台南 奇美博物館のアクセス方法! 完全ガイド
広大な敷地にヨーロピアンな建物。インスタ映えの聖地として、すっかり定着しつつある台南の奇美博物館は、アート好きのみならず、子供からお年寄りまで誰もが楽しめる台湾を代表する博物館です。アクセス方法や、館内の見どころなど、奇美博物館を120%楽しむ方法をご紹介します!
一度は訪れたい! 台南の欧風コレクション奇美博物館
奇美博物館は、合成樹脂や電子部品などで知られる奇美実業の創設者、許文龍氏によって設立された博物館です。台南で生まれ育った許文龍氏は、優れた経営手腕の持ち主であることはもちろん、芸術の分野にも明るいことで知られています。まるでヨーロッパの神殿を想わせる巨大な博物館には、西洋絵画や彫刻、楽器や動物標本など、彼の長年にわたる膨大なコレクションが収蔵されています。
以前は完全予約制で、本社のある建物の上階を博物館として開放していたのですが、数年前に現在の場所へ移転リニューアル。それを機に予約の必要はなくなり、入場料は無料から有料へと変わりました。
奇美博物館情報
住所:台南市仁德區文華路二段66號
電話:(06)266-0808
時間:9:30~17:30、水曜日
公式サイト:https://www.chimeimuseum.org/ml/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/4
料金:一般200元、優待(7~22歳の学生と65歳以上の方)150元、7歳未満のお子様、心身に障害のある方とその付き添いの方1名は無料。
※一般チケット+30元にて特別展も入場可能
予約:不要
奇美博物館へのアクセス方法
奇美博物館があるのは、台湾南部の都市、台南の仁徳区という郊外。高雄市との境目にほど近い場所に位置しています。アクセスするには台鉄台南駅と、博物館の最寄り駅となる保安駅、それから新幹線の台南駅、台南空港が主な玄関口になります。
台鉄台南駅から
最も多くの人が利用する出発地点は、台鉄台南駅かそのお隣の保安駅となります。
台南駅からタクシーを利用する場合は、駅前のロータリーから乗車し約20分で到着します。料金はだいたい250元ほどですが、乗車する前に料金交渉をしておく方が安心です。
バスの場合は、駅前ロータリー北側の鉄道ホテル前あたりにあるバス停から、5番の大甲里行き、もしくは紅3番か紅4番に乗車します。5番は博物館の正面入り口に位置する奇美博物館バス停、紅3番は建物の横側(北側)にある台南都會公園バス停、紅4番は建物の後方(東側)にある奇美博物館バス停で下車します。
台鉄保安駅から
台鉄台南駅から區間號(各駅停車)でひとつ先の駅、台鉄保安駅が奇美博物館の最寄り駅となります。保安駅の正面にある信号を右手に曲がり、まっすぐ行くと博物館の後方に到着します。ゆっくり歩いて15分ほどです。
新幹線台南駅から
高鐵(新幹線)台南駅は、台鉄台南駅から少し離れた場所にあり、台鉄沙崙駅に接続しています。新幹線台南駅からは、1時間に2~4本間隔で運行している無料シャトルバスで行くことができます。H31(台南市政府線)と書かれたバスに乗車し、奇美博物館バス停で下車します。H62(奇美線)という似たようなバスも乗り入れていますが、こちらは奇美博物館は経由せず、奇美病院へ向かうバスなので、乗り間違えないようご注意ください。
台南空港から
関西国際空港と定期直行便を運航している台南空港から奇美博物館までは、タクシーで約5分の距離です。バスの場合は5番、もしくは紅3番に乗車し、奇美博物館バス停で下車。お隣のバス停なのですぐ着きます。
T-Bike
奇美博物館には、正面入り口と後方入り口、それから公園内建物の北側に、それぞれ公共レンタサイクルT-Bikeのステーションがあります。先ほどアクセス方法でご紹介したすべての出発地点にも、T-Bikeステーションがあるので、自転車で向かうという手段もあります。ただ、台鉄台南駅と新幹線台南駅からは、30分ほどかかる距離なので、天候や体力と相談して利用してみてください。
T-Bikeの利用方法は、下記をご覧ください。
関連記事:台南の街を颯爽と駆け抜けよう!公共レンタサイクルT-Bike
https://welove.expedia.co.jp/destination/asia/taiwan/27849/
広すぎる奇美博物館!見どころを要チェック
Photoby:奇美博物館
館内への入り口は、正面エントランスの1か所のみ。エントランスを入って右手にチケット販売所、そして正面に入場ゲートがあります。飲食物の館内への持ち込みは禁止されているので、ご注意ください。またゲートから先での写真撮影も禁止されています。
建物は2階建てで、各フロアとも彫刻アベニューをはさむ形で、展示ホールが配置されています。
1階 動物ホール、兵器ホール、ロダンホール、特別展ホール
特別展は定期的に展示内容が変わります。
Photoby:奇美博物館
Photoby:奇美博物館
館内はとても広いので、ひとつひとつの作品を、じっくり見て回るとかなり時間がかかります。すべてをさらりと見て回るのもいいですが、興味のあるホールを絞り、そこに時間をかけるのもいいかもしれません。チケット売り場では、100元で音声ガイドの貸し出しを行っています。日本語バージョンもあるので、アートに興味がある方はもちろん、これから知識を深めていきたい方も、ぜひ利用してみてください。
小さなお子様をお連れのご家族には、動物ホールがおすすめです。ここには、世界各地から集められたさまざまな動物標本を、動物園より間近で見ることができるのが魅力です。特に象やライオン、北極グマなど、迫力満点です!
Photoby:奇美博物館
また、2階の楽器ホールでは、NSO国家交響楽団の方々による管弦楽器のバーチャル演奏が1日数回行われ、本物さながらの臨場感を味わうことができます。また、Classicな自動楽器も演奏時間ごとに、異なったパフォーマンスを見ることができるので、それぞれの開始時間を考慮して、見学スケジュールを組むのもおすすめです。
・管弦楽団のバーチャル演奏時間
10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00
・自動楽器演奏の時間(入り口にて別途20元が必要になります)
10:30、11:30、14:30、15:30、16:30
館内には、各フロアに1つづつ、カフェとギフトショップがあります。こちらは、入場ゲートの外にあるので、チケットを購入しなくても利用することができます。優雅な気分でランチを楽しむなら、奇美博物館の名物カフェ「信息咖啡」でいただく爐烤安格斯肋眼牛排(リブアイローストビーフ)がおすすめですよ。
お肉がとっても軟らかいので、ボリュームたっぷりでもぺろりといただけます。ぜひご賞味あれ。
普段なかなか目にすることができない、貴重な作品を多く展示している奇美博物館は、時間をかけてわざわざ訪れる価値のある博物館です。
周辺には、楽団による太鼓のパフォーマンスが楽しめる十鼓文化村や、親子で楽しめる奇美食品のテーマ館、幸福工敞などの観光スポットもあるので、ぜひ合わせて、足を運んでみてくださいね。
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