パリのコスメ最先端。手作りできるビオコスメとは?
パリでは、ライフタイルのオーガニック志向が引き続き高まっており、オーガニック専門の食品店が大流行りです。同じくコスメもオーガニックが人気で、オーガニックの既製品コスメはもちろん、最近ではさらに進化した、オーガニックの素材を使った、自分でつくるコスメも登場しています。今回は、ナチュラル志向のパリっ子も魅了するコスメ店をご紹介します。
ナチュラル志向のパリっ子の御用達「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」
「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」のコスメは、もともとネット通販でしか買えませんでした。サンジェルマンエリアに実店舗ができてからは、いつも大勢の人で賑わっている大人気店です。種類が豊富なオリジナルのオーガニックコスメに加え、なんとオーガニックコスメを自分で作ることもできるのがポイント。店舗内で特に混雑しているのは、アロマ精油のコーナー。「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」のアドバイザーに、相談しながら、お買い物をする人たちをたくさん見かけます。
「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」オリジナルのエッセンシャルオイルは、3.5ユーロから。いろいろな素材や香りのエッセンシャルオイルは、小分けのパックがたくさんあるので、ばらまきお土産にもおすすめです。パリっ子にも人気の“アロエベラ”は、早い時間に売り切れてしまうことが多いので、できれば午前中に来店した方が、全種類から選んで買うことができそうです。
日本でも人気の”アルガンオイル”や、アボガド由来のオイルなど、オーガニックオイルも9.9ユーロから。ヘアケアなど、日常使いとしても、購入しやすいお値段です。
日本ではあまり見慣れない、自宅利用できる“ヘナの髪染め”も。3.5ユーロから買えるので、気軽に一度試してみられる気軽さです。日本では家庭用は珍しいので、“ヘナの髪染め”も、ばらまきお土産として、喜ばれそうです。
エッセンシャルオイル、フローラルウォーターに加え、ファンデーションや口紅なとのコスメ、そしてシャンプーなど、店内に並ぶ商品は、実に1,400点以上。コスメ以外にも、コスメの詰め替え容器や、自分で作ったコスメを入れる容器などもあり、凝りをほぐす健康グッズ(3.5ユーロ)まで揃っています。人気のオリジナルコスメ作りの本まで売っています。
オーガニック商品の説明や、コスメのレシピを調べたい場合は、「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」の公式サイトをチェック。もっと詳しく知りたいなら、コスメの作り方のセミナーやアロマテラピーについて教えてもらえるレッスンにも参加できます。
さらに、ショップ2階にあるスパでは、アドバイスを受けながらオリジナルのコスメを作り、そのオリジナルコスメを使ったエステやマッサージが受けられるサービスが! コスメ好きならもちろん、そうでない方にとっても、楽しく貴重な体験になるでしょう。
■アロマ・ゾーン(Aroma-zone)
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[one_half_last]公式ホームページ(フランス語):http://www.aroma-zone.com/
最寄り駅:メトロ4・10番線のオデオン(Odéon)駅から徒歩1分
営業時間:火〜土曜日10:00〜20:30(20:15以降の来店は不可)
定休日:日・月曜日
住所: 25 Rue de l’École de Médecine, 75006 Paris[/one_half_last]
100%ビオのビスポークスタイルコスメ、「ホイヘンス(HUYGENS)」
カスタムメイドの100%ビオコスメ店「ホイヘンス(HUYGENS)」。本店は、パリのおしゃれなエリア、マレに2013年に誕生しました。人気の所以は、15種類のオリジナルブレンドの香りを選んでその場で調合してもらえる “ビスポークスタイル”。世界でも「ホイヘンス(HUYGENS)」だけの、珍しい経験ができます。
「ホイヘンス(HUYGENS)」のロゴの入った、カラフルなラベル付きのコスメグッズは、可愛いらしくて、いくつか買って並べて置きたくなってしまいます。ローズウォーターは14.9ユーロ、フェイスゴマージュは、19.9ユーロと激安ではありませんが、品質が良く安心して使えるので、納得のお値段です。
