価格は日本の1/3以下!超絶美味なマンゴーかき氷食べ比べ in 台湾・高雄
今最も熱い視線を注がれている果物のひとつがマンゴーではないでしょうか。
台湾発の人気マンゴーかき氷店、「マンゴーチャチャ」や「アイスモンスター」は連日行列ができる人気ぶり。宮崎産の超高級マンゴーだって、ひとつ3,000円以上でも売り切れ続出だとか。
確かにマンゴーは美味しい。それは認める。しかし、ちょっと高過ぎやしないかい?と言うのが本音です。日本に進出したマンゴーかき氷の店ではいずれも1,000円オーバー。ちょっと奮発すると3,000円以上になるそうな。
しかし、本場台湾では日本よりずっとずっと安く食べられるらしい。ということで、マンゴー栽培が盛んな台湾の南部にある台湾第二の都市、高雄へマンゴーかき氷を食べに行ってみました!
まずは東京進出で話題の店、「マンゴーチャチャ」でお手並み拝見
日本にマンゴーかき氷旋風を巻き起こした、台湾発の「マンゴーチャチャ」。本店は台北にありますが、高雄にも支店があります。ここは一年中マンゴーかき氷が食べられるのがウリ。そう、気をつけなくてはならないのは、マンゴーの季節は夏だということ。少しばらつきはありますが、だいたい4〜10月初めまでが旬で、それ以外はマンゴーチャチャのように冷凍保存しているところ以外では食べられなくなってしまうので注意してください。
マンゴーチャチャがあるのは高雄で最もお洒落なエリア、新堀江。近隣にはショッピングモールがあり、若者で賑わいます。
[one_half]店内はファンシーなマンゴー色。カップルや家族連れなどでそこそこ埋まっています。この日は激しい雨の日で全体的に人出が少なかったのですが、お休みの日などは並ぶこともあるとか。
壁に書かれた「true love」という文字の下にはラブラブカップル席みたいなのがあり、お兄さんたちが懇談中。独り身にはうらやましい限りだぜ。[/one_half]
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さあさあ、注文しましょう。かき氷はいくつかあるのですが、よくわからないのでとりあえず人気ナンバーワンという「舊情人」250元とマンゴージュース100元をオーダーします。
よくよく考えてみると、250元って約1,000円。なんだよー、別に安くないじゃないかよー、と思いつつ、出てきたかき氷を見て納得しました。まさに「山のように」盛られたかき氷は、キツネの毛皮のようなふんわりとした質感で、その脇にはごろごろとマンゴー。てっぺんにはマンゴーアイス、そしてハート型のマシュマロがキュートに散らばります。
一口食べて驚き!口の中ですっと溶けていくー!何これ!
この独特の食感のかき氷は、雪花冰(シュエホワビン)といい、マンゴーや牛乳や練乳などを混ぜて凍らせ、それを削ったもの。雪のようにふわふわな食感が魅力の、台湾で人気のスタイルです。
これは美味しい。そして食べ進めて行くと中 から黒糖かき氷。さすが、凝ってる!マンゴーももちろん美味しい。マシュマロは正直言ってジャマでしたが、これは個人の好みがあるし、よければいいからそ う不満はない。マンゴージュースは甘くて濃厚で普通に美味しかった。ジュースは約400円。日本では850円だそうです。
量的には2人で1つのかき氷を食べれば充分。地元のお客さんたちも2、3人でつつきながらきゃっきゃと楽しんでいました。たぶん日本では、この大きさだと2,850円のモノに相当するのではないかと思われるので、まあお得ですね!
ただし、クーラーががんがんきいているため、途中で外のもったりとした空気が恋しくなるかも。そうそう、お店の向かいには、有名なマッサージ店「左脚右脚」があるので、マンゴーチャチャで冷えた体をフットバスとマッサージで温める、というのもステキですね。
マンゴーチャチャ (芒果恰恰 Mango Cha Cha) 高雄支店
住所:高雄市苓雅区新田路128
電話番号:07-201-8666
営業時間:12:00~23:00
マンゴーのポテンシャルを感じる「婆婆冰」
次に訪れたのは、「鹽埕埔」駅近くにある「婆婆冰」。この近辺には、「港園牛肉麺館」や「鴨肉珍」などがあり、ハイレベルなグルメ地区となっています。港側には、旧倉庫を改装してギャラリーにした「駁二芸術特区」があり、最近ではデートスポットとしても賑わっているみたい。
「婆婆冰」の創業はなんと1934年だとか。ここの売りはなんといっても新鮮なフルーツを使ったかき氷。色鮮やかな旬のフルーツを山盛りにしたまるで宝石箱のようなかき氷も捨てがたいが、今回は初志貫徹「季節限定、時価」のマンゴーかき氷を頼んでみます。いくらなんだろう、どきどき。
で、でてきたかき氷は、マンゴーチャチャに比べて見た目はシンプルですが・・・
マンゴーの旨さが半端ねえ!
