ホーチミンのスーパーマーケットでお土産ショッピング!
ベトナムの南部ホーチミンは、日本人旅行者に人気の巨大な観光都市。観光エリアの中心地であるドンコイエリアやベンタイン市場周辺には、延べ数百の雑貨店が軒を連ねています。雑貨店ではキーホルダーや置物、陶磁器といった定番土産を買うことができますが、食材や日用品、お土産向けのベトナムお菓子などを購入したければ、今回ご紹介するスーパーマーケットへ足を運んでみてください。
ホーチミンの観光エリア内にあるスーパーマーケット事情
ホーチミン旅行における最大の観光エリアは「1区」と呼ばれる場所。市民劇場やドンコイ通り、聖母マリア教会にベンタイン市場といった主要観光名所は、すべてこのエリアに集中しています。ですので、ほとんどの旅行者はこの1区内のホテルに滞在することになります。もし徒歩圏内で行けるスーパーマーケットがあれば、お土産や日用品の調達に利用したいところですよね。そこで、ここでは旅行者が比較的気軽に行けるスーパーマーケットをご紹介します。
コープマート
photoby ⒸCoop Mart
ベトナム企業としては小売り最大手を誇るスーパーマーケット「コープマート」。旅行者にとってはコンクイン通り(189C Cong Quyenh St.)とグエンディンチウ通り(168 Nguyen Dinh Chieu St.)がアクセス良好。1階は日用雑貨と食品フロアで、2階はフードコートと服飾コーナーになります。旅行中必要な生活用品はここですべて手に入れることができ、現地人がよく食べるお菓子は3万ドン(約150円)くらいから買うことができます。ただし、朝と夕方はベトナム人で非常に混雑して、レジには長蛇の列ができますので、できれば昼下がりの時間を狙って行くといいでしょう。
タカプラザ
ベトナム人なら誰もが知っているタカプラザ。ナムキーコイキア通り(Nam Ky Khoi Nghia St.)とレロイ通り(Le Loi St.)に出入口があり、店内には2m×2mほどの小さなブースのお店が100近くひしめいています。基本は洋服は30万ドン(約1500円)くらいから購入でき、バッグ、ポーチ、リュック、下着といった服飾品で埋まっていて、品質はベンタイン市場で買うよりも上。お土産を扱う雑貨店では見かけないお洒落雑貨を発掘することもできるかもしれません。またタカプラザ、食料品フロアはなく服飾店のみとなります。
日本食を扱っているホーチミンのスーパーマーケット
ホーチミンには日本食材が売っているスーパーもいくつかあります。ベトナム人やホーチミン在住日本人が利用するのですが、旅行の際に一度訪れて、どんなものが売っているのか見てみるのも面白いかもしれません。
日本の食材が売っているスーパーの中で、最も有名なスーパーは言わずと知れたあの「イオン」。2014年にベトナムに進出しました。市民劇場からタクシーで30分程度の距離にあります。イオンは、市内に数十店舗展開するベトナムのミニスーパー「シティマート(Citimart)」と提携し、ベトナムでもトップバリュー商品を販売しています。
その他レタントン通りの日本人町には、日系のファミリーマート、ミニストップ、セブンイレブンがありますし、「アクルヒスーパー」、「東京ショップ」といった輸入雑貨店でもあらゆる日本の製品を手に入れることができます。
お土産の買い物はココで決まり! 旅行者に特化した「サトラマート」
旅行者にとっての最大の繁華街であるドンコイ通り。このドンコイ通りに建つラッキープラザの建物には「サトラマート」という旅行者に特化したお土産品を売るスーパーマーケットがあります。数百種のお土産を扱っていて、ネットで話題のブランドお菓子もあります。
また、調味料やカップ麺といったばらまき土産も豊富です。ドンコイエリアにある雑貨店では、食べ物系のお土産を扱っているお店はそれほど多くありませんので、食品土産をお土産に、と考えているのであれば、一度は必ず訪れてほしいスーパーとなります。
サトラマートには世界中の旅行者がお土産を買いにやってきますが、その中でも日本人旅行者に人気の商品を紹介します。
ベトナム産コーヒー豆
