お手頃価格で色々試せる、パリの薬局で買える10ユーロ以下のハンドクリーム
フランス発のハンドクリームなどのビューティー商品では、南仏発の“ロクシタン”が日本でとても有名ですが、パリの「薬局(Pharmacie、ParaPharmacie)」には、原料や香りにこだわったフランスのブランドの製品が他にもたくさん並んでいます。今回は、ビューティー商品の中でもお気軽に試せるハンドクリームについてご紹介。いずれもパリでは日本で買うより大変お得な価格なので、まとめ買い必須です。
ハンドクリームは、パリの街じゅうにある「薬局(Pharmacie、ParaPharmacie)」で購入できます。「薬局(Pharmacie、ParaPharmacie)」の目印は、緑の十字。電光掲示板になっているところがほとんどで、ピカピカ光っていて遠くからでもわかります。広めの店ならどこの店でも色々なブランドのハンドクリームがありますが、パリの中でもさらにお安く手に入れたいなら、「パリで保湿系コスメ・スキンケア用品を買うなら、「パリのマツキヨシティファルマへ行くべし」でご紹介した「シティファルマ」がおすすめです。
ラ ロッシュ ポゼ / リピカ グゼランハンドクリーム(LA ROCHE-POSAY / LIPIKAR XERAND)
敏感肌用の製品が人気の「ラ ロッシュ ポゼ(LIPIKAR XERAND /LA ROCHE-POSAY)」のハンドクリーム。肌をやわらげ、角質層のバリア機能をサポートするという独自の”ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(整肌成分)”が配合されており、手肌によく伸び、爪や細かいところまで塗りやすい乳液のようなハンドクリームで、しっとりしてべたつきもほとんどありません。ほのかな香りがついており、紫外線から肌を守る成分も入っています。(参考価格(50ml):パリの街中の薬局-6.9ユーロ、日本の公式通販サイト-1,296円(税込・送料別)、いずれも2019年6月現在)
ラ ロッシュ ポゼ / リピカ グゼランハンドクリームの公式通販サイト(日本語)
https://www.laroche-posay.jp/?p_id=L00040
アベンヌ / コールドクリーム(Avène / Cold Cream)
アベンヌ温泉水の入った製品は、肌によく保湿効果も高いとパリっ子にも愛用されています。ミツバチ由来の天然油分ミツロウが配合されており、肌に有効成分が閉じ込められ、乾燥や外部刺激からも肌を守ってくれるそうです。優しい香りが漂うハンドクリームは、肌なじみもよく、使い続けることで効果も高まるとか。(参考価格(50ml):パリの街中の薬局-5.5ユーロ、日本の公式通販サイト等はなし(他通販サイト-2,299円(税込・送料込)、いずれも2019年6月現在)
アベンヌ / コールドクリームの公式サイト(日本語)
https://www.avene.co.jp/products/bpc/03/index.html
コーダリー / クレーム グルマン マン エ オングル(Crème Gourmande Mains et Ongles)
ワインで有名なフランスのボルドー。その豊かなブドウ畑から誕生したスキンケア化粧品として人気を博するのは、「コーダリー」。Vinolevureというブドウから抽出した成分には抗酸化作用があり、さらにハンドクリームにはシアやアボカドのバターが配合されているので手を保護しながら修復していく効果があるそうです。さっと肌に伸びて、塗った後にも脂っぽさがありません。自然由来のものにこだわった「コーダリー」ならではの、ほろ苦いオレンジのような香りがします。(参考価格(75ml):パリの街中の薬局-6.5ユーロ、日本の公式通販サイト-1,980円(税込・送料別)、いずれも2019年6月現在)
コーダリー / クレーム グルマン マン エ オングルの公式通販サイト(日本語)
https://caudalie-japon.com/?pid=3056362