え?なにこの甘み、ねっとりとした味わい。ごめんマンゴー、今までちょっと小馬鹿にしててごめんって謝りたくなります。かき氷自体は普通に削られた感じのごくごくオーソドックスなものですが、とにかくマンゴーが美味しい。マンゴーだけおかわり、と言いたくなる。
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また、おそらくこの味わいを盛り上げているのが、30度を超す気温。台北とは少し違う、まったりとした南の陽光の中、行き交うバイクや車のほのかな排気ガスを感じながら、雑然とした路地のテーブルで味わう。これが最高なのです。
さて、気になるお値段は・・・100元!(約400円)。これは素晴らしい!超絶オススメ。ただしここは夏限定(年によるけれど5月〜9月くらい)なのであしからず。ちなみに近くには「阿婆仔冰」がありますが、こちらはのれん分け店で別の店です。[/one_half_last]
婆婆冰
住所:高雄市鹽埕區七賢三路135號
電話番号:07-561-6567
営業時間:9:00-24:00
旗津に渡る前か後に寄るべし、「海之水」
3軒目は、旗津へ渡るフェリー乗り場の手前にあるかき氷屋「海之水」。ここは一大かき氷街となっていて、いくつものかき氷屋が軒を連ねていますが、一際目を引くのが、壁に落書きされ放題の「海之水」。たぶんこれは許可されているのでしょうが、それにしても汚い(笑)。
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ここの特徴は、サイズが1~20倍まであること。1人ならば一人前を、大人数でくれば10倍の大きさを頼んでシェアしてもOKです。私もできれば20倍サイズにチャレンジしたかったのですが、この日は既に3杯目。ちょっとムリ!だったので、一人前に。夏季限定のマンゴーかき氷は60元。
かき氷はちょっと粗めのじゃりじゃりとした食感。ごろごろとマンゴーがのって、その上に練乳たっぷり。これが240円ならば、非常に満足なレベルです。
もうひとつ、ここでオススメなのが、豆を使ったかき氷。私が訪れたときに隣のお客さんが食べていてとても美味しそうだったので、次に通りかかったときにチャレンジしてみました。
「紅豆芋園牛奶冰」(サツマイモとアズキのミルク)55元。数種類の豆に、芋団子、練乳がたっぷり。ちょっとほろ苦い仙草ゼリーが甘ったるくなった口内を引き締めます。餡はほんのり温かいので、すぐに氷が溶けていくのですが、この温と冷のハーモニーがなんとも絶妙。
これなら頭がきーんとならないし、食べた後お腹のあたりがひんやりすることもない。高雄ライフにこなれ、いちいちマンゴーにはしゃがなくなってきたら、こういうチョイスもお洒落ですね。
渡船頭海之水
高雄市浜海一路76号
電話:07-551-3773
営業時間:11:00 ~23:00 休日:月曜
マンゴーかき氷を食べ比べた結論は・・・
というわけで私の結論は、マンゴーの美味しさを追求するなら「婆婆冰」、新しい食感を求めたり、旬以外に訪れたなら「マンゴーチャチャ」、ひとり旅でリーズナブルさを選ぶなら「海之水」という結論になりました。
しかし、マンゴーかき氷美味しかった。いよいよ夏本番。暑くなってきたのでかき氷が恋しい。日本で食べようか、やっぱり高雄に行って食べようか悩んでいます。
高雄への週末旅行の航空券+ホテル価格例
というわけで、高雄までの航空券とホテルを探してみましょう。成田からの直行便で約4時間で行ける高雄。2015年9月4日(金)出発の2泊3日の週末旅行で、大人2名で57,382円、1人あたり28,691円!とってもリーズナブルに旅行ができてしまいます!
超絶美味なマンゴーかき氷求めて、今度の週末いかがですか?
*2015年7月16日調べ。希望の日程や条件等により値段が変動します。
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台北で絶品マンゴーを食べるなら・・・
[two_third]台北の絶品マンゴースイーツを食べるならここで決まり!おすすめ4選
観光客の支持率ナンバーワン!ボリュームたっぷり「ICE MONSTER」など、言わずと知れた王道店から、ちょっと隠れ家的なお店までとっておきのマンゴースイーツ店をご紹介します。
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