投稿者 : na na、投稿日 2016 年 6月5日

海老ぷりぷり!香港で行くべき絶品海老ワンタン麺のお店3選

世界中の美味しいものが集まっているといわれる美食の国、香港。その一方で、昔から庶民に愛される食べ物もいろいろ。ローカルな雰囲気の中でいただく庶民の味はその国を身近に感じることのできる、旅の醍醐味でもあります。

中でも新鮮な海老をふんだんに使った海老ワンタン麺(鮮蝦雲吞麺)はお粥と並んで香港を代表する庶民の味。香港でしか食べられないこの味が忘れられず、私が何度も足を運んでしまう理由のひとつとなっています。

海老ワンタン麺を食べられるお店は数多くありますが、今回は私がおすすめする3店をご紹介します。

麺専門店「麥文記麺家」で自家製麺のワンタン麺を

麥文記麺家

「麥文記麺家(マクマンキーミンガー)」は佐敦(ジョーダン)駅にほど近い白加士街にある、私が一番好きなお店です。60年以上の歴史があるこのお店の特徴は「麺家」の名にふさわしい、店舗で打つ自家製麺。他のお店と同様、細くて少しぼそぼそとした「輪ゴム麺」と呼ばれる特徴的な香港麺ですが、手打ちなのでコシがしっかりと感じられます。

こちらの海老ワンタン麺は「上湯雲吞麺」と名付けられています(32HK$)。オーダーすると2~3分で運ばれてくる、まさにファストフード!

あれ?ワンタンは?と思いますが、麺の下に隠れています。これは麺が伸びないための工夫なのだとか。香港の麺は細く伸びやすいのでそんな配慮がされているのですね。

海老ワンタン麺は「上湯雲吞麺」

ワンタンは薄い皮に丸ごとの海老がごろっと2~3匹入っています。口に入れるとぷりぷりの海老が弾けて何とも幸せな味。臭みがなく、とても新鮮であることが伺えます。日本で食べるワンタンとは全くの別物。海老が大好きなので、これを初めて食べた時の感動は忘れられません!!

ごま油の効いたあっさりスープもとても美味しいですよ。

香港で行くべき絶品海老ワンタン麺のお店3選

そして海老ワンタン麺のお供におすすめしたいのが油を加えたお湯(またはスープ)でゆでた青菜「油菜(ヤウチョイ)」20HK$。中でも芥藍(カイラン)と呼ばれる中国ブロッコリーは絶妙な歯ごたえと野菜の甘さを楽しめるお気に入りの青菜です。雲吞麺+油菜はまさにゴールデンコンビ!ぜひ試していただきたいです。

油菜(ヤウチョイ)

入り口横の調理場ではワンタン麺が手早く作られる様子を見ることができます。流れ作業で仕上がっていく様子はまさに職人芸!お店は12時~深夜0:30まで営業。ご覧のように器は小さいので、おやつや夜食にもぴったりですね。

お隣には人気の茶餐廳「澳洲牛奶公司(Australia Daily Company)」がありますので、デザートに絶品の杏仁ミルクプリンやタマゴプリンはいかがでしょうか?

麥文記麺家(マクマンキーミンガー)
住所:九龍佐敦白加士街51号(佐敦駅C2出口から徒歩約3分)
TEL:2736-5561
営業時間:12:00-深夜0:30
定休日:なし

1964年創業の早朝から開いている粥麺家「彌敦道粥麺家」

佐敦(ジョーダン)駅から徒歩約3分、ノボテル ネーザン ロード カオルーン 香港向かいの西貢街という路地にある「彌敦道粥麺家(ネイトンチョッミンガー)」は1964年創業、観光バスが乗り付けるほど有名なお粥と麺のお店です。お粥で有名なお店ですが、こちらの海老ワンタン麺も絶品!

