大人の一人旅を満喫できる「沼津・熱海」へ。お酒・グルメ・深海魚・温泉を1泊2日で存分に楽しむ
こんにちは。山と温泉を愛する女一人旅ブロガー、月山ももと申します。
首都圏から交通の便がよく、温泉が多く、1泊旅行の行き先として定番となっている静岡県。その中でも私が何度も足を運んでいるお気に入りの街が「沼津」です。
沼津にたびたび訪れている理由は「沼津アルプス」という愛称で登山者に人気の山域があるから。低山群でありながら本格的な縦走が楽しめて、冬でも雪が積もることは少ないです。冬季は「午前中からお昼過ぎにかけて沼津アルプスで登山、下山後に沼津港で一杯いただき、温泉に入って帰る」という楽しみ方が定番でした。沼津港には、一人でふらっと立ち寄れるおいしいお店がたくさんあるのです。
今回は、沼津の新鮮な魚をはじめとするグルメを一人飲みで存分に堪能し、帰りはぜいたくにも熱海に立ち寄ってお気に入りの日帰り温泉へ……というコースを1泊2日で楽しんでみたいと思います! 一人旅プランの参考にしていただければ幸いです。
東京から1時間ちょっとで沼津に到着!
首都圏から沼津に向かうなら、東海道新幹線に乗って三島駅で在来線に乗り換え、1駅の乗車で沼津駅に到着します。東京駅から1時間ちょっと、あっという間の道のりです。
この日は無理に早起きせず、朝はゆっくり過ごして11時ごろに自宅を出発。お昼過ぎに沼津駅に到着した後は、路線バスで沼津港に向かいます。
沼津港に着いてバスを降りると、少し雲に隠れてはいるものの富士山の姿が大きく見えました。大きな富士山を見ると「静岡に来た!」という気持ちが盛り上がりますね。
沼津港を眺めながら昼下がりのクラフトビールを
沼津港でまず向かうのは、バス停がある通り沿いのクラフトビアバー「ベアードビール 沼津フィッシュマーケットタップルーム」です。
ベアードビールは、静岡県伊豆市に醸造所を構え、都内や静岡県内に直営のタップルーム(ビアバー)を持つクラフトビールメーカーです。その発祥の地は、沼津港でした。
創業者ご夫妻が最初にオープンさせたタップルーム「沼津フィッシュマーケットタップルーム」。かつてはこの1階でビールの醸造を行っていたそうです。
平日は17時から、土日祝日は正午から営業しています。休日は昼からクラフトビール三昧で楽しめます。
やや急な階段を上って2階へ。素朴な木製のテーブルと椅子が並ぶ店内で、好きな場所を選びます。
テーブル席でのんびりもいいけれど……1人なら窓際のカウンターが特等席ですね。
ベアードビールの定番ビールを全て飲めるのは、直営店ならでは。キャッシュオンスタイルなので、カウンターでメニューを眺めてビールをオーダーし、その場で代金をお支払いします。私の一番のお気に入り「ウィートキングウィット」をオーダーし、グラスを持って窓際のカウンターへ。
魚市場と、行き交う観光客を眺めながら……いただきます!
