニク・アンセル 店内

店名の「189」というこの三桁の数字には特別な思い入れがあります。オープン当初は従業員たった4人だけだったニューヨークのベーカリー本店の住所が「189 スプリング ストリート」であること、更に、同レストランが入店する「ザ・グローブ」の住所も偶然「189 ザ・グローブ ドライブ」だったことから、何かのご縁だとアンセル氏が感じて命名しました。

「クラムチャウダー(18ドル)」や「ドングリスカッシュのニョッキ(18ドル)」など、アメリカ料理にモダンなアレンジを加えたメニューを揃えています。

クラムチャウダー 写真提供:Jakob Layman

「カリフォルニアロール(7.25ドル)」のような遊び心に溢れるデザート、ザクロのレッドが鮮やかな「ルビータルト(8ドル)や「アボカドトースト アイスクリームサンドイッチ(8.50ドル)」を含むメニューの3割以上は、ロサンゼルス店舗用に特別に考案されたものです。


写真提供:Dominique Ansel Bakery Los Angeles


写真提供:Jakob Layman

西海岸初の店舗である1階のベーカリーでは、看板メニューの「クロナッツ(6ドル)」や「DKA(5.50ドル)」の他に、ロサンゼルスの店舗限定のアイテムも用意。

1階のベーカリー
写真提供:Jakob Layman

ベーカリーのラインアップは6~8週間ごとにローテーションするので、何度訪れてもあきません。

ニューヨークにある「ドミニク・アンセル・ベーカリー(Dominique Ansel Bakery)」の本店について詳しく知りたい方は、関連記事「ニューヨークで看板メニュー一筋 クロナッツ、ハンバーガー、ロブスターを食べつくそう!」を参照ください。

189 by ドミニク・アンセル(189 by Dominique Ansel)
住所:189 The Grove Dr, Los Angeles, CA 90036
公式サイト(英語):https://dominiqueansella.com/the-restaurant/
電話番号:(323) 602-0096
営業時間:17:00-22:00(月―木)、17:00-23:00(金)、11:00-15:00 & 17:30-23:00(土)、11:00-15:00 & 17:30-22:00(日)

本当は教えたくない(笑)…ロス在住フードライター行きつけのお店はココ!

フロントヤード(The Front Yard)

ちなみに、ロサンゼルス在住5年のフードライターの私が一番お気に入りのレストランは、以前「ニューアメリカン&カリフォルニア料理」を提供するブランチスポットの記事でご紹介した、「フロントヤード(The Front Yard)」。今でも月に2度ほどお邪魔しています。

雰囲気、サービス、お料理共に非の打ちどころがありません。カリフォルニアのレストランらしいスタイリッシュなパティオ席を多数備えていて、天気のいい日にはピクニック気分で食事が楽しめます。

「チョップショップサラダ(14ドル)」、「バタースコッチ プリン(5ドル)」と「オリジナルハンバーガー(16ドル)」(に付いてくるポテトも!)は格別です。スタジオシティ周辺にお越しの方は、ぜひ足を運んでみてください。

「フロントヤード」について詳しく知りたい方は、関連記事「ロサンゼルスのブランチスポット:ニューアメリカン&カリフォルニア料理編」を参照ください。

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