4日間でこんなに回れる!絶対外せないニューヨークの観光スポット特集
ニューヨークはアメリカで最も旅行者から人気の都市のひとつでしょう。たしかに、見るところだらけの大都市ですが、4泊5日や5泊6日で十分観光ができるのです。
私も2019年の夏に、日本から来た両親と5泊6日でニューヨークへ旅行に行きました。1日は日帰りツアーでナイアガラの滝を見に行ったのですが、4日間でニューヨークの主な観光スポットはかなり押さえることができました。
記事の前半では、ニューヨークへ行ったら絶対に外せない観光スポットやアクティビティ、後半は星の数ほどあるレストランの中から、トップ5をご紹介します。
絶対外せないニューヨークの観光スポットはココ!
滞在期間が短くても、以下にご紹介する場所を訪れれば、「おお!ニューヨークに来た!」という雰囲気が味わえます。
タイムズスクエア
今回の家族旅行の前に、仕事で2度ニューヨークを訪れたことがあるのですが、2016年に初めてニューヨークへ到着して、まず足を運んだのが「タイムズスクエア」でした。
写真やビデオと比べて、肉眼で見る「タイムズスクエア」は100倍キレイです!夜だったので、その煌びやかなネオンに圧倒されたのを覚えています。あの冬、ニューヨークは何年ぶりの大寒波に見舞われ、言葉じゃ表し切れないほどの寒さでしたが、そんなことも一瞬で忘れるほど綺麗でした。
【注意事項】
タイムズスクエアはニューヨークで最も人出の多いエリアです。ディズニーのキャラクターやスーパーヒーローなどのコスチュームを着たパフォーマーが集まる場所でもあります。一緒に写真を撮影してチップをもらうのが目的で、特に旅行者に積極的に声をかけてきます。ご興味のない方はきっぱりと断るようにしましょう。
タイムズスクエア(Times Square)
住所:ブロードウェイ、7thアヴェニュー、42nd~47thストリート
公式サイト(英語):https://www.timessquarenyc.org/
自由の女神
「自由の女神」はアメリカを代表するアイコン的な存在。この銅像を一目見ようと、国内外から毎日大勢の旅行者が「自由の女神」があるリバティ島へ足を運びます。
ヘリコプターを利用したり、エンパイア・ステート・ビルディングの展望台からなど、遠く海の上に浮かぶ「自由の女神」を見学する方法はいくつかあるのですが、やはり近くで見るのが一番迫力があります。
「リバティ島」へはフェリーを利用して行きます。ここでご注意頂きたいのが、公認のフェリー会社は「スタチュークルーズ(Statue Cruises)」のみです。「スタチュークルーズ」のチケットは事前に公式ウェブサイト、または窓口で購入が可能です。
フェリー乗り場があるバッテリー・パーク周辺で、ほかの会社のチケットを販売している人たちを目にするかもしれませんが、間違ってニセチケットを購入しないように。購入したチケットは日にちと時間が指定されています。船に乗る前に、空港とほぼ同じレベルのセキュリティーを通過する必要があるので、予約時間の30分前には乗り場へ向かうようにしましょう。
リバティ島へは大きな荷物は持ち込むことができません。フェリー乗り場にコインロッカーもないので、なるべく荷物は少なめにまとめるようにしましょう。
リュックサック、乳母車、大きな傘などは「モニュメント(台座)」への持ち込みが禁止されています。私たちが訪れた日も、父の小型のショルダーバッグでさえ、リュックサックと見なされたのか入場する前にロッカーに預けるように指示されました。
「リバティ島」から眺めるマンハッタンの摩天楼は、印象に残る景色です。
【関連記事】「遠くから見学、空から見下ろす、像の頭部展望台から…「自由の女神像」の観光の仕方」
スタチュークルーズ(Statue Cruises)
住所:Castle Clinton National Monument, Battery Park – Liberty Island, New York, NY 10004
公式サイト(英語):https://www.statuecruises.com/
電話番号:(877) 523-9849
営業時間:8:30-15:30(月―日)
定休日:サンクスギビングやクリスマスなどの祝日
9/11メモリアル
2011年9月11日にオープンした「9/11メモリアル」は、アメリカ同時多発テロ事件の公式追悼施設。この街の悲劇的な経験とツインタワーの跡地を、パワフルなメッセージへと変身させた、心動かされる場所です。犠牲者の名前が記載されていて、その方のお誕生日にはお花が置かれます。
1ワールドトレードセンターも見学できるほか、敷地内には、2014年にオープンした9/11メモリアルミュージアムがあります。こちらも合わせて訪れてみてください。
9/11メモリアル(9/11 Memorial)
住所:180 Greenwich St, New York, NY 10007
公式サイト(英語):https://www.911memorial.org/
営業時間:9:00-20:00(月―日)
エンパイア・ステート・ビルディング