柑橘系の香りと爽やかな酸味のあるすっきりとした味わいのビールで喉を潤しながら「つまみには何をいただこうかな?」と考える、幸せな時間です。
黒板に記されているのは定番のメニュー。その他に、オーダーカウンターにはその日のおすすめメニューも掲示されていました。
ベアードビールのタップルームは店舗ごとに提供する料理のテーマが異なっていて、ここ沼津のタップルームでは串焼きのメニューが一押しです。静岡県産の野菜を使ったメニューも豊富ですね。
迷った末「ベーコンポテトサラダ」を注文しようとしたところ、本日は品切れとのこと。しかし「今日はかぼちゃのサラダがありますよ」と教えていただいたので、オーダーしてみました。
修善寺産のかぼちゃをたっぷり使ったサラダです。ベーコンがゴロゴロと入っており、粗挽き黒こしょうの風味でビールが進む……。
あっという間に1杯目を飲み終わってしまったので、2杯目は季節限定のビールを! 「フェストラガー」なるアンバーラガー、初めて飲むビールです。琥珀色で、飲んでみるとほんのり甘みがあってフルーティ。
注文していた串焼きがちょうど良いタイミングで出てきました。まずは「ベーコントマト」と「レバー」。ベーコントマトは、噛むと温かいトマトの汁がベーコンの中であふれる感触が面白く、レバーも程よい焼き加減で、新鮮さが感じられるお味です。
次に「えんがわ」と「牛ハラミ」を。焼き加減もタレの味もちょうど良く、本格的な味わいでした。
魚市場を眺めながらあえて肉を頬張りつつビールを飲むというのも乙なもの。沼津のおいしいお店は決して魚介のお店だけではないのですよね。と言いつつ、これから魚介もしっかり食べるのですけれど……。
ゆっくりと味わって、ごちそうさまでした。
ベアードビール 沼津フィッシュマーケットタップルーム
住所:静岡県沼津市千本港町19-4
TEL:055-963-2628
営業時間:月曜~金曜 17:00~24:00 土曜・日曜・祝日 12:00~24:00 無休
公式サイト:https://bairdbeer.com/ja/taprooms/numazu-fishmarket/
日本で唯一の深海水族館で深海生物を眺めて楽しむ
タップルームを出た後は、酔い覚ましに港の周辺を散歩がてら歩きます。
天気が良くて気持ち良いですね。港で遊覧船に乗るというのも楽しそうだけれど……以前から行ってみたいと思いつつ、なかなか行けていなかったあの場所へ行ってみることにします!
「沼津港深海水族館」にやってきました。ここは深海にすむ生物をメインで展示しているという、とても珍しい水族館。沼津港の複合施設「港八十三番地」の中にあります。
沼津港のある駿河湾の中心部には、「駿河トラフ」と呼ばれる水深2,500メートルもの海溝が存在しています。そのため、港からさほど離れていない沿岸部に深海生物が生息し、深海魚の漁も昔から行われていたのだそうです。深海生物、まずは眺めて楽しみますよ!
照明が落とされた館内を、順路に沿って見学していきます。薄暗い中を歩いているだけでもきれいで楽しい。
水槽の中にひっそりとたたずむ深海魚……やはり、生息する環境のせいなのか、色や形が変わった魚が多いですね。一つ一つの水槽に詳しい解説があり、それがなかなか面白いので、立ち止まってじっくり読んでしまいます。こちらのお魚の名前は「ベニテグリ」です。
ベニテグリという名がついたのは「手繰り(てぐり)網」という漁法で捕れる「紅い魚」だからなんですね。メスは大きな背びれに暗色斑があるとのことで、これはオスなのか? メスなのか? などと、眺めつつ考えたり。
地面に這いつくばるように泳いでいるこちらの魚は「ミドリフサアンコウ」です。やや平べったい体に見えますが、刺激を受けると水を飲み込んで、体を膨らませることがあるとか。
水槽の隅でじっと身を潜めるようにたたずんでいたのは「タカアシガニ」と呼ばれる世界最大のカニ。脚を広げると3メートル以上になり、古くから姿を変えていないため「生きた化石」とも呼ばれるそうです。
