ロサンゼルスの観光はエリア別で決まり!【ダウンタウン周辺】
ロサンゼルスは東西南北に円のように広がる大都市。さらに四六時中、至る所で渋滞が発生するので、観光には少しコツが必要です。限られた旅行時間を有効に使うために、エリア別に観光をするのがおススメです。
ロサンゼルスのエリアは大まかに、ハリウッド&中心部、ビーチ沿い&西側、ダウンタウン、そして北部にあるバレーの4つに分かれます。
今回ご紹介するダウンタウンは、高層ビルが集まるオフィス街を中心に、アートや音楽鑑賞が楽しめるスポットがギュッとつまっています。大人が楽しめるアトラクションが多いので、特にカップルや大人の旅行者にオススメです。
ロサンゼルスの景色を一望!「QUEスカイスペースLA」
ダウンタウンにある「QUEスカイスペースLA」は、カリフォルニアで最も高い位置にあるオープンエアテラスを備えた展望施設。実はロサンゼルスには、高い場所から街が一望できるスポットがあまりないのです。しかし、「QUEスカイスペースLA」からは、ロサンゼルスの景色がグルリと見渡せます。
ダウンタウンのスカイスクレイパーもすぐ下に見下ろせますよ。
また、唯一無二のアトラクション「ガラスの滑り台(別途料金)」でも有名です。
数回滑ったことがありますが、ほんの数秒で滑り降りるので、怖くて景色を見ているヒマはありませんでした。高い所が好きな方は、ぜひトライしてみてください。
関連記事「地上300メートルをガラスの滑り台で降りる!?「スカイスペースLA」体験談」
さらに、「日の出ヨガ」、「ハッピーアワー」、「サイレントディスコ」や「ニューイヤーズ・イヴパーティー」など、さまざまなイベントも随時開催しています。
期間限定のイベントの内容や入場券のご予約は、公式ウェブサイトよりどうぞ。
QUEスカイスペースLA(OUE Skyspace LA)
住所:633 W 5th St #840, Los Angeles, CA 90071
公式サイト(英語):https://oue-skyspace.com/
電話番号:(213) 894-9000
営業時間:10:00-22:00(月-日)
人気の現代美術館「ザ・ブロード」
2015年9月にオープンした現代美術館「ザ・ブロード」。オープン当初は当日券を求める人たちが、毎日美術館の外に長蛇の列を作っていました。あれから4年経った2019年秋でも、ミュージアムの外には当日券を求める人の列ができるほど、旅行者やローカルから人気のミュージアムです。
英語がわからなくても、美術に詳しくなくても大丈夫!日本のアーティスト 草間彌生さんの「インフィニティミラールーム」のような体験型アートのほか、ポップなスタイルやサイズの大きいものなど、どなたでも気軽に楽しめるアートを主に展示しています。
アメリカの美術家 ジェフ・クーンズの『バルーンドッグ』
フロアは2階に分かれていて、1〜2時間で十分見学できます。入場料は無料(特設展示を除く)ですが、当日券は完売することもあるので、事前にネットでチケットを予約するといいでしょう。
ザ・ブロード(The Broad)
住所:221 S Grand Ave, Los Angeles, CA 90012
公式サイト(英語):https://www.thebroad.org/
電話番号:(213) 232-6250
営業時間:11:00-17:00(火、水)、11:00-20:00(木、金)、10:00-20:00(土)、10:00-18:00(日)
定休日:月曜日、サンクスギビング、クリスマス
オーケストラなら「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」
写真提供:ウォルト・ディズニー・コンサートホール
「ザ・ブロード」の通りを挟んで反対側にあるこのシルバーの建物は、「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」。主にオーケストラが行われる、約2千人を収容するヴィンヤード型のコンサートホールです。
写真提供:ウォルト・ディズニー・コンサートホール
季節限定のイベント、著名な指揮者やアーティストが出演するコンサートも開催されますが、やはり見どころは、グスターボ・ドゥダメル氏が音楽監督を務める、ロサンゼルスが本拠地のオーケストラ「ロサンジェルス・フィルハーモニック」のコンサート。
写真提供:ウォルト・ディズニー・コンサートホール
写真提供:ウォルト・ディズニー・コンサートホール
インターミッションをふくめて、公演時間は約2時間ほどです。チケットは平均で200〜250ドルと少しお値段が張りますが、生のオーケストラはパワフルで心動かされるものです。脳まで響き渡る、迫力のある演奏をお楽しみください。
【オーケストラ鑑賞の服装は?】
