動物たちと触れ合える! バンコクのサファリワールド徹底ガイド
バンコク郊外にたくさんの動物と出会えるサファリワールドがあることをご存知ですか? 動物たちの生態観察だけにとどまらず、海の生き物たちのよる楽しいショーをたっぷりとで楽しめるサファリワールドはバンコクに来たらぜひ一度は訪れたい観光スポット。その魅力をご紹介します。
バンコクのサファリワールドは超個性派動物園!?
サファリワールドはサファリパークとマリンパークの2つで構成されています。
前者のサファリパークは、オープン型の動物園。放し飼いにされた動物たちがいるエリアを車で回ります。
後者のマリンパークは、「マリン」という名称ではありますが、海の動物はもちろん、陸の動物たちもたくさんいる従来型の動物園。歩いて自由に回れます。
サファリワールドでライオンに遭遇!?
まずはオープン型サファリパークを紹介しましょう。広さは194ヘクタール(194万平方メートル)。ここで最初に登場するのは、シマウマやサイ、ガゼル、インパラ、キリンといった草食動物たちです。
人懐っこいインパラやシマウマたちが車のすぐ近くにまで寄ってきてくれますよ。
このゾーンは車を降りることはできませんが、窓を空けてもOK。ただし餌をあげたり、クラクションを鳴らしたりといった行為はNGなのでご注意を。
草食動物の次に現れるのはダチョウやペリカン、アフリカハゲコウなどの大型鳥類たち。大型の鳥を間近に見る貴重な機会です。
鳥類のエリアをすぎると、鉄の二重扉の向こうに肉食動物のエリアが広がっています。
この日は、ツキノワグマ、トラやライオンがのんびりとお昼寝していました。
こちらのゾーンは猛獣も多いため、車の窓を開けることは禁止ですが、あちこちに警備車両が待機しているので安心して見学できます。
サファリパークの見学に要する時間は約45分。ツアーの車や自家用車で回るほか、園内を回っているバス「サファリコーチ」を利用することもできます。利用料金は30バーツ(約100円)。入り口で別途申し込みます。
コーチの出発時間は、始発が9:15、最終が16:30。1時間に2~3本で計18本。このコーチを利用するのもいいでしょう。
開園直後は餌やりが行われているので、早くサファリパークに出かけると動物たちが動いているシーンを目にすることができます。
マリンパークで動物たちとハイタッチ!
次は、マリンパークの魅力をクローズアップしましょう。
キリン、カピバラ、プレーリードッグ、ゾウ、オランウータン、ペリカン、イグアナ、カンガルー、ポニー、ワニ、白鳥、フラメンコなど、多彩な動物たちをすぐ近くで見学できます。
マリンパークの中で1番の目玉といえるのがキリンの餌やり。200頭以上ものキリンたちが生息している光景は圧巻です。ぜひ、餌のバナナを購入して(100バーツ=約340円)、直接キリンに餌をあげてみてください。
キリンの黒くて長い舌が器用にバナナを絡みとっていく様子はなんともキュート。ここでしかできない体験です。
マリンパークではショーを満喫しよう
このマリンパークの特徴はたくさんのショーが開催されていること。単なる動物園ではなく、ちょっとしたテーマパークや遊園地のような楽しさも備えた空間なのです。1日に開催されるショーの数は12。この日のスケジュールは以下の通りでした(季節によって内容変更される可能性があります)。
•オランウータンのショー 10:20 15:45
•アシカのショー 11:00 16:15
•ゾウのショー 11:40
•カウボーイスタントショー 11:40 16:40
•イルカのショー 13:45
•スパイウォーショー 14:45
•バードショー 11:00 15:45
入り口で地図といっしょにショーのスケジュール表をもらえるので、最初のこのスケジュールを確認した上で見たいショーをチェックしておくと効率的に園内を見て回れます。
どのショーも動物たちの可愛い魅力を満喫できますが、特に楽しいのがイルカショー。ちょっとユーモラスな演出をまじえながら、イルカたちの圧巻の運動能力と愛らしさを楽しめる時間です。
なおショーの開始直前に行くと、席を見つけるのが大変になるので、できれば開始の15分前には会場入りして、席を確保しておくことをおすすめします。
グルメもショッピングも、マリンパークで楽しめる!