他にも、世界でもここでしか見ることができないという「シーラカンスの冷凍個体」、飼育員の方の裏話を聞けるイベントなど、盛りだくさんな展示内容でした。子供の頃は水槽ごとの詳しい解説をじっくり読むのは難しかったものですが、解説を読んで楽しめるなんて、私も大人になったものだなと思いました。
沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム
住所:静岡県沼津市千本港町83番地
TEL:055-954-0606
営業時間:10:00~18:00 無休(2020年1月にメンテナンス休業あり)
公式サイト:http://www.numazu-deepsea.com/
見た後は食べる!? 深海魚も回る回転寿司「活けいけ丸」
さて、のんびりと水族館を見て回り、外に出ると夕方が近づいてきました。沼津港で早めの夕食をいただくつもりです。
やってきたのは、深海魚水族館と同じ「港八十三番地」エリア内にある回転寿司のお店「活けいけ丸」。こちらでは駿河湾で捕れた新鮮な魚を使ったお寿司がリーズナブルにいただける上に、深海魚のお刺身やお寿司もあるのです。
「港八十三番地」内の飲食店やお土産屋さんでは、会計時に深海魚水族館の半券を提示するとお会計が10%オフになるという特典があります。まずは深海魚水族館に行ってから、買い物や食事を楽しむのがおすすめです。
活けいけ丸では、レーンに乗って回っていないお寿司を注文する場合は紙に書きます。席に着き、注文を板前さんに伝えてから、飲み物をオーダー。
10種類ほどある静岡県内の地酒メニューの中から選んだのは「花の舞 Abysse」という浜松のお酒です。Abysse(アビス)とはフランス語で「深海」を意味するとのこと。深海を思わせる紺色のお皿に乗って登場したのは、「値段が680円のお皿だったから」という偶然です。
ここで、注文していた金目鯛のお刺身が来ました。桜色の身が美しい……。では、いただきます!
金目鯛も深海魚なので、深海×深海魚のペアリングを楽しみます。花の舞 Abysseは日本酒造りに使う酵母ではなくワイン酵母仕込みのお酒で、白ワインのように華やかな酸味があります。比較的淡泊な味わいの金目鯛と一緒にいただくと、魚の脂の甘みが増すようでした。
そしてこれは、「食べておかなければ!」と思ってオーダーした「本日の深海魚三昧」です。左からあかざ海老、メヒカリ、アカマンボウ。
ドキドキしながら口に入れると、あかざ海老は身のしっかりとした海老で甘みがあり、メヒカリはふわっとした白身で脂がのっています。アカマンボウはビンチョウマグロにも似た味わいで、どれも大変おいしかったです。
次に「本日の一押し寿司」の中から、駿河湾産の炙り鯖の棒寿司を。皮目にパリッと焼き目がついていて香ばしく、鯖のしめ方もちょうどいいです。
これは「真イカの肝のせ」。新鮮なイカに、濃厚なイカの肝をのせた一品です。おいしいに決まっています。酒が進みますね……。
そろそろお腹がいっぱいになってきましたが、最後に何かもうひと品……と思ったところで、カウンターの中にあるいけすが気になってきました。
いけすから出したばかりの魚を出してくれるわけですね。食べてみたい……。
というわけで、オーダーしました!
「活けあじの姿寿司」です。すごい迫力です。さばかれたばかりのアジはまだびくびくと動いており、小さい子供が見たら泣いてしまいそう……ですが、大人なので遠慮なくいただきます!
ああ、おいしいです。新鮮そのものといった脂の旨味がすごい。口の中でアジの脂がとけていきます。
お酒もなくなったところで、〆には海苔汁を注文しまして。
大きなお椀いっぱいの海苔汁をゆっくりと味わいました。ごちそうさまでした!
この日はバスで沼津駅前まで戻り、ホテルに宿泊します。
活けいけ丸
住所:静岡県沼津市千本港町83番地A棟
TEL:055-964-2777
営業時間:11:00~22:00(LO21:00) 無休
公式サイト:http://www.asadore-ikeikemaru.com/
2日目の朝は沼津港で海鮮丼モーニング、軽く一杯を添えて
翌日の朝、早寝したので気持ちよく目が覚めました。そしてホテルでは朝食を食べずに、朝の散歩がてら、また沼津港に向かいます!