お天気がいい日には、「エンパイア・ステート・ビルディング」→ 「セントラルパーク」のルートがおススメです。高さ(最上階)373.2メートルの「エンパイア・ステート・ビルディング」からニューヨークの街を眺めると、一気に土地勘がつかめます。セントラルパークや海に浮かぶ自由の女神など、ニューヨークの観光名所が一望できますよ。
長期の休みや祝日などは、展望台へ上がるまでに列に並ぶことがあります。事前に「VIP エクスプレスパス(追加料金)」を購入しておくと、限られた観光時間を有効に使うことができます。「VIP エクスプレスパス」購入者用に、レッドカーペットが敷かれた特別レーンがあり、86階のメイン展望台と102階のトップ展望台行きのエレベーターの列がスキップできます。
チケットの種類はいくつかあるので、スケジュールや目的に合ったオプションを選ぶといいでしょう。メイン展望台とトップ展望台がセットになったコンボチケット、毎朝100人限定で日の出が鑑賞できる「サンライズ」、朝と夜に二度訪れることができる「AM/PM エクスペリエンス」などがあります。
チケットの詳細や金額は公式サイトをご確認ください。
エンパイア・ステート・ビルディング(Empire State Building)
住所:20 W 34th St, New York, NY 10001
公式サイト(日本語):https://www.esbnyc.com/ja
営業時間:8:00-26:00(月―日)
定休日:年中無休、雨天決行
最終の上りエレベーターは午前1時15分発
セントラルパーク
「セントラルパーク」はニューヨークの街中にドーンと広がる巨大な公園。私たちは以下にご紹介する「ベルヴェデーレ城」とレンタル・ボートが借りられる「ボート・ハウス」に行きたかったので、配車アプリを利用して、「ベルヴェデーレ城」の近くで降ろしてもらい、池をめがけて公園内を散策しました。
「セントラルパーク」内には多数の見どころや散歩道があるので、1~2時間しか時間がない場合は、エリア別に予定を立てるといいでしょう。
ベルヴェデーレ城
セントラルパーク内にある「ベルヴェデーレ城」はどなたでも無料で見学できます。
一歩通行の階段を登って、屋上まで辿り着くと、こんな景色が広がっていますよ。
ベルヴェデーレ城(Belvedere Castle)
公式サイト(英語):http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/belvedere-castle.html
電話番号:(646) 799-4833
営業時間:9:00-19:00(夏:6月7日~8月9日)、10:00-17:00(秋、冬&春)
定休日:サンクスギビング、クリスマス、元旦
パーク内にはレストランや売店がありますが、スーパーやカフェでサンドイッチやデリをテイクアウトして、ピクニックをするのもいいでしょう。ニューヨークの公共のエリアと同様に、セントラルパーク内での飲酒は禁止です。
バードウォッチング、銅像や記念碑を巡るツアーなど、多種類のツアーも開催中。詳しくは公式サイトをご覧ください。
セントラルパーク(Central Park)
公式サイト(英語):http://www.centralparknyc.org/
開園時間:6:00-25:00(年中無休)
入場料無料
メトロポリタン美術館
私たちが滞在中、1日雨の日があったので、その日は「メトロポリタン美術館」→ 「ブロードウェイショー」に行くことにしました。「メトロポリタン美術館」は、ニューヨークで最も有名なミュージアムのひとつ。1日中美術を楽しめる、芸術好きにはたまらないスポットです。
お昼頃訪れると、美術館の外には長蛇の列が!アメリカでは美術館に入場するのに列に並ぶことはあまりないのですが、夏休みということもあり、私たちも40分ほど待ちました。
両親が一番感動していたのは、有名な画家たちの絵画や作品を間近で観られたこと。どの絵も周りに数名〜10人ほどしか見学者がいなかったので、思う存分見学することができました。
また同美術館は年に一度、ファッション界の一大イベント「METガラ」が開催される場所でもあります。アート作品のようなドレスを引きずりながらセレブや著名人がメトロポリタン美術館の階段を上がっていくので有名で、その風景をマネして記念写真を撮る旅行者の姿も目に入ることでしょう。
メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)
住所:1000 5th Ave, New York, NY 10028
公式サイト(英語):https://www.metmuseum.org/
電話番号:(212) 535-7710
営業時間:10:00-17:30(日―木)、10:00-21:00(金、土)*年中無休
入場料:大人25ドル、シニア(65歳以上)17ドル、学生12ドル、12歳以下の子供は無料
ブロードウェイショー
本場の「ブロードウェイショー」は格別です。1903年にオープンした「ニューアムステルダム シアター」は、「ライオンキング」や「メリー・ポピンズ」など、ディズニーの作品を主に上映するブロードウェイシアター。
実は「アラジン」の大ファンなのですが、運よく行った日に「アラジン」が公演されていたので、初めて本場のブロードウェイを体験することができました。両親はあまり英語が得意ではありませんが、プロのパフォーマーの歌声やダンスを楽しんでいたようです。ショーのスケジュールやチケットの購入は、公式サイトをご確認ください。
