タイの一村一品運動、OTOPプロジェクトで価値ある逸品をゲット!
日本で買った製品のパッケージには、GOOD DESIGNや有機JASマークなど、さまざまな認定マークが付いています。タイで売られている商品にも、いろいろなマークがあり購入の参考になります。
その一つがOTOPの認定マーク。これは「One Tambon One Product」の頭文字をとった「一村一品運動」のこと。日本の大分県の取り組みをモデルにしてスタートしたプロジェクトで、質のよい商品が魅力です。
タイ政府公認の名産品が各地から集まる

OTOPプロジェクトは2000年に愛国党が選挙公約として掲げたもので、2001年、タクシン首相により農村復興政策の一つとして始まりました。農村にある資源と伝統、技術などを活用して製品を作り販売することで、農村地域と都市部の収入格差を少なくし、タイの名産品や技術を未来に残すという目的があります。
OTOPに登録される製品は、洋服類、食器類、食べ物などさまざま。毎年選考委員によって3ツ星か5ツ星にランク付けされます。
高級デパートからコンビニまでどこでも買える!
OTOPの製品はちょっと気をつけいれば、いろいろなところで見つかります。美術品クラスの高級品を手に入れたいのであれば、超高級モールのセントラルエンバシーへ。ここにはベンジャロン焼きやタイシルクを使った衣類、手の込んだアクセサリーなど、最高峰の製品が集められています。

もう少し気軽なところでは、サイアムディスカバリーの中にあるOTOPコーナーがおすすめ。ディスプレイも可愛く、雑貨や服、食べ物などいろいろと揃います。

また、スーパーやコンビニで買った食べ物がよく見たらOTOPの商品だった! ということもあるので、チェックしてみて。タイらしいおみやげが買いたい! という時の参考にもなります。
高級スーパー「グルメマーケット」で見つけたイチオシOTOP商品は?
それでは、地元でも人気のスーパー「グルメマーケット」で購入した、お土産にも最適な、OTOP商品を紹介しましょう。
タマリンドジャム入りバナナチップス
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タイ旅行でのお土産リクエスト率No.1が「タマリンドジャム入りバナナチップス」です。タマリンドはタイ料理でも酸味付けでスープに用いられていますが、バナナの甘さとタマリンドの酸味がマッチして美味しい。タイに行った際は必ず購入するお菓子です。値段は大130バーツ(約416円)、小45バーツ(約144円)。
タマリンドのチョコレート包み
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甘酸っぱいタマリンドの果肉をチョコレートでコーティングしたもので、歯ごたえがあります。好みは分かれるところかもしれません。ちなみに、OTOPマークの横にある緑のどんぶりマークは、タイの料理評論家のタナッシー氏が美味しいと認めた料理や商品に与えるマークで“タイ版ミシュラン”とも言われています。値段は大50バーツ(約160円)、小30バーツ(約96円)。
タロイモチップス&ポテトチップス
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パッケージに魅かれて購入したのがこちらの商品。タロイモとジャガイモのチップスですが、手作りっぽい不揃いな感じや素材の美味しさが伝わるシンプルな味付けで、誰にでも好かれるスナックだと思います。値段は各45バーツ(約144円)。
ナチュラルハンドメイドソープ

こちらも可愛いさに魅かれて購入したハンドソープ。パッケージにはOTOPの5ツ星が輝いていました。パンプリやハーン、ターンに代表されるように、タイのスパグッズはとてもレベルが高いのでギフトにもおすすめです。値段は大190バーツ(約608円)、小各90バーツ(約288円)。
OTOP製品を購入したグルメマーケットは、在住外国人や富裕層が通う高級スーパーマーケット。生鮮食料品からお土産に便利なタイのお菓子などが幅広くそろいます。セントラルエンバシー、エムクオーティエ、Terminal21などに入っています。

セントラルエンバシー(CENTRAL EMBASSY)
住所:10131 Phloen Chit Road, Pathum Wan, Bangkok
電話:02-119-7777
時間:10:00~22:00
休み:なし
公式ホームページ(英語):http://www.centralembassy.com/
サイアムディスカバリー(Siam Discovery)
住所:989, Rama I Road, Pathumwan, Pathumwan, Bangkok
電話:02-658-1000
時間:10:00~22:00
休み:なし
URL:http://www.siamdiscovery.co.th/
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