沼津港の魚市場には、早朝から営業している海鮮のお店がたくさんあります。そこで朝食をいただくもくろみなのです。
目指していたお店はこちら、沼津港の人気店「にし与」です。「とんかつ・さしみ」と看板にあるとおり揚げ物、特にアジフライが有名なお店なのですが、海鮮メニューももちろん豊富です。
朝食ですので、さっぱりと海鮮丼をいただこうかなと思っています。
店内は、朝だというのにお客さんでいっぱいです。お水を持ってきてくれたお店の方に注文を告げると、
「今混んでいるから時間がかかってしまうけれど、ごめんなさいね」
と伝えられます。なるほど、であれば……。
「じゃあ、先に、にごり酒いただけますか?」
「? 先でいいのね。ちょっと待ってね」
そして、やってきました。
にごり酒、真っ白過ぎてもはや牛乳か飲むヨーグルトのような見た目です。ちびちび飲みながら待っていると、主役が来ました!
生しらす+生桜えびという最強コンビの海鮮丼「するが丼」です! お醤油、またはポン酢でいただきます。
透き通る生しらす、半透明な桜エビ、美しい……しかもこんなにたくさん食べられるなんて、幸せ……。
「いきなり上から醤油をかけないで、まずはお刺身を食べるみたいに食べてみて」
と、お店の方に教えていただいていたので、最初はお醤油とポン酢につけて少しずつ食べてみます。魚って甘いんですね……ポン酢でも醤油でも、おいしい。もちろんこの後、上からお醤油をかけてがっつりいただきました(笑)。
にし与
住所:沼津市千本港町109 ダイノブセンター立体駐車場1階
TEL:055-951-6041
営業時間:日~金曜・祝日6:00~15:00 土曜10:00~15:00 木曜休
個人的「熱海最高の湯」、日航亭大湯で極上のお湯を堪能
沼津港で朝食をいただいた後は、酔いを覚ましつつ沼津駅まで30分ほど歩きました。この後、熱海に移動してお風呂に入りますので、お酒は抜いておかなくてはなりません!
沼津駅から東海道線で3駅、15~20分ほどの乗車で熱海駅に着きます。駅から10分少々歩いたところに、私が個人的に「熱海最高の湯」だと思っている日帰り温泉があるのです。
それはこちら、「日航亭大湯」です!
かつては旅館だったそうなのですが、現在は日帰り温泉施設として営業。「熱海のお湯ってこんなに良いお湯だったんですか?」と驚いてしまうお湯なのです。伊豆地方の他の温泉地に泊まった帰りに、どうしてもこちらのお湯にも入りたくなって、熱海で途中下車してしまったこともあります……。
男湯と女湯が毎日入れ替わります。今日は奥の浴室が女湯でした。
奥の浴室は広い露天風呂が特徴です。
90度以上ある高温の源泉を水で薄めることなく冷まして、源泉100%の状態でかけ流している、すばらしい浴室で、すばらしいお湯。
ひんやりとした秋の風を感じながら、極上のお湯に浸かります。ほんのりと温泉の香りがして、とろみを感じさせるような良いお湯なのです。
湯口には温泉の成分がびっしり。透明で湯の花も目立たないお湯なのですが、実際は成分豊かな濃い源泉であることが分かります。
私は熱いお湯ではあまり長湯できないのですが、ここではなぜかゆっくり浸かれてしまうから不思議です。のぼせない程度にのんびり湯あみを楽しみます。
お風呂上がりには、庭が眺められる無料の休憩所でひと休み。いつもならここにある自動販売機でビールを買って風呂上がりの一杯……となるのですが、今日はこの後行きたいお店があるのでまだ、我慢です!