ニューアムステルダム シアター(new amsterdam theatre)
住所:214 W 42nd St, New York, NY 10036
公式サイト(英語):https://www.newyorkcitytheatre.com/theaters/newamsterdamtheater/theater.php
電話番号:(212) 282-2900
ニューヨークへ来たらコレは食べるべし!おすすめレストランTOP5
ニューヨークのレストランは国内でもトップレベル。この街の食文化を思う存分楽しむためには、下調べがマストです!予約なしでは入れない人気店も珍しくはないので、お目当のお店は、数週間前には予約をするようにしましょう。
ソース ピッツェリア ヘラルドスクエア
ニューヨークへ来たら必ず食べたいのが、生地が薄くてビッグサイズのニューヨークスタイルピザ。カジュアルなテイクアウト専用のお店や、「ソース ピッツェリア」のようにイートインスペースを備えたお店もあります。
スライス1枚(4ドル~)から購入が可能。エンパイアステートビルより徒歩2分の好立地にあるので、観光のついでに立ち寄ってみてください。
ソース ピッツェリア ヘラルドスクエア(Sauce Pizzeria-Herald Square)
住所:315 5th Ave, New York, NY 10016
公式サイト(英語):https://www.saucepizzeria.com/
電話番号:(917) 261-5477
営業時間:11:00-24:00(日―木)、11:00-午前4:00(金、土)
オールドニューヨークはここに存在「ジョー・アレン」
1965年より劇場街を代表する「ジョー・アレン」は、今では失われつつある「オールドニューヨーク」の文化を感じられるスポット。ブロードウェイパフォーマーやハリウッド俳優からも長年愛されてきました。
ブロードウェイショーのポスターが飾られた落ち着きのあるブリック壁の店内で、ロブスター&クラブロール(28ドル)、ハンバーガー(18ドル)、ローストチキン(26ドル)やシーザーサラダ(20ドル)など、ボリューム満点のクラシックなアメリカ料理が楽しめます。
ジョー・アレン(Joe Allen)
住所:326 W 46th St, New York, NY 10036
公式サイト(英語):https://joeallenrestaurant.com/
電話番号:(212) 581-6464
営業時間:12:00-23:00(月)、12:00–23:45(火)、11:30-23:45(水)、12:00-23:45(木、金)、11:30-23:45(土)、11:30-23:00(日)
セレブシェフのアジアンフュージョン「モモフク ヌードルバー」
テレビ番組も持つセレブシェフ/ レストラン経営者のデイヴィッド・チャンの「モモフク ヌードルバー」は、味の冒険家に喜んでもらえるお店です。
シェフチャンの番組を観て以来、どんな創作料理が出てくるのか期待に胸を膨らませていました。実際に出されたのは、シンプルでありながら、味の爆弾のような、期待を上回るメニューの数々。父親も「コレすごくおいしい!家で作れない?」と大喜び。お料理好き&食通の私でも、有名シェフの科学実験のようなソースには何が入っているのかわかりませんでした。また「モモフク ヌードルバー」へ行って、食べるしかありませんね。
モモフク ヌードルバー(Momofuku Noodle Bar)
住所:171 1st Avenue, New York, NY 10003
公式サイト(英語):https://momofukunoodlebar.com/
電話番号:(212) 777-7773
営業時間:12:00-16:00 & 17:30-23:00(日―木)、12:00-16:00 & 17:30-24:00(金&土)
アットホームなイタリアンxアメリカンダイナー「パーム」
トマトソースの赤とモッツァレラチーズの白が基調の店内で、ほっこりするイタリアンxアメリカ料理を提供する「パーム」。
主にサンドイッチなどカジュアルな料理が中心ですが、お店の看板メニューは「チキンパルメザン」。山盛りパスタ付きなので、2人でシェアするのにちょうどよさそうです。
パーム(Parm)
住所:235 Columbus Ave, New York, NY 10023
公式サイト(英語):https://www.parmnyc.com/
電話番号:(212) 776-4921
営業時間:11:30-22:00(月―日)
ファームトゥーテーブル「ブルーヒル」
ワシントンスクエアパークから徒歩1分のところにある、タウンハウスの一角に隠れる高級レストラン。食通のニューヨーカーに話題のお店で、私たちが訪れた時間帯には旅行者らしい人はいませんでした。
完全予約制で、ファームトゥーテーブルがコンセプト。自社農園や地元の農家の旬の食材を使用したコース料理を2種類のみ提供しています。
メニューはプリフィックスですが、アレルギーや苦手な食べ物がある場合は、事前に伝えておくとメニューを変えてくれる場合があります。
