掘り出し物が見つかるかも!? ソウルの広蔵市場で韓国土産ハンティング
ソウル観光の必訪スポットといえば、昔ながらの伝統市場「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」。こちらはピンデトク(緑豆のチヂミ)やポリパプ(野菜をトッピングする麦ごはん)、麻薬キムパプなどが屋台で食べられるグルメストリートが有名です。
もちろん場内にはグルメだけでなく、もともと反物や韓服(韓国の伝統衣装)の問屋市場から始まった伝統市場だけに、いろいろな商店が集まっています。
今回は韓国土産を探すのにぴったりな、おすすめ店をピックアップしてみました。
バラマキ土産に最適な韓国の民芸品
せっかく韓国に来たのだから韓国らしいお土産を買いたい、という方におすすめなのが、伝統手工芸品がたくさん揃っている広場民芸(店番号1階221号)です。
お土産に人気なのはチュモニ(3000ウォン~)と呼ばれる巾着型のポーチや
チョガッポ(5000ウォン~)と呼ばれる韓国の伝統パッチワークなど。
全体的に価格がとってもリーズナブルなのも魅力のひとつ。例えば下の写真、左上に写っているコースターは1500ウォンです。これならいくつも買って配ってもいいですね。
なぜ広蔵市場が安いかというと、冒頭でも触れたようにもともと布問屋から始まった市場なので、布を使った商品が今でもほぼ卸値価格で販売されているからなんです。
広蔵市場ウォッチを始めて15年以上になりますが、全体的に急激な値上がりがなく今でも良心的な価格を頑張って維持してくれていると感じます。似たような商品を仁寺洞や南大門市場で買うともっと高くなってしまうので、韓雑貨系は広蔵市場で購入するのがおすすめです。
シンプルなファブリックもお得に買える
韓雑貨と同じ理由で、綿やリネンなどのファブリック用品も手の届きやすい価格帯が魅力です。ウリム社(店番号1階192号)で見つけたのは刺し子が施された綿(4万ウォン)やリネン(8万ウォン)のベットカバー(どちらもクイーンサイズ)。丈夫なので洗濯機でジャバジャバ洗えるのが便利。
お店の方に売れ筋を聞くと、綿の刺し子のスリッパ(1万ウォン)も人気があるそう。こちらもベットカバーと同じく洗濯機で丸洗いOKです。
ほかにも刺し子のカバンやエコバッグなど小物系も充実(ともに1万ウォン〜)。
ベッドカバーやカバンはサイズに合わせたセミオーダーも可能なので、ぜひオリジナルの逸品を作ってみてください。
メイドイン韓国の食器が買える
韓国ならではの食器をお求めなら、絶対に立ち寄って欲しいのが韓国器物商社(店番号1階66号)。スッカラ(韓国式スプーン)やマッコリ用のやかん、ステンレス製のタッパーなど、韓国の食卓に日常的に並ぶ食器が揃います。こちらの商品は全て韓国製なので安心して購入できるのも魅力です。
一番人気は韓国の箸とスプーンのセット、スジョ(下の画像中央5000ウォン)。ステンレス製のスッカラとチョッカラ(各1000ウォン)も同じく人気です。
日本でもおなじみの辛ラーメンは専用の鍋(4000ウォン)で作ると美味しさもさらにアップ!
お酒好きにはマッコリ用のやかん(6000ウォン〜)とマッコリ杯(1000ウォン)がおすすめです。
韓国料理店で必ず出てくるごはん用の器(2000ウォン〜)もありました。
最近は安価な食器も出回っていますが、粗悪品は色が変色したり取っ手が壊れたりすることもあるので、ぜひ頑丈な韓国製を購入してください。
おしゃれな若者が集まる古着市場もチェック
広蔵市場の2階は知る人ぞ知る韓国最大の古着市場です。米軍の払い下げ品などを販売していたのが始まりですが、今では日本やアメリカ、ヨーロッパから品物を仕入れているそう。
品揃えの豊富さと値段の安さ、そしてときに高価なビンテージ品が眠っているということもあり、韓国の芸能人やスタイリストまでもこちらに足を運んで買いもの楽しむのだとか。
近年、1点もののレアアイテムを探しに日本をはじめ海外からもバイヤーが訪れ、いわば逆輸入現象が起こっています。ソウルには伝統市場が何ヶ所かありますが、ファッショナブルなソウルっ子が集まるのは広蔵市場だけ。最近はトレンチコートが流行しているので、バーバリーやラルフローレンなどの人気ブランドのアイテムも見つかります。
広蔵市場のおすすめグルメはユッケビビンパプ
広蔵市場は屋台グルメが有名ですが、個人的におすすめしたいのは路地裏にあるユッケ専門店。専門店が軒を連ねるユッケストリートのなかでも、有名店はミシュランガイドのビブグルマンに紹介されています。
老舗のユッケチャメ家のユッケトッパプ(7000ウォン)は、新鮮なユッケと刻んだキュウリ、エゴマの葉がトッピングされたもので、自家製コチュジャンとしっかり混ぜていただきます。
新鮮なユッケは噛みごたえがあり、噛めば噛むほど肉のうま味が染み出します。コチュジャンの甘味、エゴマの葉の爽やかな風味、きゅうりの食感などが混ざり合い独特のおいしさが口いっぱいに広がります。
お昼どきは行列ができるほどの人気店。ほかにもイイダコとユッケのセットなど、韓国でしか食べられないメニューもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
ユッケチャメ家
住所:ソウル市鍾路区鍾路4街177
電話:02-2274-8344
ほかにも韓服や乾物などいろいろなお店があるので、市場を探検しながら自分だけのお気に入りのお店を見つけてみてください。また市場内の商店はほとんどが日曜が休みなので、旅行の際はその点だけ気をつけてください。グルメストリートやユッケ店は休日でも営業しています。
広蔵市場
住所:ソウル市鍾路区昌慶宮路88
電話:02-2269-8855
時間:一般商店9時〜18時、グルメストリート10時〜23時(店舗によって異なる)
休日:日曜、旧正月、旧盆(グルメストリートは日曜も営業している店が多い)
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