台湾・台北「雙連朝市」を見て、食べて、楽しむ方法!
せっかく台湾に来たら、地元の人たちの生活風景にも触れて、ディープな台湾を体験してみませんか?
そんな時は市民の台所とも言える朝市に行ってみるのがおすすめです。朝市に行って見ると台湾ならではの食材や安くておいしい朝市グルメに出会えます。台北の朝市の中でもおすすめの「雙連朝市」をご紹介します!
早起きして朝市に行ってみよう!雙連朝市がおすすめの理由
雙連朝市は地下鉄(MRT)雙連駅2番出口からすぐの路地に広がり、隣の民権西路駅までの間の200mほどまで続いています。駅を出てすぐとアクセスも大変便利です。朝8時頃~15時頃まで屋台やお店が出ており、朝から台北を余すところなく満喫したい人にもおすすめの観光スポットです。
雙連朝市は世界中から観光客が訪れる台北きっての大型朝市のため、日本語が出来る店員さんも多かったり、英語で話しかけてくれたりと初心者でも行きやすいのがうれしいポイントです。また周辺エリアにもおいしい小吃(軽食)店が数多く存在し、朝市観光と合わせてB級グルメ巡りも楽しめる場所です。
雙連朝市でディープな台湾を楽しむ!
雙連朝市は、果物や野菜、肉や魚などの生鮮食品から、洋服、靴などの衣料品まで様々な商品を売るお店が並び、ここに来れば何でも揃うので朝からたくさんの人が買い物に訪れます。
南国台湾には日本ではあまり見かけない果物なども多く並んでいます。春から夏には「芒果(マンゴー)」、「百香果(パッションフルーツ)」、「芭樂(グアバ)」、秋から冬には「釈迦頭(バンレイシ)」、「蓮霧(ワックスアップル)」などカラフルな南国フルーツが並ぶ様子は圧巻の光景です。
残念ながら、果物などは日本に持ち帰ることはできませんが、買って帰って宿泊先で食べるのも楽しみですね。台湾には「一斤(600g/いーちん)」という単位があり、果物や惣菜などは斤単位で販売しています。「半斤(300g/ばんちん)」と言えば、半分の量もお願いすることもできます。
雙連朝市の真ん中には「文昌宮」と言う、文昌帝が祭られた学業、出世にご利益があると言うお寺があります。
文昌宮には台湾全土から学業祈願のお参りに訪れる人が多く、熱心にお参りする姿には、信仰深い台湾の人たちの様子も垣間見ることが出来ます。
朝市で気をつけたいポイントと役立つ中国語
雙連朝市でまず気をつけたいのはバイクです。
雙連朝市が出ている場所は一般の路上のため、通り道としてバイクが走っていくことも多いです。人が多い小さな通りにバイクが走っていくため、安全には注意し、バイクの音がきこえたら端に寄っておくようにしましょう。また、世界の中では比較的治安も良いと言われる台湾ですが、朝市は人が多いので貴重品などは自分の目の届く場所にしっかり持っておきましょう。
朝市で働く人たちはとても元気でハツラツとしており、声も大きいです。そこで急に呼びかけられたりすると怒られているのでは?とびっくりしてしまいますが、実はただの呼び込みだったりするのでにっこりと笑っておくとよいです。
男性に対しては「先生(しぇんしぇん)」「師哥(しゅぁぃがー/イケメンの意味)」「弟弟(でぃでぃ)」と呼びかけることが多く、女性に対しては「小姐(しゃおじえ)」「美女(めいにゅい)」「妹妹(めいめい)」と呼びかけられたりします。そんな時は「你好(にーはお/こんにちは)」と笑顔で挨拶すれば、お互い気持ちがいいですね。
「多少錢?(どーさおちぇん?)」は「いくらですか?」と言う意味の中国語で、朝市でお買い物をするときに便利な言葉なので覚えておくとよいですよ。さらに、電卓やメモ用紙とペンを持っていけば、数字が聞き取れない時に書いてもらったり、打ち込んでもらったりと便利なので持っていくのがおすすめです。
朝市を見ながら食べ歩き!雙連朝市のおすすめ屋台
水煎包(焼き肉まん)
せっかく雙連朝市に来たらおいしいローカルグルメも味わいたいですね。雙連駅に近いあたりに屋台を出している「水煎包(しゅえじぇんぱお/焼き肉まん)」の屋台は、おすすめの朝市グルメの1つです。
寡黙なご主人が作る小ぶりな肉まんは豚肉とキャベツの餡がジューシーで、皮がパリパリでいくつも食べられてしまいます。特にこの雙連朝市の屋台の水煎包は冷めても皮がパリパリでおいしいのが特徴で、おやつ用に持ち帰るのにもおすすめです。1つ11元ととってもリーズナブルな値段も朝市ならではです!屋台の前に置いてある辛いソースはセルフサービスでつけます。ちょっとでもけっこう辛いのでつけすぎにはご注意を。
こちらの屋台には名前が無く、屋台を出す場所も日によって変わるようなので、写真の屋台を元に雙連駅付近を探してみてください!