日航亭大湯
住所:静岡県熱海市上宿町5-26
TEL:0557-83-6021
営業時間:9:00~20:00 火曜(祝日の場合は翌日休)
熱海駅前の「蕎麦あさ田」で風呂上がりの一杯
熱海駅前まで戻り、駅から徒歩5分弱のところにある「蕎麦あさ田」に向かいます。
駅から近く、蕎麦の味も本格的な上に、日本酒とつまみの種類も豊富で、「昼から一杯飲んでうまい蕎麦で締める」ことができる大好きなお店なのです。
カウンター席が中心で一人でも入りやすいのですが、人気店ゆえ調理に時間がかかることもあります。サクッと蕎麦でも、というときよりは、ゆっくり時間が取れるときに行きたいお店です。
にごり酒が好きなので、また注文してしまいました。「花垣」という福井県のお酒です。お通しは野沢菜漬け。まずは、「酒肴三種盛り」を注文しました。
左から「いか塩辛」「鴨焼き」「えいひれ」。この3種が盛り合わせになって500円。一人旅ではこのような、少しずついろいろ食べられる一皿があると、つい選んでしまいます。
それから「1人だと多いかな?」と思いつつ、どうしても食べたくなって注文してしまった「いわしのみりん干し」です。こんがりと焼けて良い匂いがして、カウンターで隣の席に座っていた常連らしいお客さんが「あの魚初めて見た。おいしそう」とつぶやいたのを聞いてしまいました。でも、その方が注文していた卵焼きもおいしそうでしたよ……。
蕎麦前(蕎麦の前に楽しむつまみ)をつまみながらにごり酒をいただく至福の時間。いわしみりん干し、脂が乗っていてめちゃめちゃおいしかったです。つまみと酒がだいたいなくなったところで〆のお蕎麦を出していただくようお願いします。
「クルミだれせいろ」がやってきました。クリーミーで濃厚なクルミだれに細めで喉越しの良い蕎麦をつけて、いただきます。
最高においしかったです。ごちそうさまでした!
蕎麦あさ田
住所:静岡県熱海市春日町17-9
TEL:0557-81-5804
営業時間:11:30~15:00(LO14:30) 月曜休
駅から徒歩2分のカフェ「CAFE KICHI」で一休み
帰りは熱海駅から新幹線に乗ります。乗車まで時間があったので、駅から徒歩2分の近さにある「CAFE KICHI」で一休みしていくことに。
古民家をリノベーションした温かみのある内装が特徴のカフェです。2階の席に案内していただきました。
席と席の間に十分なスペースがあり、お客さんが多いときでものんびりとくつろげる空間となっています。
自家製のスコーンが有名のようですが、本日は残念ながら売り切れ。 シフォンケーキなど、同じく自家製のケーキもおすすめだそうなので、コーヒーの「KICHIブレンド」とレアチーズケーキをオーダーしました。
クリーミーで濃厚なレアチーズケーキをいただき、コーヒーを飲みつつ、昨日と今日2日間の楽しかった旅程を振り返ります。新幹線の時間が来るまでの間、時間がゆっくりと流れていくような錯覚を起こさせてくれる、素敵なカフェでした。
CAFE KICHI
住所:静岡県熱海市田原本町5-9
TEL:0557-86-0282
営業時間:11:00~19:00(LO18:30) 水曜休
公式サイト:http://www.cafe-kichi.com/
東京に近い有名観光地だからこそ、一人飲みが楽しい
今回ご紹介した「沼津港」も「熱海」も、土日は首都圏からの観光客でにぎわう、いわゆる「メジャーな観光地」だと思います。メジャーな観光地だからこそ、一人で来ている方も大勢いて、お店の方も一人客の扱いに慣れています。
旅慣れた方の中には「観光地で観光客が多い店に行くよりも、地元の人が行くようなお店に行きたい」と考える人もいらっしゃるでしょう。でも、観光地の中にある店でも、曜日や時間帯によっては地元の人が食べに来ていることも多いです。そういう「観光地の中のおいしいお店」を探して立ち寄ってみるのも、なかなか楽しい旅のテーマだと思うのです。
沼津と熱海では、今回ご紹介したお店はいずれも間違いないお店だと思います。行った先々の名産品をつまみに現地のお酒をいただくのはまさに大人のひとり旅の醍醐味です。旅先でのひとり酒を楽しむ人が増えるといいなと思っています。
文:月山もも……登山と温泉を絡めた一人旅が好き。ブログ「山と温泉のきろく」では、温泉宿への宿泊記、日帰り入浴記、旅の食事や登山の記録を更新しています。
編集:はてな編集部
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