「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」で開催されるイベントは、特にドレスコードは指定されていませんが、オーケストラ鑑賞の際には普段よりも少しお洒落をするといいでしょう。短パンやビーチサンダルなど、ラフな服装は避けるようにしましょう。ワイシャツなどのビジネスカジュアルが無難です。女性はカクテルドレス、男性の中にはスーツ姿の方もいます。リュックサックのような大きなカバンもNGです(コートチェックに預ける必要があります)。
ウォルト・ディズニー・コンサートホール(Walt Disney Concert Hall)
住所:111 S Grand Ave, Los Angeles, CA 90012
公式サイト(英語):https://www.laphil.com/
ロス1古いパブリックマーケット「グランドセントラルマーケット」
写真提供:Mike Baker
1917年にオープンした「グランドセントラルマーケット」は、ロサンゼルスで最も古い、そして最も規模の大きいパブリックマーケット。
写真提供:Jakob Layman
元々はファーマーズマーケットでしたが、今ではキャンディーショップ、フルーツスタンドやスパイス専門店などのショップ、レストラン、コーヒーショップやバーなどが30店舗以上集結する、グルメ好きの天国のようなスポットになりました。
写真提供:Jakob Layman
レストランの種類は、サンドイッチ、メキシカン、アジア料理、シーフード専門店、手作りパスタ専門店やヴィーガンラーメン屋もあり、カジュアルにランチを済ませるのにピッタリなスポットです。ランチの時間帯や週末は、特に混み合います。
ロサンゼルス内でも珍しいブラータチーズ専門店の「ブラータハウス」。
主にブラータボウルとブラータパニーニを販売しています。
「グリスベジタブルのパニーニ(13ドル)」
カジュアルなフィリピン料理スタンド「サリサリ ストア」では、「オーガニックチキンライスボウル」などのライスボウルが定番メニュー。
「ザ・ブロード」より徒歩9分、車で4分のところにあるので、ぜひ合わせてお立ち寄りください。
グランドセントラルマーケット(Grand Central Market )
住所:317 S Broadway, Los Angeles, CA 90013
公式サイト(英語):https://www.grandcentralmarket.com/
営業時間:8:00-22:00(月-日)
オーガニック食材&グラスフェッドビーフ「H&Hブラジリアンステーキハウス」
写真提供:H&Hブラジリアンステーキハウス& JS2PR
ダウンタウンには、少しアップスケールなレストランが集まります。中でも特にオススメなのが、ハイエンドなブラジル料理店「H&Hブラジリアンステーキハウス」。
お店のこだわりは、オーガニック食材とグラスフェッドビーフで、サラダバーのラインナップにもオーガニック食材を使っています。サラダ各種、フルーツ、フムス、アスパラガスやマッシュルームのグリル、チーズ、オリーブ、サラミや生ハムなどなど、サラダバーだけでお腹が一杯になりそうです。
シュラスコの種類が豊富で、リブアイステーキ、サーロインステーキ、プライムリブ、フィレミニョン、ラムチョップ、ポークリブ、チキンのグリル、ブラジリアンソーセージなどの肉料理を食べ放題で提供します。
香ばしいグリル肉と自家製のチミチュリソースは相性抜群です。
ディナーのお値段は一人59.95ドル。テーブルに回ってくる肉料理やパイナップルのグリルのほか、焼きたてのチーズブレッド、マッシュポテトやポレンタなどの温かいサイド料理も好きなだけ注文できます。
ブラジルの伝統的なカクテル「カイピリーニャ(15ドル)」には、ブラジルのラム、ライムとオーガニックのお砂糖を使用。
食べ放題のレストランですが、時間制限はありません。ちょっと休憩したい時には、このカードを赤色にひっくり返すと、テーブルをスキップしてくれますよ。
デザートにはブラジル風のフラン(9ドル)はいかがでしょうか。
H&Hブラジリアンステーキハウス(H&H Brazilian Steakhouse)
住所:518 W 7th St, Los Angeles, CA 90014
公式サイト(英語):https://www.hhsteakhouse.com/
電話番号:(213) 266-8103
営業時間:11:30-14:00 & 17:00-21:30(月-木)、11:30-14:00 & 17:00-22:00(金)、11:00-22:00(土)、11:00-21:00(日)
図書館風のラウンジ「ライブラリーバー」
写真提供:ライブラリーバー
照明を落としたゆったりとした空間に本が並ぶ「ライブラリーバー」は、図書館をイメージしたラウンジ。読書好きな方はワクワクすることでしょう。本棚に並ぶ本は飾りではなく、実際に読んでもOKです。
写真提供:ライブラリーバー
ウォッカとアペロールに、モモ、ローズウォーターとシャンドンロゼをミックスした「アペロール ファントム(18ドル)」や、ウォッカとブラックベリーがベースの「ブラックベリー アドベンチャー(16ドル)」など、色鮮やかなオリジナルカクテルを提供します。
