投稿者 : KAZUMI、投稿日 2019 年 2月19日

遠いけれど行く価値あり! 今、南アフリカ旅行がおすすめの5つの理由

広いアフリカ大陸でもっともメジャーな旅先といえば、南アフリカ。どこまでも続く大地で野生動物を観察するサファリ体験や、世界一豪華といわれる列車のザ・ブルートレイン、喜望峰をはじめとするダイナミックな絶景、そして特産のワインなど、たくさんの魅力にあふれています。

アフリカ大陸最大の経済大国でもあり、世界中から旅行者が訪れている南アフリカですが、日本からは遠い国。「憧れはあるけど、気持ち的にはちょっとハードルが高い」という人もいることでしょう。そんな方に「南アフリカ旅行がおすすめ理由」を紹介します!

理由1: 多民族国家ならではのグルメパラダイス!

南アフリカのグルメをひと言で表すのなら、東洋と西洋、そしてアフリカの大地とのコラボレーション。南アフリカは、先住民族をはじめ、ヨーロッパやアジアからの移民が暮らす多民族国家だけに、郷土料理はバラエティに富んでいます。

代表的なものの一つが、ケープマレー料理。ケープマレーというのは、17世紀ごろに、オランダ人の入植者によってインドネシアやマレーシアから連れてこられた人々の末裔のこと。マッシュポテトと牛ひき肉を皮に包んで揚げた「サモサ」や、マレー風揚げパンの「ロティ」などは、南部のケープタウンでは定番料理となっています。

ケープマレー料理

スパイスをきかせた鶏のグリル「ペリペリチキン」は、大航海時代にポルトガルの船がもたらした料理がルーツ。スパイシーなカレーは、イギリスの植民地だった時代にインドから渡ってきた人たちが伝えたもの…と、一皿一皿にヒストリーが込められているのも、南アフリカ料理ならではの面白さです。

ペリペリチキン

港湾都市のケープタウンやダーバンで食べたいのは、とれたてのシーフード! ボイルしたエビやオイスター、ロブスターにレモンやバター、ガーリックを添えて食べるのが南アフリカ流です。そのおいしさに、思わず南アフリカ特産のワインもすすむはず。

シーフード

もちろん、お肉だって絶品です! バーベキューの「ブラーイ」は老若男女に人気の国民食。ビーフやチキン、ラムに加え、スプリングボックやインパラなど、日本では食べられない珍しいお肉をステーキにしているレストランもあります。

ブラーイ

理由2: グランピングも! ビーチも! 遊びのチョイスが豊富です

南アフリカで人気の観光アイテムといえば、野生動物を間近に観察する「サファリ」。動物が活動している場所や出没する時間を熟知したレンジャーとともに、オープンカーでブッシュを巡る「ゲームサファリ」は、一度は体験したいダイナミックなアクティビティです。

サファリ

サファリの楽しみは、ただ動物を眺めるだけではありません。安全な場所に車を停めて、ワインや軽食を楽しみながら夕日を眺める「サンダウナー」など、ゲストを楽しませるさまざまな仕掛けが用意されています。

私営動物保護区内

ここ数年、日本でも人気を集めているグランピングの本場ともいえるのが、南アフリカ。私営動物保護区内にはラグジュアリーなロッジがあり、施設も料理も5つ星クラスの贅沢を味わうことができます。優雅なゲストルームで眠った翌朝、窓の外に目をやると、目の前の池で野生の象が水を飲んでいた…という、とっておきの体験をすることも。

ビーチリゾート

国土が広い南アフリカはビーチリゾートも充実しています。なかでも、世界の観光地ランキングで常に上位に数えられるのがケープタウン。青く澄み渡った空と白いビーチ、有名なテーブルマウンテン、大規模なショッピングコンプレックス、高層ビル群…とさまざまな表情を持つケープタウンは、地中海性気候のため一年を通して快適に過ごすことができ、いつも各国の旅行者で賑わっています。

ボルダーズビーチ

ケープタウンから少し足を延ばせば、喜望峰や野生ペンギンが生息するボルダーズビーチで知られるケープ半島も。治安も良好なケープタウンとその周辺は、日本人旅行者が最も行きやすい南アフリカの街といえるでしょう。