ヴェレダ / クレーム マン コンフォート(WELEDA / Crème Mains Confort)
赤ちゃんも使用できるオーガニックコスメのはしりであり、今も継続的な支持を受けている「ヴェレダ」。アーモンド、ざくろ、ヒッポファンフルーティ(グミ科)やレモンなど、花やフルーツの様々な種類のハンドクリームがあり、どれにしようか選ぶのも楽しみのひとつ。濃厚なクリームながらさらっとしてべたつきにくいハンドクリームです。箱に入っているので、プレゼントにも向いています。(参考価格(50ml):パリの街中の薬局-7.9ユーロ、日本の公式通販サイト-1,296円(税込・送料別)、いずれも2019年6月現在)
ヴェレダ / クレーム マン コンフォートの公式通販サイト(日本語)
https://www.weleda.jp/
ニュクス / レーブドミエル ハンド&ネイル クリーム(NUXE / Rêve de Miel)
パリを代表するナチュラルコスメティックブランドの「ニュクス」。自然へのこだわりをもって作られているハンドクリームには、はちみつや植物オイルのうるおい成分が詰まっています。なめらかで肌に伸びるしっとり感の強いクリームで、成分であるハチミツとハーブのような香りがします。(参考価格(50ml):パリの街中の薬局-7.9ユーロ、日本の公式通販サイト-1,404円(税込・送料別)、いずれも2019年6月現在)
ニュクス / レーブドミエル ハンド&ネイル クリームの公式通販サイト(日本語)
https://www.nuxe.co.jp/fs/nuxe/075-0A32618
ラボラトワール フリーセンス / クレーム プール レ マン(Laboratoire FREESENS / CRÈME pour les MAINS)
フランスの薬剤師によって2007年に設立された「ラボラトワール フリーセンス」。マカダミアオイル、シアバター、ビタミンEが豊富に含まれ、つけた後のさらっと感が気持ちのよいハンドクリームです。植物由来のほのかな香りも好印象。外部からの刺激からも肌を保護する効果があるそうです。(参考価格(75ml):パリの街中の薬局-3.99ユーロ、日本の公式通販サイト等はなし、2019年6月現在)
ラボラトワール フリーセンス / クレーム プール レ マンの公式サイト(英語・フランス語)
http://freesens.net/v2/index.php?id_product=43&controller=product&id_lang=2
アデルマ / クレームマン(A-DERMA / Crème mains)
フランス国内の皮膚科や小児科医に幅広く処方されているスキンケアブランドの「アデルマ」。昔から肌を整え、敏感肌にもよいとされるアルバオート麦を原料としており、特に乾燥した肌向きのハンドクリームです。
(参考価格(50ml):パリの街中の薬局-6.95ユーロ、2016年春をもって日本販売終了のため日本の公式通販サイト等はなし(他通販サイト-1,130円(税込、送料別))、2019年6月現在)
アデルマ / クレームマンの公式サイト(フランス語)
https://www.aderma.fr/fr-fr
ビオデルマ / アトデルム(BIODERMA / Atoderm Mains)
素肌由来のスキンケアブランド「ビオテルマ」。国立研究所と協力し長年研究を続けているブランドで、皮膚科の専門医からも処方されるハンドクリームです。少しすっとする香りやさらっとした使い心地で、パリでは子供から大人まで幅広く利用しています。 (参考価格(50ml):パリの街中の薬局-3.5ユーロ、日本の公式通販サイト-1,296円(税込・送料別)、いずれも2019年6月現在)
ビオデルマ / アトデルムの公式サイト(日本語)
https://www.bioderma.jp/products/atoderm/hand_cream.html