ブルーヒル(Blue Hill)
住所:75 Washington Pl, New York, NY 10011
公式サイト(英語):https://www.bluehillfarm.com/dine/new-york
電話番号:(212) 539-1776
営業時間:17:00-23:00(月―土)、17:00-22:00(日)
毎日飲んでも飽きない、職人のコーヒー「フリッソン エスプレッソ」
コーヒー愛好家だけあり、旅行中はなるべく同じコーヒーショップに行くのを避けたいのですが、ニューヨークに滞在した4日中、3日も「フリッソン エスプレッソ」へ行ってしまいました(笑)
タイムズスクエアから徒歩4分、アパートの一階にあり、注意していないと見落としてしまいそうなロケーションです。まろやかで酸味のない、職人のコーヒーをぜひ味わってみてください。
フリッソン エスプレッソ(Frisson Espresso)
住所:326 W 47th St, New York, NY 10036
公式Facebookページ(英語):https://www.facebook.com/pg/frissonespresso/about/
電話番号:(646) 850-3928
営業時間:7:00-19:00(月、火)、7:00-20:00(水―金)、8:00-20:00(土)、8:00-19:00(日)
初めてのニューヨーク旅行なら…心得TOP3!
- 詐欺やスリに注意
プライベートタクシー詐欺、路上で物を売りつけてきたり、人混みでのスリなど、都会ならではのトラブルには十分ご注意ください。
- ニューヨーカーは笑顔が少ない
「ニューヨーカーは冷たい、笑顔が少ない」と言われることがあります。お店の店員さんがムスっとしていても、怒っているわけではないのでご安心を。ニューヨーカーの中には、親しくなるまでに時間がかかる人が多いようです。
- 徒歩&タクシーやライドシェアを利用
マンハッタンは徒歩で観光ができるエリアが多いです。タクシーやライドシェア、または地下鉄もアクセスがいいので、旅行者にとてもフレンドリー。
ニューヨークは、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスと並んで、アメリカでぜひ訪れていただきたい都市のひとつです。ニューヨークへお越しの際には、ぜひ今回でご紹介したスポットに足を運んでみてくださいね。
[button style=’pink’ url=’https://www.expedia.co.jp/New-York-Hotels.d178293.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]ニューヨークのホテルを探す[/button][button style=’pink’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-New-York.d178293.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]ニューヨークへの航空券を探す[/button][button style=’pink’ url=’https://www.expedia.co.jp/New-York.d178293.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]ニューヨークの旅行・ツアーを検索[/button]
アメリカに関するその他の記事
GWにおすすめの旅行先をご紹介!それぞれのおすすめのスポットやホテルをご紹介します。詳細はそれぞれのバナーをクリック!
定番の海遊びから人気のレストランまで、ハワイのベストシーズンを満喫 夏の始まりを肌で感じはじめるゴールデンウィークのホノルルは、天候が安定している日も多く、一年の中でもベストシーズンと言える時期。そんな季節に満喫できるホットなスポットをグルメ、ショッピング、マリン、アウトドアといった多彩なカテゴリーから厳選して紹介していきます!
定番の海遊びから人気のレストランまで、ハワイのベストシーズンを満喫 夏の始まりを肌で感じはじめるゴールデンウィークのホノルルは、天候が安定している日も多く、一年の中でもベストシーズンと言える時期。そんな季節に満喫できるホットなスポットをグルメ、ショッピング、マリン、アウトドアといった多彩なカテゴリーから厳選して紹介していきます!
エクスペディアとHotels.comは、25歳~55歳の男女で、少なくとも2、3年に一度は休暇旅行をする人を対象に「今年の年末年始と冬シーズン(2022年12月から2023年2月)の旅行に関する意識調査」を共同で実施しました。
世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディアは、結婚している、またはする予定の20代~40代の男女で、日本で初めて新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言が発令された2020年4月以降にご自身の結婚式を挙げた人、もしくはこれから挙げる予定の人を対象に「コロナ禍の結婚式・ハネムーンに関する調査」を実施しました。