寒空のパリ観光は、あったかスープを飲んで、しっかり充電!
パリの伝統的なスープといえば、「絶対食べたい!パリで食べられるフランスの名物料理」にてご紹介した、”オニオングラタンスープ”が代表的ですが、パリでは最近の健康志向に伴い、BIO(オーガニック)食材のスープなども流行しています。パリ市11区にある「ル・バー・ア・スープ(Le Bar à Soupes)」は流行の筆頭スープ専門店。寒い冬のパリ旅行の際にも、あったかスープをテイクアウトすれば、ひと安心。また、パリのスーパーにずらり並ぶスープも、レトルトといっても侮るなかれ。軽くてお土産向きの粉タイプのスープも併せてご紹介します。
パリのスーパーで買える、本格スープ
パリのスーパーには、バラエティに富んだブランドの粉末・液体スープが並んでいます。日本でも超有名、パリのスーパーでもおなじみの「クノール(Knorr)」は、ドイツ発祥のブランド。オニオンスープ、パンプキンスープなど、レストランで出されるような濃厚で本格的な味わいのスープは、粉末タイプなので、お土産にも軽くて便利です。
パッケージの裏側には、作り方が書いてあります(フランス語のみ)。ほとんどの粉スープが1Lほどのお水に溶かして、約5分温めるとできる簡単使用。手軽に家庭で作れるものばかりです。
粉末より持ち運びやすさは劣りますが、液体タイプでおすすめなのが「クノール(Knorr)」のグルメ(Gormets)シリーズ。”オマール海老と手長海老のスープ”は、スープに海老の魚介の味が染み込んでいて、一流レストランにいる気分にさせてくれるおいしさ。残りをパンにつけて食べるのも至福の時です。「クノール(Knorr)」のグルメ(Gormets)シリーズには、他に”ホタテとオゼイユ”、”セップ茸(ポルチーニ)のトリュフオイル風味”など名前だけでもおいしそうな予感のものが。それぞれ、おもてなし料理として出しても十分に通用する味わいです。どのスープも大変濃厚なので、お水や牛乳で伸ばしてスープのみで食したり、パスタやリゾットのソースとしても利用したりすることもできます。
パリでのBIO(オーガニック)ブームに合わせて販売された、「クノール(Knorr)」のBIO(オーガニック)シリーズ。人気の”なめらか野菜のポタージュ”は、着色料やうまみ調味料をつかっていない、優しい味わいです。
「ロイコ(Royco)」もまた、パリ定番のスープブランドです。トマト、野菜ミックス、ズッキーニ、玉ねぎなど、野菜スープの種類もさまざま。クルトン入りのスープ、”エキストラ・クルトン(Extra Craquants)”シリーズが特に人気で、クルトンなしのタイプより、スープ自体の味が濃厚で、お湯にも溶けやすく使いやすいようです。こちらも、1ユーロ台とは思えない本格派です。
こちらは、スイス発のブイヨンで有名な「マギー(maggi)」のスープ。他のブランド同様、野菜スープのバリエーションももちろんありますが、太めのスパゲッティ(Vermicelli)入りのお腹にしっかりたまるスープの種類がとても豊富です。
パリ市内で多店舗展開しちえるスーパー「カルフール(Carrefour)」も、グルメシリーズとして、スープを販売しています。きのこ、野菜ミックス、ポテトなど、野菜メインの優しいスープが中心です。1ユーロ代からと大変お安めですが、パッケージもシンプルできれいなので、十分お土産にもなりそうです。
重量が増すので、あまりお土産向きではありませんが、缶入りスープのバラエティも豊か。滞在ホテルにレンジもしくはキッチンがあれば、パリのスーパーには、ずらりと並ぶさまざまなブランドの紙パック・缶のスープを飲み比べてみてください。
パリのBIO(オーガニック)スープブームを牽引する、スープ専門店でスープを楽しむ
真っ黄色の外観にスープボールのロゴが可愛らしい、こじんまりとした佇まいのスープ専門店「ル・バー・ア・スープ(Le Bar à Soupes)」は、健康志向の強いパリっ子のBIO(オーガニック)スープのはしりのお店。日替わりの6種類のスープとパンがセットで約6.9ユーロとは、パリのランチにしてはお得な価格。お昼はテイクアウトもできるため、平日ランチ時は、行列ができる人気店です。
スープの見た目はいたってシンプルですが、どれも実は具だくさん。BIO(オーガニック)中心の野菜がたっぷり入っており、お腹にもずっしりしっかりたまります。スープの味わいも、ほうれん草と辛口ソーセージ、人参とコリアンダーなどと幅広く、サイズも250 ml / 350 ml / 500 mlから選べます(テイクアウト時のみ)。付け合わせのパンも、黒いセサミ、ナチュラル、ゴマ付きから、その日の気分でたくさんのチョイスができます。
ショーケースに並ぶサラダやデザートもおいしそう。350 mlのスープにパン、サラダかデザート付きで9.4ユーロ。カフェかワイン1杯を加えて、13ユーロのセットにもできます。寒い冬の日はもちろん、夏の肌寒い日にも、パリのBIOスープ最先端を味わってみるのは、1日中観光で歩き回って疲れた体を心地良く癒してくれそうです。
■ル・バー・ア・スープ(Le Bar à Soupes)
公式ホームページ(フランス語):http://www.lebarasoupes.com/
最寄り駅:メトロ8番線のルドリュ=ロラン駅(Ledru-Rollin)駅から徒歩3分
営業時間:月〜土曜日12:00〜15:00、18:30〜22:30(週末は〜23:00)
定休日:日曜日
住所:33 rue de Charonne – 75011 Paris
パリのスーパーには、本格派フレンチのスープから、タイ料理のスープなどのアジアンテイストのレトルトスープまで、数えきれない程の種類のスープがあります。しかし、驚くほどの展開の幅なのにもかかわらず、なぜか日本で一般的である、コーンスープを見かけません。パリで見かけない理由としては、コーンは家畜のえさだから…とか、甘いから食事に向かない…などの説もあるようですが、コーンの缶詰めはスーパーで普通にお見かけするので、それも少し不思議です。スープひとつに注目しても、日本との文化の違いを感じます。
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