古いけど新しい。タイの古都チェンマイが再燃中!
ラーンナー王朝時代の優美な寺院が点在するタイのチェンマイは、美しいタイの古都。当時から残る寺院や、王家の元で発展した手仕事、可愛い雑貨など、ゆっくり歩くほど素敵な出合いがあります。また昔からチェンマイには芸術家が多く集まり、伝統工芸から現代アートまで芸術活動が活発です。最近はモダンな美術館もオープン。今回はそんな今どきのチェンマイをご紹介します。
古都チェンマイってどんな町?
チェンマイは、タイの首都バンコクから北へ約700km、飛行機で約1時間のところにあるにある、タイ第二の都市。爽やかな気候のため、避暑地として人気があります。ここは19世紀まではラーンナー王国の都でした。全長6kmの堀で囲まれた正方形の旧市街には、古い寺院のほか、素敵なカフェ、雑貨店などがたくさんあり、何度訪れても新しい発見がある楽しいところです。
チェンマイの魅力は、寺院抜きには語れません。旧市街には、100以上の由緒ある寺院が点在します。チェンマイ市全体なら大小300はあるといわれます。チェンマイの旅は寺院巡りといっても過言ではないでしょう。また、「9」はタイ人にとって縁起のいい数字で、1日に9つの寺院や祠を参拝すると大きな御利益があるといわれています。
再燃リーズン1:古都で育まれた手仕事を現代風にアレンジ
ラーンナー王朝時代から伝わる手織りの布や伝統衣装のパーシンと呼ばれる巻きスカートは、北部地方で紡がれた「美」がぎゅっと詰まっています。お洒落スポットとして知られるニマンヘミン通りには、地方で織られた布地やお昼寝用の可愛い枕、伝統衣装を今風にアレンジしたワンピースなどを作っているブティックが点在します。
手仕事の洋服はどれもシンプルでナチュラル。草木染めしたコットンなど、自然素材で作られる優しい風合いが魅力。最近は、「エシカルファッション」という言葉をよく耳にしますが、ここでは、そんな言葉が生まれるずっと前から自然と環境に優しい服作りをしています。
●ラーンナーの暮らしから生まれた手仕事のショップ
SRISANPANMAI(シーサンパンマイ)
住所:6 Soi 1 Nimmanhemin Road
電話:(053)894-717
営業時間:10:00-19:00
Adorn with Studio Naenna(アドーン・ウィズ・スタジオネンナー)
住所:22 Soi 1 Nimmanhaeminda Road
電話:(053) 895-136
営業時間:10:00-18:00
URL:http://www.studio-naenna.com
Nussara(ヌサラー)
住所:66 Charoen Ratj Rd.
電話:(053)302-072
営業時間:10:00-20:00
再燃リーズン2: 古都に現代アート美術館が誕生!
ラーンナー王朝時代に生まれた仏教芸術や工芸品、料理などのラーンナー王朝文化が、現在も息づくチェンマイは、タイの中でも、アーティストや工芸職人、デザイナーなどが多く集まる街。そんな芸術の街に2016年にタイのアートシーンを発信する「MAIIAM現代美術館」がオープンしました。
I階は企画展、2階は常設展となっていて、見た目よりもかなり広いスペースに多くの作品が展示され見応えがあります。作品はタイ人アーティストに特化。日本では触れる機会が少ないタイの現代アートですが、今、世界から大きな注目が集まっています。じっくりと鑑賞すれば、今まで気づかなかったタイの内面が見えるかもしれません。
美術館に併設されたカフェでは、バンコクでも限られたレストランでしか食べられない、タイの宮廷料理を提供しているので、ぜひランチも兼ねて訪れてみてください。
Maiiam Contemporary Art Museum(マイイアム コンテンポラリー アート ミュージアム)
住所:122, Moo 7 Tonpao Amphoe San Kamphaeng, Chaing Mai
営業時間:10:00〜18:00(火曜休)
URL:http://www.maiiam.com
再燃3 : ラーンナースタイルのブティックホテルも急増中!
せっかくなら、その土地ならではの雰囲気が感じられるホテルに泊まりたいですよね。チェンマイといえばラーンナー様式。細長い屋根の尖塔からのシャープな曲線美が特徴で、チーク材を用いた上品で温かみのある建物。最近はラーンナー様式に加えてインテリアやデザインにこだわったブティックホテルが人気を集めています。その一つがピン川のほとりに立つ、ラーンナー コロニアル建築が美しいナ ニランド ロマンティック ブティック リゾートです。
600年以上前からあるワット・チャイ・モンコンに隣接するナ・ニランド。隣が寺院だからなのか、リゾートは静寂に満ちています。寺院から聞こえてくる音、ピン川が運んでくる緩やかな風がラーンナーの世界へと誘います。120年前からここに立つ大きなレインツリーの濃厚なグリーンが日陰を作り、1世紀前と変わらない空気感の中で別荘のように過ごしたいリゾートです。
Na Nirand Romantic Boutique Resort(ナ ニランド ロマンティック ブティック リゾート)
住所:1/1 Soi 9,Charoenprathet Road, Changklan,Muang, Chaing Mai
URL:http://www.nanirand.com
「新しい街」を意味するチェンマイは、700年の時が経った今日も新しいエネルギーに溢れています。次の旅行は癒されながらパワーチャージできるチェンマイを訪れてみませんか?
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協力:バンコクエアウェイズ
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