子連れで行きたいシンガポールの無料プレイスポット
ファミリー旅行に人気のシンガポールは、国を挙げてキッズフレンドリーな環境が整っています。動物園やテーマパーク、ウォーターパークなど人気スポットはたくさんありますが、実はいたるところに無料で、しかも「本気で」楽しめる施設があるんです。そこで、買い物の合間にふらりと寄れるところから1日丸々過ごせる場所まで、無料で楽しめるキッズプレイスポットをご紹介します。
ファー・イースト・オーガニゼーション・チルドレンズ・ガーデン(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)
未来型の庭園として知られるガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。無料のガーデンエリアに加え、世界の気候と植生を再現したドームや、高さ22mの吊橋といった有料エリアがそろい、子連れや三世代旅行に人気があるシンガポールの観光スポットです。
Photo / Singapore Tourism Board
庭園を散策して回るだけでも楽しいものですが、暑さで子供がぐずりはじめたら、迷わずチルドレンズ・ガーデンへ向かいましょう。
Photo / Singapore Tourism Board
おもに2~12歳を対象にした水遊び場と、緑のなかに造られたツリーハウスやトレイル、遊具などが揃ったプレイエリアが揃っています。子連れでガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ行く際は、水着とタオルをお忘れなく。無料で使える更衣室や売店もあります。
ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン(シンガポール・ボタニック・ガーデンズ)
シンガポール唯一の世界遺産に登録されているシンガポール・ボタニック・ガーデンズ。82万平方メートルの広大な植物園で、世界的に有名なラン園もあります。
Photo / Singapore Botanic Gardens
このボタニック・ガーデンズにある無料の子供向けスポットが、ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデンです。ボタニック・ガーデンズの北東部に専用ゲートがあり、14歳以下の子供と保護者だけが入園可能(12 歳以下は保護者同伴で。大人だけの入園はNG)なので、セキュリティもバッチリ。
リノベーションによって4万平方メートルに拡大された敷地は7つのゾーンに分かれ、植栽の迷路や水遊び場、ツリーハウス、ターザンロープなどスケールの大きな遊具が揃っています。さらに植物のエコシステムを学ぶ施設や子供にもなじみのある野菜の畑などもあり、遊びながら多くの学びを得られる造り。週末にもなるとローカルファミリーであふれる人気スポットです。
おじいちゃん、おばあちゃんは植物園を楽しみ、子供とママ・パパはチルドレンズ・ガーデンへ。三世代旅行にもおすすめです。
パラワン・パイレーツ・シップ(セントーサ島)
シンガポールの南に位置するセントーサ島は、ウォーターパークやテーマパーク、アクティビティスポットが揃う人気のリゾートアイランド。中心地からも公共交通機関やタクシーで手軽に訪れられます。このセントーサ島で本気で遊ぼうとすると、入園料などがかさんでしまいますが、無料で大満足できるプレイスポットもありますよ。
そのひとつがこちらのパラワン・パイレーツ・シップ。
Photo / Sentosa Development Corporation
海賊船を模した巨大な水遊び場で、大小のウォータースライダーや豪快なシャワー、水鉄砲などが楽しめます。
子供が小さいうちは、高い入園料を払ってウォーターパークへ行っても身長制限で遊べる施設が限られてしまいます。その点、小さなお子さんでも存分に水遊びを楽しめるのがここのポイントです。周辺には砂場や使いやすい更衣室も揃っているので、1日たっぷり遊べます。
パラワン・ビーチ(セントーサ島)
セントーサ島には、シロソ・ビーチとパラワン・ビーチという2つの代表的なビーチがあります。子連れに特におすすめなのが、パラワン・ビーチです。
弓状になったビーチの途中に吊橋があり、沖に浮かぶ小さな島へ渡れます。この島、実は「アジア大陸最南端の地」として知られ、観光客の姿もちらほら。ヤシの木が心地よい日陰を作り、週末はピクニックがてらのんびり過ごす現地の人も少なくありません。展望台や海に突き出したデッキテラスがあるので、ちょっとしたアトラクション気分が楽しめます。
Photo / Sentosa Development Corporation
パラワン・ビーチ沿いには子供向けの遊具やじゃぶじゃぶ池を用意した公園もあります。パラワン・パイレーツ・シップから歩いてすぐのところにあるので、あわせて楽しんでもいいでしょう。
パラワン・ビーチの近くでは、アニマル&バード・エンカウンターズという無料の催し物を毎日開催しています。鳥やサル、犬などによるショーが楽しめ、実際に触れ合うこともできます。14~17時の間に何回か開催されるので、ホームページで確認して訪ねてみてください。
キッズ・プレイグランド(ビボ・シティ)
セントーサ島の玄関口となるウォーターフロントに、ビボ・シティという巨大なショッピングモールがあります。かわいい子供服のブティックやおもちゃ店、キャンディショップといった子供&ファミリーを意識した店舗が充実しているので要チェック。日本食のレストランやフードコート、スーパーもありますよ。
Photo / Vivo City
ビボ・シティの2階にはオープンエアの遊び場があります。日中は日差しが強いのが難ですが、アートな遊具が揃い子供たちは暑さも忘れて走り回っています。周りには日陰もあり、ベンチも用意されているので、見守るママ・パパも落ち着いてひと休みできます。
また3階にある「スカイパーク」には無料で楽しめる水遊び場も。有料ではありますが、パドルボートにも挑戦できます。
ナイトショー(マリーナベイ・サンズ/ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)
シンガポール旅行の夜のハイライトが、マリーナベイ・サンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイで開催されている光のショーです。マリーナベイ・サンズの「SPECTRA」は毎日20:00と21:00の2回上演(金・土曜は22時を加えた3回上演)、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの「GARDEN RHAPSODY」は毎日19:45と20:45の2回上演。いずれも無料です。
Photo / Singapore Tourism Board
小さなお子さん連れならば比較的早くスタートするガーデンズ・バイ・ザ・ベイがおすすめ。両方見学したいなら、20:00にマリーナベイ・サンズで鑑賞後、タクシーでガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ移動して20:45のショーを楽しむといいでしょう。
Photo / Singapore Tourism Board
ショー自体はいずれも約15分間。子連れで楽しむのにもちょうどいい長さです。
マーライオン(マーライオン・パーク)
最後に忘れちゃいけない無料スポットが、ご存じ、マーライオン!シンガポールで一番人気の観光スポットで、昼夜問わず観光客でにぎわっています。
シンガポールのもう一つのアイコンでもある、マリーナベイ・サンズも一望できるナイスロケーション。記念撮影にも力が入ってしまいます。
Photo / Singapore Tourism Board
頭はライオン、体は魚というマーライオンの不思議な造形は、子供の好奇心を誘います。その大きさや口から吹き出す水しぶきに小さな子供がびっくりするようならば、マーライオンの背後にある小さなマーライオンをチェックしてみて。こちらのマーライオンは表情もどこか愛嬌があって、子供に人気がありますよ。
Photo / Masashi Yoshikawa
シンガポールにはそのほかにも博物館やショッピングセンターなど随所で子供向け無料施設や催し物を開催しています。特に6~7月や11~12月といったシンガポールのスクールホリデーは、各所でたくさんの子供向けイベントを開催しています。訪れたい場所があったら、ホームページなどで確認してみてくださいね。
*情報は2018年1月現在のもの
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Cover Photo by Singapore Tourism Board
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