日本国内
まずはこちらの写真からご覧ください。
ハウステンボスは一言で言い表すのが難しい、不思議なテーマパークだ。もともとはオランダの街並みを再現したテーマパークとして作られたのだが、昨今はそれにとどまらず、手広くコンテンツを導入している。季節ごとに花が入れ替わる花園や、VRアトラクション、幻想的な夜を演出する場内のプロジェクションマッピングあたりが目玉。ホラー系エリアや、地形を活かした本格的なアスレチックも充実している。 ただ、良くも悪くも何でもできるゆえに、逆に何をすればいいのかわからず、初めて行ったときは混乱した。丸一日観光するとしても、どこかのエリアを丸ごと諦めざるを得ないくらい巨大なエンターテイメント施設であり、それでいて何をどう取捨選択するかに迷うのだ。
突然ですが、皆さん。「函館」といえば何を思い浮かべますか。 日本三大夜景のひとつとして知られるこの夜景ですか? それとも、これですか?...
地方を旅すると、辺鄙なところに突然見どころが現れるものだから油断ならない。長崎県の「フルーツバス停」もそのひとつである。長崎の端、佐賀県との県境付近にイチゴやメロンなどのフルーツの形をしたバス停が並ぶ一画があるのだ。道に突然大きなイチゴの建物がある以外はごく普通の道路。日常の中に何の前触れもなく非日常が現れるという、ちょっとした狂気性をはらんだエリアになっている。
日本で一番人口の少ない村はどこにあると思いますか? 信じ難い話ですが実は巨大都市東京にあるのです。といっても23区内にあるわけでなく、太平洋に浮かぶ伊豆諸島の最南端にある青ヶ島という島にあります。本土からの直行便はなく、八丈島から欠航率の非常高い船で行くか、ヘリコプターでしか行くことができません。しかし逆にいうと、人が行きづらいという事は、その分手付かずの自然や、独自の文化が残っていると考えられます。今回はそんな東京なのに秘境! な青ヶ島へ行ってみましたので、その魅力と楽しみ方をご紹介いたします。
国内旅行なのに、移動が24時間かかる小笠原諸島とは! 皆さん海洋島という言葉を聞いたことはありますか。海洋島とは大陸と接したことがなく、火山活動で海の底から突如現れた島のことを言います。世界でもそう多くなく、ガラパゴス島などがその代表格です。特徴は固有種が多く、珍しい動植物の宝庫ということです。東洋のガラパゴスとも言われる小笠原は日本で唯一の海洋島で、様々な固有種に加え、多くの絶滅危惧種を自然界に保有する島でもあります。それらが評価され、2011年に屋久島、知床、白神山地に次日本で4番目の世界自然遺産に登録されたのは記憶に新しいのではないでしょうか。飛行機やヘリは飛んでおらず、片道24時間かかる船でしか行けません。決してアクセスが良いとは言えない島ですが、だからこそ美しい自然や、見たことのない動植物が残っているはず。そう思い、竹芝桟橋へ向かいました。
いきなり後ろ姿にて失礼します。登山とカメラが趣味の編集者、OKPと申します。 最近、SNSなどで「山で絶景写真を撮ってみたい!」といった声をよく目にします。確かに山に登ると、通常の観光地ではなかなかお目に掛かることのできない素晴らしい景色、眺望と出会うことができます。 しかしながら山で写真を撮るには、撮影技術よりも、むしろ安全に登山ができるスキルや正しい装備が求められます。初心者が何の準備もなしに山に突っ込んでいくことは、時として大きな危険を伴うことがあるからです。...
何をもって「大人」と感じるかは人によって違うだろう。私の場合、友達から「パワースポットに行こう」と誘われるようになったとき、「大人になったな」と思った。パワースポットを目的とした旅行は、娯楽ともまた少し違う。レジャー目的ではない旅は、大人だけのもののような気がした。
大阪生まれの大阪育ち、趣味は古ビル観賞と地図を集めることのライター山本です。 皆さま、大阪観光といえばどこへ行きますか? メジャーなところといえば、USJに通天閣、グリコの看板でしょうか。最近だとあべのハルカスなども注目されていますよね。 でもでもでも、大阪には観光でまわるのにうってつけな「歴史的建造物」も意外に多いんです。建設から50年、100年を迎えるレトロかわいい建造物は、見ているだけで幸せな気分になります。多くは大阪市の中心に集中しているため、数時間でまわることも可能。何より写真映えするのに全然混んでない! 今回は厳選した10施設を、2時間でまわるルートで紹介します。