投稿者 : 結花 松林、投稿日 2017 年 10月1日

旅先で楽しむ本場のラムカクテル6選

サトウキビを原料とするラムは、南の島ではとてもポピュラーなお酒です。日本で人気の高いモヒートやダイキリも、ラムをベースにしたカクテルの一種。甘みがあって、香り高いラムカクテルは、口当たりがよく飲みやすいのが特徴です。

現在、数えきれないほどのラムカクテルが世界中に存在していますが、やっぱり人気は昔から飲み継がれてきた定番もの。今回はそんな定番カクテルを関わりのあるバーとともにご紹介します。旅先で本場の味を楽しんでみませんか?

モヒート(キューバ)

ラムカクテルの定番といえば、ライムとミントの味が爽やかなモヒート。この大人気カクテルを味わえる代表的なバーが、キューバの首都ハバナにある「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」です。

モヒート(キューバ)

作家アーネスト・ヘミングウェイをはじめ、様々な著名人が常連だったというこのバー。いただけるのは、イエルバ・ブエナというキューバ産のハーブを使用した本場のモヒートです。他のハーブで作られたものよりも少しだけ苦みがあって、独特の風味がクセになります。店を訪れる人々のほとんどがこのモヒート目当て。店内手前はバースペース、奥はキューバ料理を食べられるレストランとなっていて、レストランでの食事も評判です。

ラ・ボデギータ・デル・メディオ
住所:Empedrado No. 207 | e/ Cuba y San Ignacio, Havana, Cuba

ダイキリ(キューバ)

ラムにライムジュースと砂糖をミックスしただけのシンプルなカクテル、ダイキリ。モヒートと同じく、こちらもキューバ発祥です。キューバでダイキリの有名な店といえば、オールドハバナの「エル・フロリディータ」があげられます。

ダイキリ(キューバ)

ヘミングウェイが足繁く通ったとして知られるこのバーでは、普通のダイキリのほか、ヘミングウェイの好んだフローズンダイキリ「パパ・ヘミングウェイ」が人気。砂糖の代わりにグレープフルーツジュースと倍量のラムを追加した、ガツンとくる強めの一杯です。次から次へとダイキリを作っていくバーテンダーの華麗な手さばきも見ものですよ!

エル・フロリディータ
住所:Obispo No.557 esq. a Monserrate, Habana
URL:http://www.floridita-cuba.com/

マイタイ(ハワイ)

ラムをパイナップルやオレンジなどのジュースで割ったスイートなカクテルは、1949年にカリフォルニアで生まれました。グラデーションになった華やかな色合いや、フルーツやパラソルで飾り付けられた見た目がとってもキュートで、トロピカルカクテルの女王とも呼ばれています。

マイタイ(ハワイ)
Photo by Johnny Silvercloud

そんなマイタイで有名なのが、ホノルルのホテル、ロイヤル・ハワイアン内に併設されたオーシャンフロントバー、その名も「マイタイ・バー」。約50年前、このバーでオリジナルレシピのマイタイを作ったところ、瞬く間に人気を集め、世界中に知られるようになったのだとか。ここのマイタイは、地元マウイの蒸留所で造られた伝統的なラムを使用しています。 

マイタイ・バー
住所:2259 Kalakaua Ave., Honolulu
URL:http://jp.royal-hawaiian.com/dining/maitai.htm

ピニャコラーダ(プエルトリコ)

ピニャコラーダは、パイナップルジュースとココナッツミルクをミックスしたラムカクテル。パイナップルの酸味とココナッツミルクの甘みがマッチした南国らしい味わいです。ピニャコラーダの発祥地は、カリブ海に浮かぶリゾート地プエルトリコ。現在ではプエルトリコの国民的ドリンクとして親しまれています。

ピニャコラーダ(プエルトリコ)

発祥のバーに関しては諸説ありますが、そのひとつに主都サン・フアンに立つホテル、カリブ・ヒルトンの「カリバー」があります。この店では、1954年から変わらないオリジナルレシピから、アレンジを加えたモダンレシピまでさまざまなタイプのピニャコラーダが楽しめます。

カリバー
住所:1 San Geronimo Street, San Juan
URL:http://www.caribarsanjuan.com/

ハリケーン(アメリカ)

鮮やかな色が印象的なハリケーン。ザクロの果汁から作られたグレナデンシロップをラムと混ぜたカクテルで、アメリカ、ニューオーリンズの名物になっています。

ハリケーン(アメリカ)
Photo by MsSaraKelly

ハリケーンが生まれたのは、ニューオーリンズのなかでも古い歴史を持つ地区フレンチ・クオーターにあるバー「パット・オブライエン」です。こちらで提供されるハリケーンは、ジュースのように甘くフルーティー。ついグイグイ飲んでしまいますが、アルコール度数は30%以上と非常に強いのでご注意を。また、ハリケーンランプをイメージしたというパット・オブライエンのグラスは、おみやげとしても人気があります。

パット・オブライエン
住所:718 St. Peter Street, New Orleans
URL:http://www.patobriens.com/patobriens/default.asp

ブルーハワイ(ハワイ)

ハワイの海を彷彿とさせるブルーハワイ。ラムをベースにブルーキュラソーとパイナップルジュースを加えた、見た目も味わいもこれぞハワイ!なカクテルです。

ブルーハワイ(ハワイ)

この爽やかなカクテルが生まれたのはホノルルにあるホテル、ヒルトン・ハワイアンヴィレッジ内の「タパ・バー」。現在ブルーハワイはラムで作られるのが一般的ですが、実は元祖ブルーハワイはウォッカがベースなんだとか。ここでは、そんな昔ながらのレシピで作るブルーハワイをいただけます。後味にはウォッカのほんのりした苦みが感じられ、スッキリと飲みやすいのが特徴。ドリンクはグラスではなく、プラスチックのカップで提供されるので、気軽に楽しむことができます。

タパ・バー
住所:2005 Kalia Rd, Honolulu
URL:http://www.hiltonhawaiianvillage.com/dining/bars

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