今回ご紹介したハンドクリームはどの商品も、日本で買うよりパリで買う方がお得です。観光の途中に通りかがりの薬局で購入でき、かさばらないなので、ばらまきお土産にも便利です。ちなみにフランスの高級メゾン「シャネル」にもハンドクリームがあります。「ラ クレーム マン」はしっとりとした使用感で、香りも華やか。50mlで50ユーロ超えなので薬局で買えるハンドクリームと比べると大変高級ではありますが、パリ旅行の記念に自分へのご褒美としてもいいかもしれません。
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。 今回は一箇所にのんびり滞在する「癒やしの旅」ではなく、動きまくって飲みまくる「攻める日本酒の旅」を紹介したいと思います。 私の性分なのですが、旅ではいろいろな予定を詰め込んで、あちこちを移動しています。その方が、数々のクエストをクリアしていくゲームのようで面白いのです。
お世話になっております。会社員兼業ライターの赤祖父と申します。6歳男子、2歳女子の2児の父親でもあります。 前回に引き続き、今回も「息子に興味のあることを聞いてプランを組み立てる、親子ふたり旅」へ行ってきましたので、その内容をご紹介します。旅の終わりには、こちらも前回と同じく、思い出を絵に描いてもらいました。未就学児と旅をする上でおすすめの“鉄道体験”についても触れています。 「雪が見たい」の一言で、行き先は青森に決めた 6歳の息子は早いもので、2020年4月から小学生になる。 小学生に上がると、JRを利用する際に「こども」料金が必要になる(未就学児は無料で乗れます)ので、その前に、ガッツリと無料で乗れる最後の鉄道旅行を計画しようと思い立った。鉄道が大好きな息子は、全国の特急電車や新幹線に興味があるのだ。 さらに、彼の主体性を尊重したいので、旅行の計画段階から「何かしたいことはある?」と聞いてみた。すると、息子は「雪が見たい……」とポツリ。 今年の冬は全国的にも暖冬で雪が少ない。2020年2月の時点では、東京でもパラパラと降った程度で、息子が積もった雪で遊んだのはもう数年前になる。 いいね、雪を見に行こう。ついでに、普段銭湯巡りも大好きな息子に「本物の温泉」を味わってもらおうと思いついた。それならば、青森だ。 というのも、青森には素晴らしい温泉があちこちにあり、街中にある公衆浴場すら温泉がバリバリ使われている、知る人ぞ知る“温泉王国”なのだ。循環消毒していないかけ流しの温泉(浴槽に新しいお湯が常にあり、溢れたお湯を再利用していないこと)の良さを息子に教えてあげたい。 よし、今回の旅では「鉄道」「雪」「温泉」を楽しむことにしよう。そしてひとつだけ、旅の終わりにサプライズを用意した。まさに”未就学児としての”鉄道旅の最後にふさわしい息子へのプレゼントである。 というわけで、しっかり旅の準備から自分でしてもらう。もう6歳、小学生も目前なので、自分のことを自分でやるのは当然。帽子や手袋といった防寒対策もしっかりと用意。靴もちゃんと長靴にする。冬の東北をナメてはいけない!(昔、ひとり旅でスニーカーで冬の雪国に行って、痛い目にあった経験があります) 1日目は、雪と温泉巡り! まずは新幹線で青森へ 東京から1泊2日で青森へ行くのは少々慌ただしい旅程になるが、しっかり早起きして新幹線に乗る。 JRの未就学児の乗車料金は無料だが、小学生になったら切符を自分で持たねばならないので、練習を兼ねて改札への投入なども代わりにやってもらった。新幹線の改札(2枚重ね)は大人でもちょっと緊張するが、息子はしっかりとできた。 電車に乗り込んでしばらくすると、徐々に雪が見えてきた。「お!雪だ!」と窓に乗り出す息子。 後で旅先の方に聞いたところ、雪国といえども、やはり例年に比べると異常なほど積雪が少ないそうだ。雪を求めて北上した息子にとってはラッキーなことに、この日はたまたま久しぶりに雪が降った、とのことだった。 定刻より少々遅れて、新青森駅に到着した。やはり東京とはひと味違う寒さだ。雪もかなり降っていた。 ここからはレンタカーを借りて、小一時間ほど車を走らせた先にある平川市というところに向かった。ちなみに高速道路を走っている最中も雪がかなり降っており、ペーパードライバーの私は相当ビビリながら運転した。 