小さいステイック状ノリのようなものは、アロマ香水。バッグに入れて持ち歩きもできる、おしゃれなリラクゼーション用の香水です。アロマ系の商品では、「ホイヘンス(HUYGENS)」オリジナルのキャンドルももちろん販売しており、ひとつ35ユーロから買えます。
ギフト用のアンチエイジングセットは99.9ユーロ。コスメ好きな方へプレゼントしたら、喜ばれること、間違いなさそうです。
2016年12月にはなんと東京の表参道に、パリに続く「ホイヘンス(HUYGENS)」世界2店舗目がオープンしました。日本でも、これから広がりそうな「ホイヘンス(HUYGENS)」旋風。ぜひ品揃えも豊富なパリの本店を訪れてみてください。「ホイヘンス(HUYGENS)」といえば、ブランドカラーの青色、“ホイヘンスブルー”に包まれた“ホイヘンスカー”もパリでは有名。観光中に、“ホイヘンスカー”が、パリの街を走り抜ける様子を見られるかもしれません。
■ブティック・ホイヘンス(Boutique HUYGENS)
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[one_half_last]公式ホームページ(英語・フランス語):http://www.huygens.fr/
最寄り駅:メトロ1・11番線のオテル・ド・ヴィーユ(Hôtel de Ville)駅から徒歩3分。
営業時間:(朝食)月〜金曜日10:45〜14:00、15:00〜20:00、土曜日10:30〜20:00、日曜日・祝日13:30〜19:30
定休日:なし
住所:24 rue du Temple F-75004 PARIS[/one_half_last]
伝統あるフレグランスのメゾン、「デタイユ(Detaille)」
パリには、「アロマ・ゾーン(Aroma-zone)」や「ホイヘンス(HUYGENS)」のように、新しいブランドもあれば、自然の原料を用いたコスメを1905年から作り続ける老舗メゾンもあります。
「デタイユ(Detaille)」は、1905年創業。伯爵夫人が、当時最先端だった自動車に乗る際、お肌の乾燥が気になったそうで、その対策としてつくられた、バームが「デタイユ(Detaille)」の起源となりました。ローション、フェイシャルオイル、パウダーなど自然の原料を用いた品質の高いコスメが揃っています。
「デタイユ(Detaille)」では、素敵なクラシックな入れ物に、一目惚れせずにはいられません。持っているだけで、気品あるマダム・マドモワゼルになれそうな雰囲気で、ついついボトルやパッケージ買いをしてしまいそうです。
パリでお米?と少し驚きの、“お米のフェイスパウダー”が28ユーロ、化粧水トニックは23ユーロから。バームは、75ユーロと高級ですが、「デタイユ(Detaille)」の起源の商品はぜひとも試したいところ。素敵なボトルに入った香水は、50ユーロ前後です。フレッシュレモンの酸が入っている、ビタミンBとCが豊富なクレンジングローションも、「デタイユ(Detaille)」人気の商品のひとつです。
「デタイユ(Detaille)」の商品は、日本では「ポーラ(POLA)」化粧品にて販売されているものもあります。歴史を感じるパリの「デタイユ(Detaille)」で見つけた、お気に入りのコスメは、日本でも引き続き手に入れ使い続けることができるかもしれません。
デタイユ(Detaille)
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[one_half_last]公式ホームページ(英語・フランス語):http://www.detaille.com/index.php
最寄り駅:メトロ12番線のノートル・ダム・ド・ロレット(Notre-Dame-de-Lorette)駅から徒歩1分
営業時間:火〜土曜日11:00〜13:00、14:00〜19:00
定休日:日・月曜日
住所:10 rue Saint Lazare 75009 Paris[/one_half_last]
「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(Dior)」などの有名メゾンのコスメも憧れますが、パリっ子が大注目するビオコスメも、ぜひチェックしに行ってみてください。自分で作った、愛着のあるコスメは、日々の肌のお手入れ時間をより楽しくしてくれることと思います。
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
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