野生ペンギン

東部のダーバンは、一年のうち多くが晴天に恵まれた土地。インド洋の温かい海水が打ち寄せるビーチ沿いには、洗練されたリゾートホテルが建ち並んでいます。なかにはモナコ大公のアルベール2世がハネムーンで滞在したホテルも。ビーチは公共設備が整いライフガードが常駐しているので、安心してマリンアクティビティを楽しむことができます。

理由3: カルチャー好き、ショッピング好きだって飽きさせない

ヨハネスブルグ

ここ数年、新しいカルチャーの風が吹いているのが、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグ。マボネン地区には、ギャラリーやアートをテーマにした個性派ホテル、倉庫を改装した複合施設が集中し、アート好きの注目を集めています。ニュータウン地区は、博物館や劇場が集まるカルチャーの発信地。高架下や道路にまでペインティングが施され、街全体がギャラリーのよう。

ショッピングモール

南アフリカは、お土産探しだって困りません! 大都市のショッピングモールは、日本顔負けの規模を誇ります。なかでも、ヨハネスブルグの新都心、サントン地区は世界有数のショッピングモール激戦区。ケープタウンのウォーターフロントにも、アフリカを代表する大規模なショッピングコンプレックスがあります。ワインにアクセサリーに雑貨…とクオリティーは想像以上に高く、購買意欲が刺激されるはず。ボタニカル系コスメは、見た目も可愛いらしく、お土産としても人気です。

ボタニカル系コスメ

理由4: 日本とはまったく違う文化を体験できる!

南アフリカは世界有数の多民族国家。ヨーロッパ系、インドやマレーシアをルーツとするアジア系、白人と非白人の血をひくカラード、さらに、肌の色は同じ褐色でも、ズールー族にサン族、ンデベレ族、スワジ族、ソト族など、多くの民族が共存しています。

公用語は英語をメインに、ぜんぶで11言語。たくさんの言語で国家が歌われ、他民族の料理をアレンジして楽しみ、ラジオからゴスペルもインド歌謡もロックも流れてくる南アフリカの旅は、知的好奇心を刺激します。

南アフリカの子供達

そんなこの国で一番有名な人物といえば、40年以上も続いたアパルトヘイト(人種隔離政策)と戦い、1994年にこの国初の民主的な選挙で大統領に選ばれたネルソン・マンデラでしょう。勝利を勝ちとった後も私欲を追求しなかったストーリーは、伝説になっています。2013年12月に95年の生涯を閉じた後も、彼はこの国の英雄。彼の自叙伝「自由への長い道」は日本語に翻訳され、映画も公開されています。

自由への長い道

理由5: 便利で安心、快適に旅を楽しめる!

魅力にあふれる国も、一番の心配ごとは治安。その点、南アフリカでは、人のいない夜道を一人で歩かない、街を歩く時は高価なジュエリーを身につけない、貴重品から目を離さない…など旅するうえでの常識を心がけていれば、ほとんどの観光地で安心して過ごすことができます。

多くのホテルやレストラン、ショップ、ミュージアムなどではクレジットカードを使うことができるうえ、WI-FIを完備しているのも、旅行者には嬉しいポイントでしょう。

ラグジュアリーリゾート

飲食店の衛生管理も良好で、グルメだって安心して楽しめます。ちなみに、南アフリカは世界に十数か国しかない、水道水をそのまま飲める国のひとつ(平成16 年版「日本の水資源」(概要版より)。海外旅行にありがちな「生野菜サラダや氷入りのドリンクはNG」ということもなく、ローカルの新鮮な野菜や珍しいフルーツを、存分に味わえるのです!

ローカルの新鮮な野菜

けっして近くはないけれど、オリジナリティがあって、豊かな時間を過ごせる南アフリカ。「特別な体験をしたい!」「ラグジュアリーリゾートに泊まりたい!」「動物が好き!」「食べることが大好き!」「人と違うところに行きたい!」という人には、おすすめのデスティネーションです。ぜひ、今年の旅のプランに入れてみては?

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