とうもろこし
また、雙連駅側から朝市に入るとすぐに茹でとうもろこしの屋台がよく出ています。
日によって白色や黄色などとうもろこしの種類が代わったりしますが、めずらしい紫色のとうもろこしをゆでている時もあります。台湾のとうもろこしはもちっとした歯ごたえで甘みが少ないのが特徴で、お米のような味わいと食感がする種類もあります。塩ゆでしてあり、お米のようなモチモチした粒の食感はまるで塩おむすびを食べているかのような感じです。
弾力のある食感はスイートコーンとは異なり、おもしろいのでぜひ味わってみてください。食べだすと癖になりますよ!1本50元ほどで販売しています。
[one_half]
[/one_half]
[one_half_last]
[/one_half_last]
雙連朝市のついでに立ち寄りたい!世紀豆漿大王
朝市をたっぷり楽しんだ後は台湾風の朝食で腹ごしらえもおすすめ!雙連駅の2番出口を出てすぐ、雙連朝市から歩道を挟んで向かい側にある「世紀豆漿大王(スージードウジャンダーワン)」は地元の人からも人気の朝食屋さんで、朝市と合わせてぜひ訪れたいお店の一つです。
おすすめメニューは「豆漿(豆乳/どうじゃん)」と「蛋餅(台湾風クレープ/だんぴん)」です。
壁には日本語メニューも書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ほのかな甘みの豆乳は、夏はアイスで冬はホットでもオーダーできます。もちもちとした葱入りのクレープのような生地に卵焼きを挟んだ蛋餅もくせがなく食べやすいのです。朝市グルメと合わせて楽しめば、朝から元気をつけて台北観光を楽しめそうですね!
[one_half]世紀豆漿大王(スージードウジャンダーワン)
住所:台北市萬全街16號
営業時間:04:30-11:30 16:30-21:00
定休日:土、日の夜の営業はお休み
豆漿 小15元 、蛋餅 20元 ほか[/one_half]
[one_half_last]
[/one_half_last]
台湾の人たちの生活風景を垣間見ることができ、おいしいローカルグルメにも出会える朝市。雙連朝市だけでなく、MRT中正紀念堂駅からすぐの南門市場や東門駅そばの東門市場なども地元の食材や果物が並ぶおすすめの朝市です。
朝から楽しめる朝市は、短い台北ステイをめいっぱい楽しみたいという人にもおすすめの観光スポットです。ホテルの近くに朝市があったら散策してみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい!
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Taipei-Hotels.d180030.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]台北のホテルを探す[/button]
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Taipei.d180030.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]台北への航空券を探す[/button]
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Taipei.d180030.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]台北旅行・ツアーを検索[/button]
※1元=約3.4円(2016年2月現在)
アジアに関するその他の記事
旅先でも甘いモノは欠かせない! 旅の途中でも食後のデザートは絶対に食べたい! そんなスイーツファンを満足させてくれるバンコクのケーキショップはどこ?...
東洋のベニスともいわれるバンコクに行ったら、一度は体験したいのがチャオプラヤー川でのディナークルーズ。タイ料理に舌鼓を打ちながら、美しいバンコクの夜景を満喫する体験は、忘れられない旅の一コマになります。ディナークルーズの魅力や種類について紹介しましょう。
ベトナム旅行を計画している方の中には、現地のトイレ事情が気になっている方も多いのではないでしょうか。ベトナム旅行では、他のアジア諸国と同様に日本とは違う点がいくつかあります。しかし、事前にベトナムのトイレ事情を知っておけば、現地で不安になることもありません。日本にいるうちにしっかりと把握・準備をしておきましょう。
タイで思いっきり自然を感じたいのなら、絶対おすすめの場所、それがカオヤイです。カオヤイ国立公園を中心に、ファミリーでもカップル、友人同士でも楽しめるたくさんの観光地スポットが点在しています。 自然、アトラクション、グルメ等など、カオヤイの魅力と効率的な回り方を紹介します。
日本でもおなじみのスターバックスコーヒーですが、世界各国の店舗ではご当地メニューやグッズなど、現地でしか手に入らないものがあるのはご存知でしょうか? ご当地グッズはお土産にする方も多く、とても人気があります。そんなベトナム・スターバックスの「いま」をご紹介します。