マリンパークでショーを堪能したら、グルメとショッピングを楽しみましょう。
さすがタイというべきか、マリンパークにもフードコートが設けられています。クーポンを買ってから利用するシステムで、タイ料理のほか、インド料理も充実しています。
マリンパークらしいレストランといえるのがアニマルカフェ。
動物を模した料理やデザートが楽しめるお店です。
イルカの形のご飯がなんとも可愛いカレーライス、ライオンをあしらった鮭チャーハン、象の形のクッキーなど、動物好きにはこたえられないメニューが充実しています。価格は200~300バーツ前後(約680円~1020円)とやや高めですが、店内のあちこちに動物モチーフのグッズが充実している楽しいお店です。
園内には、テイクアウト専門のお店もたくさん揃っています。おすすめは、シマウマ柄のソフトクリーム(150バーツ=約510円)。
食べて楽しい一品。園内のおともにはぴったりです。
サファリワールドの行き方 & 入場料ガイド
サファリワールドはバンコク郊外に位置しています。バンコクからの行き方と入場料やお子様用ベビーカーのレンタル費用をご紹介します。
・バンコクからの行き方
個人で行く場合にはタクシーを使いましょう。
バンコク中心部から車でおおよそ1時間。タクシー料金は300バーツ前後が目安です。行き先は以下のタイ語を見せるとわかりやすいでしょう。
タイ語:ซาฟารีเวิลด์ 99 ถนน .ปัญญา อินทรา สามวาตะวันตก .คลองสามวา กรุงเทพ
英語住所:Safari World 99 Panyaintra Road Samwatawantok, Klongsamwa, Bangkok
開園時間は9:00~。午前中にショーが集中しているので、園には早めに到着し、マリンパークの動物やショーを楽しんだ後、午後にサファリパークを回るのがおすすめです。
・入場料
サファリワールドの入場料はタイ人と外国人では異なります。外国人料金は以下のとおり。
・サファリパーク
大人:1000バーツ(約3400円)
子ども:900バーツ(約3000円)
・マリンパーク
大人:1300バーツ(約4400円)
子ども:1100バーツ(約3700円)
・パッケージ料金(サファリパーク+マリンパーク)
大人:1500バーツ(約5100円)
子ども:1400バーツ(約4800円)
サファリパークとマリンパーク見学がセットになったパッケージ料金の方が断然お得です!
なお、小さなお子さん連れには、可愛いドルフィンストローラー(イルカの形をしたベビーカー)の貸出サービスも用意されています。
料金は1時間100バーツ(約340円)、4時間300バーツ(約1000円)、終日500バーツ(1700円)です。
サファリワールドは大人も子どもも1日楽しめるスポット。動物が放し飼いになっているサファリパークと従来型の動物園や水族館盛りだくさんのショーが一堂に集まった施設は世界的にもあまり例がありません。朝から夕方まで思いっきりサファリワールドを満喫しましょう。
サファリワールド
住所:99 Panyaintra Road Samwatawantok, Klongsamwa, Bangkok
TEL:02-914-4100
営業時間:9:00-17:00 無休
公式サイト(英語):http://www.safariworld.com/
*1バーツ=3.4円換算です(2018年8月30日現在)
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Bangkok-Hotels.d178236.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]バンコクのホテルを探す[/button]
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Bangkok.d178236.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]バンコクへの航空券を探す[/button]
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Bangkok.d178236.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]バンコク旅行・ツアーを検索[/button]
アジアに関するその他の記事
旅先でも甘いモノは欠かせない! 旅の途中でも食後のデザートは絶対に食べたい! そんなスイーツファンを満足させてくれるバンコクのケーキショップはどこ?...
東洋のベニスともいわれるバンコクに行ったら、一度は体験したいのがチャオプラヤー川でのディナークルーズ。タイ料理に舌鼓を打ちながら、美しいバンコクの夜景を満喫する体験は、忘れられない旅の一コマになります。ディナークルーズの魅力や種類について紹介しましょう。
ベトナム旅行を計画している方の中には、現地のトイレ事情が気になっている方も多いのではないでしょうか。ベトナム旅行では、他のアジア諸国と同様に日本とは違う点がいくつかあります。しかし、事前にベトナムのトイレ事情を知っておけば、現地で不安になることもありません。日本にいるうちにしっかりと把握・準備をしておきましょう。
タイで思いっきり自然を感じたいのなら、絶対おすすめの場所、それがカオヤイです。カオヤイ国立公園を中心に、ファミリーでもカップル、友人同士でも楽しめるたくさんの観光地スポットが点在しています。 自然、アトラクション、グルメ等など、カオヤイの魅力と効率的な回り方を紹介します。
日本でもおなじみのスターバックスコーヒーですが、世界各国の店舗ではご当地メニューやグッズなど、現地でしか手に入らないものがあるのはご存知でしょうか? ご当地グッズはお土産にする方も多く、とても人気があります。そんなベトナム・スターバックスの「いま」をご紹介します。