今、ソウルに行くなら弘大(ホンデ)エリアがイチオシ!
日本からの週末トリップで人気のソウル。アートやファッションといったソウルのストリートカルチャーを楽しみたい人におすすなのが、弘大(ホンデ)です。韓国で有名な芸術系の大学「弘益大学(ホンイクダイガク)」がある若者の街で、人もお店も若くて元気!弘大発のカルチャーも多い、注目のエリアです。
弘大で泊まるクリエイティブが磨かれるヒップなホテルへ
弘大の中心部に今年4月、約7年の歳月を経て誕生した「ライズ オートグラフコレクション」は、音楽、アート、ライフスタイルを融合させたアーティスティックなホテル。客室はもちろん、カフェやレストラン、バーなどホテル内の施設の注目度も高く、弘大の必訪スポットになっています。
客室はスタンダードタイプのクリエイタールーム(Creator Room)からプレジデンシャルスイートのエグゼクティブプロデューサールーム(Executive Producer Room)まで6タイプ。旅のスタイルに合わせて選べます。
クリエイタールーム(Creator Room)の1室がこちら。壁やソファなどの色使いが印象的。部屋ごとにテーマカラーやコンセプトが異なるので、どの部屋に泊まろうか迷ってしまいます。客室に飾られているリソグラフの作品や置いてある雑誌、バーのメニューなどは、ホテルのデザインチームが作ったものと聞いて、並々ならぬこだわりを感じました。
4部屋あるアーティストスイート(Artist Suite)の1室には、3Dのようなカラフルな窓が!ポップなのに洗練さも感じられる絶妙なバランスです。部屋のバスローブやホテルスタッフのユニフォームは「イセ(IISE)」という韓国ファッションブランドが制作。細部までソウルならではのストリートカルチャーが意識されています。
私が泊まったのは、プレミアムカテゴリーのディレクタールーム(Director Room)。広い、そしておしゃれ!
はじめは全部の空間を使いきれるかどうか心配でしたがすぐに慣れ、ソファでゴロゴロしたり机でパソコンを開いてみたりと、コーナーごとにしっかりと楽しみました。
両側から入れる広いバスルームは、洗面台も2つ。円形のミラーはライトで縁取られていて、覗くと目がキラキラと輝いてなんだかアニメのよう(笑)
街歩きの際に助かったのが、各部屋のアメニティとして貸してもらえるスマートフォン。テザリングして自分のスマホとつなげることもでき、とても便利でした。
ホテル施設はソウルの人たちにも人気。なかでもインスタスポット化していたのが、1階のエントラスを入ると現れるピンク色の床。「タルティーヌ[コーヒーバー]アンド[トーストバー](Tartine [Coffee Bar] and [Toast Bar]」があるカフェスペースになっていて、多くの人たちが写真撮影を楽しんでいました。
驚いたのが、ホテルの地下1階に「アラリオギャラリー(Arario Gallery )」がオープンしたこと。自国や近隣アジアのアーティストの発掘と支援を掲げているギャラリーで、これから活躍するさまざまなアーティストの作品を見ることができます。ホテルのエレベーターにも直結しているので、エキシビションのタイミングがあえば、ぜひ覗いてみてください。
RYSE, Autograph Collection
住所:ソウル特別市 麻浦区 楊花路 130
電話: 02-330-7700
韓国の伝統と今っぽさを伝える隠れ家カフェ
「弘大エリアのイチオシ!」ということでホテルスタッフの方に教えてもらったのが、2018年3月に京義線スッキル公園近くにできたカフェ「ヨンナムバンアッガン(Yeonnam Bangagan)」です。
外観は歴史ある建築物のような落ち着いた雰囲気ですが、中に足を踏み入れればそこは別世界。2階には期間によって展示が変わる小さな本屋さんのスペースもあります。今、ソウルでは個性的な本屋さんがムーブメントになっているそうですが、Kindleなどの電子端末で本を読む人が増える中で“本+α”を提案する書店に価値を見出しているのかもしれません。
本屋さんの隣は、アートにドップリと浸れるような個性的な部屋が。
景色が眺められる開放的な部屋も素敵で、何時間でもいられそうです。
カフェの人気メニューはセサミラテ。胡麻の香ばしさと食感、優しく繊細な甘さが融合した日本人好みの味。店頭では昔ながらの製法で作られたオリジナルのセサミオイルも販売されています。ゆっくりと時間を使って訪れたいカフェです。
Yeonnam Bangagan
住所:ソウル特別市麻浦区 延南洞257-22
電話:010-8287-8510
営業時間:11:00~20:00
休み:月曜
韓国トレンドファションをハシゴ♪
個性的なストリートカジュアルを提案する韓国ファッションは、日本の若い女子たちにも大人気。ブームの火付け役とも言えるのが、KPOPアイドルの御用達ブランドで東京・原宿に進出して話題となった「スタイルナンダ(STYLENANDA)」です。
広い店内には服やアクセはもちろん、自社のコスメライン「3CE(スリーシーイー)」のコーナーも。パッケージもキュートなので、お土産にしてもよろこばれそうです。
タイミングよく「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボ商品もあって、テンションが上がりました。
STYLENANDA
住所:ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 335-21
電話:02-333-9215
営業時間:11:00~23:00
休み:なし
「スタイルナンダ」と道を挟んだ向かい側にあるのが、履くだけで5kgスリムに見せてくれるという「-5kg Jeans」が人気の通信販売サイト「チュー(chuu)」のリアルショップ。日本からもオンラインで購入できますが、やっぱり実物をいろいろ試着してみたい!という方は、はきくらべてみてはいかがでしょうか?
Chuu
住所:ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 334-10
電話:070-4457-2456
営業時間:11:00~23:00
休み:なし
弘大の街を駆け足でご紹介!
弘大を語る上で外せないのが美術系の名門大学「弘益大学(ホンイクダイガク)」の存在。建物もなんだか斬新です。
大学の敷地周りの壁には、グラフィックアートが描かれていて「ピカソ通り」と呼ばれています。土曜日の13:00から18:00(例年3月から11月頃まで)は、大学前の弘益公園でフリーマーケットが開催されています。素敵な掘り出し物に出会えるかもしれません。
弘益大学やライズ オートグラフコレクションの最寄り駅にもなっているのが弘大入口駅。駅に面した大通りには「LINEフレンズストア」や「KAKAOフレンズストア」など、大規模な施設やビルが並んでいます。
のんびりとショッピングが楽しみたいなら2017年に整備された500mほどの通り「歩きたい通り(コッコシプン コリ)」へ。人気の韓国コスメや飲食店などの路面店が並んでいます。
小さな路地を入るごとに雰囲気が変わるのも、街歩きの楽しみです。こうしたごちゃ混ぜ感が、新しい流行を生み出す原動力になっているのかもしれません。
弘大は24時間遊び続けられる街。朝までクラブで踊って、その後に焼肉で〆る…なんていうハードスケジュールも可能。深夜をまわっても多くの若者たちで賑わっていました。
弘大へのアクセス方法
弘大へは空港からのアクセスも良好。空港鉄道A’REX(エーレックス)で金浦空港から弘大入口まで約15分、仁川国際空港から約50分。また「弘大入口駅」は地下鉄2号線、京義・中央線も通っているので、ほかのエリアに遊びに行くにも便利。地下鉄の券売機は日本語にも対応しています。
ソウルの街歩きで気をつけたい点はGoogle Mapがほとんど役に立たないということ。表示経路が公共交通機関を使ったアクセスに限定されていて、歩いて移動する際に困ります。ネイバーマップ(NAVER MAP)などの、韓国アプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
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