メニューは「ハンバーガー(12ドル)」、「ガーリックフライ(9ドル)」、「ブラッセルスプラウト(11ドル)」や「チーズプレート(15ドル)」など、クラシックなバーフードが中心です。
同店の名物料理は、揚げたカリフラワーにバッファローソースをあえた「バッファローバイツ(11ドル)」。
写真提供:ライブラリーバー
今ではロサンゼルスのお洒落なバーや、ベジタリアンヴィーガンレストランでよくお目にかかるメニューですが、この「バファローカリフラワー」を、ロサンゼルスで初めて作ったのが、「ライブラリーバー」だったとか!ぜひお試しあれ。
ライブラリーバー(Library Bar)
住所:630 W 6th St suite 116 A, Los Angeles, CA 90017
公式サイト(英語):https://www.librarybarla.com/
電話番号:(213) 614-1900
営業時間:15:00-26:00(月-日)
ハリウッドの音楽業界を肌で感じられる!「グラミーミュージアム」
「グラミーミュージアム」は、音楽好き必見のグラミー賞専門のインタラクティブな博物館。グラミー賞の歴史や歴代の受賞者について学べるほか、実際にアーティストがコンサートやPVで着用した衣装や演奏した楽器を見学したり、録音ブース、映像やタッチスクリーンなどを通して、さまざまな音楽のジャンルに触れることができます。
コスチューム、楽器、手書きの歌詞、コンサートのチケット、バックステージパスなど、ここでしか見られない、オリジナルの展示がたくさんあります。
マイケル・ジャクソンが実際に着用した衣装の数々
テイラー・スウィフト手書きの歌詞
グラミーミュージアムの入場券は、事前に公式ウェブサイト、または当日建物の外にあるボックスオフィスで購入が可能です。入場料は大人15ドル、大学生13ドル、シニア(65歳以上)13ドル、ユースは13ドル(6-17歳)で、5歳未満は無料です。
グラミーミュージアム(Grammy Museum)
住所:800 W Olympic Blvd, Los Angeles, CA 90015
公式サイト(英語):https://www.grammymuseum.org/
電話番号:(213) 765-6800
営業時間:10:30-18:30(日-木)、10:00-20:00(金、土)
定休日:火曜日
ロスNO1の多目的アリーナ「ステイプルズ・センター」
写真提供:Tourism Media
「ステイプルズ・センター」は、メジャーなスポーツイベントやコンサートに利用される多目的アリーナ。国際的に有名なアーティストのコンサートのほかに、プロバスケットボールのチームの「ロサンゼルス・レイカーズ」や、ナショナルホッケーリーグ所属の「ロサンゼル・キングス」の試合も開催されます。
2019年11月に開催された「ロサンゼル・キングス」の試合の様子
写真提供:Tourism Media
「ステイプルズ・センター」に隣接する「「L.A.ライブ」は、レストラン、デザートショップ、スポーツバーやボウリング場などが集まる、複合エンターテインメント コンプレックス。一角には上でご紹介した「グラミーミュージアム」があるほか、中心部の広場では、地元の芸術家やデザイナーの作品を展示するアートショーが開催されたり、有名アーティストのライブをテレビ収録したりする際にも使用されます。ぜひ合わせて立ち寄ってみてください。
ステイプルズ・センター(Staples Center)
住所:1111 S Figueroa St, Los Angeles, CA 90015
公式サイト(英語):https://www.staplescenter.com/
ダウンタウンを遠くに眺めるなら「グリフィス展望台」
ダウンタウンより約14キロ、車で25分ほどのところにある「グリフィス展望台」からは、ダウンタウンを含むロサンゼルスの街とハリウッドサインを見学できます。建物内に科学館やプラネタリウムがあるほか、映画『ラ・ラ・ランド』の撮影ロケ地としても知られ、連日旅行者でにぎわいます。
「グリフィス展望台」から見たダウンタウン
夜になるとライトアップされて、ロサンゼルスで最もロマンチックな場所のひとつとしても有名です。
グリフィス展望台(Griffith Observatory)
住所:2800 E Observatory Rd, Los Angeles, CA 90027
公式サイト(英語):http://www.griffithobservatory.org/
営業時間:12:00-22:00(火-金)、10:00-22:00(土、日)
定休日:月曜日
*有料駐車場あり
ダウンタウンには、大人向けのアトラクションやレストランが集まっているので、同日に数ヵ所訪れることができますよ。関連記事「ロサンゼルスの観光はエリア別で決まり!【ビーチ沿い&ビバリーヒルズ】」と「ロサンゼルスの観光はエリア別で決まり!【ハリウッド&ロス中心部】」とあわせて、観光の計画に活用してくださいね。
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