到着したのは、温泉ファンの間では評判が高い「新屋温泉」。こちらは「源泉かけ流し」「加水なし」「色と匂いに個性あり」と、泉質マニアをも唸らせる名湯なのだ。私も訪れたのは初めてである。 以下に載せている温泉の写真は、特別な許可を得て撮影させてもらった。 東京にある黒湯の温泉や銭湯など、循環・加水あり、消毒ありの温泉はよく知っている息子も、新屋温泉のような源泉かけ流しは初めて。子供にちょうど良くて熱過ぎない温度、浸かると肌がスベスベになる“アワアワ”な湯、贅沢にオーバーフローし続ける新鮮な湯船……全てが新体験の息子にも、この「お湯の良さ」が伝わったようだ。「腕とか触ってみな?スベスベするから」と促すと、息子は自分の体を触って「ホントだ!」と驚いていた。 独特の湯口から美しい湯が出続ける。惚れ惚れしますね。 お湯は、子供でもゆっくり入れる温度。新幹線に乗って疲れた身体もすっかり癒やされた。 辺りには、ツウの間で「アブラ臭」と呼ばれる温泉の香りがほんのりと漂っている。「これ、普通のお湯と違うの分かる?」と聞いてみたら、息子は「分かる分かる!」と興奮気味だった。そう、良いお湯は子供にも分かる。 女将さんにお話を聞くと、青森には新屋温泉のような緑のお湯だけでなく、白、赤、黒とさまざまな色味をした温泉があちこちにあるとのこと。うーん、時間が足りない! また何度でも来ようじゃないか息子よ。 すっかり温まった身体で、ちょっとした雪遊び。そうそう、これも目的のひとつだったもんな。息子は、数年ぶりに触るまとまった雪も楽しんでいた。 新屋温泉 住所:青森県平川市新屋平野84-14 TEL:0172-44-8767 営業時間:朝湯 5:30〜7:30、通常 7:30〜21:30 定休日:なし 公式サイト:https://www.ne.jp/asahi/araya/onsen/ 続いて、もう一湯ハシゴすることにした。道中の風景はすっかり厳しい雪国。事故には気をつけて慎重に運転をした。新屋温泉から小一時間ほどかけて、次の温泉へ向かう。 北津軽郡板柳町にある「高増温泉 不動の湯」に到着。 こちらはやや黄色〜茶褐色がかったお湯。これもまた美しい。当たり前のようにドバドバと湯船から溢れ続けるかけ流しのお湯。東京人からするとこの光景はもったいなくてもったいなくて……贅沢の極みです。 息子も先ほどのお湯との違いも理解し、これはこれで良いと評価。おい、分かってきたじゃないか。 女将さんにお話を伺った。不動の湯は湯治(温泉に入って療養すること)ができる設備もあるとのことで、売店が充実。宿泊や食事、自炊も可能なようだ。外の駐車場には、ここの湯を楽しみに来ているという軽トラックが並んでいて、まさに地元の憩いの場でもある。 女将さんと話をしている間、息子は湯上がりのアイスを堪能。この湯治場ならではの雰囲気は居心地が良くて、ついつい長居してしまった。 女将さんにバイバ〜イ! 高増温泉 不動の湯 住所:青森県北津軽郡板柳町大俵和田422-3 TEL:0172-77-2155 営業時間:7:00〜21:00 定休日:なし この後、新青森に戻ってレンタカーを返却。宿を取った青森駅まで一駅だけ電車に乗った。 誰も踏んでいない雪。東京生まれ東京育ちの息子にとっては、こういう細かなことも新鮮なのだ。 これでも普段の青森からすれば、全然雪がない方だ。それでも「雪が見たい」というのが青森を旅先に決めた最初のきっかけだったので、息子の望みが叶って良かったと安堵した。 息子に今日の感想を聞いてみたら……。 「雪が 降って うれしい」… Continue reading 6歳の息子が「雪を見たい」と言ったので、父と子で1泊2日の青森旅に出掛けた
美味しいものとお酒、いろんな街を歩くのが好きなTakiです。 前回の新潟に続いて、ひと仕事終えた週末にふらっと旅に行くことにした。行き先は福島県。
はじめまして! シャークジャーナリストとしてサメに関する取材をしている、沼口麻子です。 わたしは普段からサメの研究や取材のために全国各地を訪れているのですが、その中でもとっておきのスポットを巡る「サメ旅」をご紹介したい! と思い、筆を執りました。