投稿者 : 桃子 西園、投稿日 2015 年 11月9日

入場無料!ロンドンで訪れるべき美術館・博物館3選

ロンドンを観光するなら、世界各国の貴重な品々が集まる美術館や博物館巡りは絶対に外せません。「ロンドンではどのミュージアムに行っても損はない」といわれるほど、その広さと見所ある収蔵品の数は世界の中でもトップクラス。しかも、ロンドンのミュージアムは、ほとんどがなんと入場無料なのです!

なかでも、ロンドン3大ミュージアムである大英博物館(ブリティッシュ・ミュージアム)、ナショナル・ギャラリー、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムはおすすめの観光スポット。美術館、博物館巡りが好きな方、またはそうでない人にも必見、ロンドン3大ミュージアムの見所と魅力を徹底レポートします!

大英博物館(ブリティッシュ・ミュージアム)

大英博物館

大英博物館(ブリティッシュ・ミュージアム)は、ロンドンで最も見ごたえのある博物館。世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品や書籍など約800万点が収蔵されています。エジプト、中東、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアなど、世界中から集められた貴重な収蔵品は必見です。見所の多い大英博物館、一日かけても回りきれないほど大きな博物館なので、前もって見所をチェックしておきましょう。

謎の石柱ロゼッタ・ストーンを解読せよ!

大英博物館は、古代エジプト美術のコレクションが世界で最も多く見られる博物館です。古代エジプト文字(ヒエログリフ、デモティック)とギリシア文字で書かれた本物のロゼッタ・ストーンは、見る価値ありです!お土産コーナーでは小さなロゼッタ・ストーンのレプリカが購入できます。

ミイラの部屋へ行ってみよう!

大英博物館のエジプト部門は、まだまだ魅力がいっぱいあります。本物のミイラが何体も展示された部屋は、とくにおすすめ。何千年も前の本物の人体の他、猫や魚のミイラまでも見られます。ピラミッドやスフィンクスの謎に興味がある人必見です。

クリスタルスカルは絶対見るべき!

謎のクリスタルスカル(水晶ドクロ)は、ここ大英博物館で最も人気のある収蔵品。マヤ、アステカ文明、インカ帝国の貴重品です。現在の科学技術の水準さえも上回るできや、その使用目的は未だかつて謎のまま。ミステリアスな収蔵品を目の前に息を飲むこと間違いありません。

イースター島のモアイ像がこんなところに!

大英博物館1階奥の部屋に行けば、本物のイースター島のモアイ像が見られます。一体どうやってロンドンまで運んで来たのかを考えさせられるほど、本物のモアイ像は超巨大。モアイ像の見られるオセアニア、アメリカ、アフリカ部門では、他では中々見ることができない珍しい収蔵品が多く見ることができ、クリスタルスカルもこの部門にあります。

大英博物館(ブリティッシュ・ミュージアム British Museum)
住所:Great Russell St, London WC1B 3DG
営業時間:10:00〜17:30(金曜日は20:30まで)※展示室による

ナショナル・ギャラリー

ナショナル・ギャラリー

ナショナル・ギャラリー(National Gallery)は、トラファルガー広場にある巨大な美術館。14世紀から20世紀の有名な絵画が観覧できます。一風変わった北ヨーロッパのフレミッシュアートから、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどイタリアのルネッサンス絵画、印象派・後期印象派のピカソやゴッホ、20世紀を代表する画家モネの作品など、多くの美術品が収められています。

ファン・ゴッホの「ひまわり」

20世紀を代表する印象派の画家ファン・ゴッホ。美術に興味がなくても、ゴッホの「ひまわり」のイメージだけは見たことがある、という人は多いのではないでしょうか。ナショナル・ギャラリーでは本物のゴッホの作品が間近で見られ、写真撮影も許可されています。

ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻像」

ヤン・ファン・エイクは15世紀の北ヨーロッパで最も重要な画家の一人、神の手を持つ男とも呼ばれています。「アルノルフィーニ夫妻像」は不思議な帽子をかぶった男性とその婚約者、愛犬がミステリアスに描かれた作品。画家自身が中央の鏡に描かれている非常に珍しい絵画です。

ハンス・ホルバインの「大使たち」

ハンス・ホルバインはルネッサンス期ドイツの画家。絵画「大使たち」は、2人の男性とその手前に描かれた歪んだ頭蓋骨が見所です。ナショナル・ギャラリーを代表する作品でもあります。

ナショナル・ギャラリーは、大英博物館ほど大きくはありませんが、時間に余裕のある方は、じっくり時間をかけ全ての展示品を見て回ることをおすすめします。入場後も美術館からの出入りは自由です。休憩がてら目の前のトラファルガー広場でランチを食べるのもよいですね。

ナショナル・ギャラリーは売店のお土産コーナーも見所のひとつ。気に入った絵のポストカードや、絵がプリントされたハンカチなど、美術品が好きな人へのお土産はここで買うと喜ばれます。

ナショナル・ギャラリー(National Gallery)
住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN
営業時間:10:00〜18:00(金曜日は21:00まで)

ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム

ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム

ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム(Victoria and Albert Museum)は、ロンドンの高級住宅街、サウスケンジントンにある巨大ミュージアム。通称V&A。芸術とデザインを専門分野とし、多くのアンティーク品やデザイン品が収蔵されています。上品で豪華な装飾品のなかには、5000年以上の歴史を持つものも。

最も人気の展示室は「ファッション」

1600年から1800年における生地のコレクションは世界最大級。映画で見るような昔のヨーロッパのコスチュームの他、ヴィヴィアン・ウェストウッド、オジー・クラーク、アレキサンダー・マックイーンなどの有名デザイナーの作品まで、この展示室で見られます。

ローマ帝国からの収蔵品「トラヤヌスの柱」がすごい

ここで展示されているものは、トラヤヌスの柱を半分に切ったレプリカです。レプリカと言ってもその質はものすごく、柱の半分だけなのにかなりデカイ!ローマ帝国の繁栄をまさに象徴するようです。

日本の武家文化がここにある!

V&Aではアジアの芸術品も豊富に見られます。とくに、日本の武士の甲冑はかなり上質で、日本人から見ても圧倒される迫力があります。

魅惑的な光が差し込む「ステンドグラス」の展示室

古代から現代までのステンドグラスが見られる展示室です。自然光を利用して展示させられているので、この展示室の通路は非常にキレイです。

V&Aでは、その他インドの工芸品やイスラム文化の芸術品、世界各国の武器やおもちゃ、テディベアなど、ユニークで他では中々見られないアンティーク品が数々収められています。無料でここまでの数の貴重品が見られるのは、まさにロンドンだけです!

ヴィクトリア・アンド・アルバート(Victoria and Albert Museum)
住所:Cromwell Rd, London SW7 2RL
営業時間:10:00〜17:45(金曜日は22:00まで)

以上のミュージアムはロンドンでとくに見所が多い、入場無料の美術館、博物館です。ロンドンを観光するなら、ぜひ訪れてみたい観光スポットだといえます。

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