朝7:30から夜23:30まで営業しているので朝食にも食べることができるのも嬉しい。

彌敦道粥麺家(ネイトンチョッミンガー)

壁にメニューが貼ってありますが、言えば日本語メニューも見せてくれます。

「鮮蝦雲吞麺」(30HK$)。こちらも細い香港麺で海老をしっかりと感じられるあっさりスープがよく絡みます。こちらもワンタンは4つ入り。

鮮蝦雲吞麺

同じように丸ごとのエビが入ったワンタン。つなぎに使ってある豚肉がコクを増し、とても美味しいです。このワンタンだけをもっと食べたい!という方は同じお値段で「鮮蝦雲吞」というワンタンスープがありますのでそちらをどうぞ。麺がない分、ワンタンいっぱいです。

鮮蝦雲吞

オイスターソースがかかった油菜「蠔油郊外菜遠」(20HK$)もおすすめ!

あっさりした芥藍にパンチのあるオイスターソースがよく合います。

蠔油郊外菜遠

麥文記麺家とは彌敦道(ネイザンロード)を挟んで徒歩数分の距離。2店で海老ワンタン麺の食べ比べも楽しいかもしれません。

彌敦道粥麺家
住所:佐敦西貢街11號(佐敦駅B1出口から彌敦道を北へ3分、ノボテルホテル向かい)
TEL:2771 4285
営業時間:7:30~23:30
定休日:なし

香港に5店舗を構える人気店で海老ワンタン麺「池記」

海老ワンタン麺の美味しいお店としてよくガイドブックに載っている「池記(チーケイ)」もお気に入りのお店のひとつ。銅羅湾・尖沙咀・九龍湾・中環・旺角と香港で5店舗を構える人気店です。私が利用したのは尖沙咀(チムサーチョイ)店。

池記(チーケイ)

ローカルなお店と比べて明るく清潔感があり、入りやすい雰囲気。

おやつ感覚の海老ワンタン麺ですが、池記は一品料理やデザート、ドリンクなどと組み合わせたセットメニューも充実しているので、きちんとしたお食事としても利用することができます。

池記の海老ワンタン麺には「雲吞麺」37HK$と「手剥海蝦雲吞麺」52HK$の2種類がありますが、海老の美味しさを存分に堪能できる後者をお勧めします。

「手剥海蝦雲吞麺」52HK$。ぷりぷりの大きなエビが入ったワンタン、細麺、干しエビから出汁を取ったクリアなスープ。化学調味料を使っていないので、優しい味わいでとても食べやすいです。

手剥海蝦雲吞麺

さらに平日の14:30~18:30は「下午茶餐」と呼ばれるアフタヌーンティータイムにはさらにお得なセットがあります。雲吞麺がドリンク付きで36HK$。小腹がすいたときのおやつ代わりにいいですね。その他、丸ごとの蟹が入ったお粥やチキンライスもおすすめです。

美味しいお茶のサービスもあるのに、サービス料はかからないというのも嬉しいポイント。誰でも安心して利用できるお店です。

「池記(チーケイ)」尖沙咀店
住所:尖沙咀樂道52號地下(尖沙咀駅A1出口から徒歩約3分)
TEL: 2368 2528
営業時間::11:00-23:00
定休日:なし

 

いかがでしたか?

海老好きにはたまらない香港のB級グルメ、ぷりぷり海老が詰まったワンタン麺。ちょっとぼそぼそした香港麺が苦手という人もいますが、食べなれると病みつきになります。

ローカルなお店では、基本的に注文を伝えると店員さんが手書きで紙に記入し、料理といっしょにテーブルに置いていきます。会計時はその紙をレジに持って行って支払いをする、というのが一般的。また、混雑する時間帯は相席が基本です。慌ただしい雰囲気にちょっとひるんでしまうかもしれませんが、今回ご紹介したお店以外にも地元の人が集まる麺家さんがたくさんありますのでチャレンジしてみてください。

美味しかったらお店の人に「ホウセッ!(美味しい)」のひと言をぜひ!

 

 

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