ベトナムのコーヒー生産量は、ブラジルに次ぎ世界2位と誰もが認めるコーヒー大国。一昔前までは渋みの効いたロブスタ種のみしか栽培できる環境にありませんでしたが、現在はアラビカ種をはじめ、種類多くのコーヒーを各社製造しています。サトラマートでも数多くのコーヒー豆を販売していて、人気どころは500g、15万ドン(約700円)くらいから購入できるフックロン(Phuc Long社)やG7(Trung Nguyen社)のコーヒー豆もしくは粉。また、希少価値が高いことで知られているベトナム産ジャコウネコのコーヒーもあり、こちら100g、10万ドン(約500円)と値段は張ります。
ナッツ類
ベトナムではナッツ類が定番のお土産で人気です。特に6万ドン(約300円)くらいから購入できるカシューナッツの生産高はベトナムが世界第1位! また、2000年頃から新たに政府がベトナムの特産として栽培を促進しているのが「マカダミアナッツ」。ベトナムでは中南部ダクラック省やラムドン省といった山岳高原地帯が産地。カシューナッツよりも値段は15万ドン(約750円)~と若干高いですが、その分食べやすく健康にいいので、是非こちらも押さえておきましょう。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは数年前に日本でも一時ブームとなりましたね。ベトナム含む東南アジア諸国では、親しみのある万能健康オイル。独特の風味と香りを持つココナッツオイルは、調理油として使うだけで南国の味を運んでくれます。また、保湿効果も高く、ボディオイルや髪のトリートメントとしても女性に嗜まれています。
サトラマートでは、調理用はとトリートメント用の2種類を販売しています。価格は調理用6.2万ドン(約300円)~、トリートメント用7.3万ドン(約350円)~購入できるので、日本で購入するよりもかなりお得なのでとてもおすすめです。
人気お土産ブランドも揃う!
また、サトラマートにはベトナム旅行者なら要チェックの人気お土産ブランドも集結しています。チョコレートの「Marou(マルゥ)」、生はちみつの「YUGOC(ユーゴック)」、コーヒーの「Highlands(ハイランズ)」なども扱っています。店内はブランド別ではなく商品別に陳列されているので、いろいろな場所に同ブランド商品が散らばっています。是非時間をかけて見つけてみてください。
マルゥ…………https://marouchocolate.com/
ユーゴック……https://yugoc.com/
ハイランズ……https://www.highlandscoffee.com.vn/
食品以外の雑貨も多数!
食品以外の服飾&小物雑貨も多数並んでいます。アオザイはオーダーメイドが主流ですが、サトラマートでは既製品が売っていますので、寸法合わせ必要なくその場で買うことができます。その他にもベトナムの伝統手工芸として知られる刺繍、木彫り、陶磁器の雑貨もしっかりと揃えています。その気になれば、ここですべてのお土産が揃ってしまうのがサトラマートの特徴。
サトラマート(SATRAMART)
住所:38 Nguyen Hue St.Dist.1
TEL: (+ 84-28) 38 629 629
ホームページ:http://www.sieuthisaigon.com.vn/
お土産向けにパッケージされたものを買いたい場合は、サトラマートが断然おすすめですが、ベトナム人が日ごろ食べているお菓子で、パッケージのデザインにはこだわらないというのであれば、コープマートに行ってみるのも楽しいですよ。雑貨店はあまり食品を扱っているお店がないので、お菓子土産を買いたい場合は、是非ここで紹介したスーパーに行ってみてください。
[button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Ho-Chi-Minh-City-Hotels.d178262.Travel-Guide-Hotels’ icon=’entypo-home’ fullwidth=’true’]ホーチミンのホテルを探す[/button][button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Cheap-Flights-To-Ho-Chi-Minh-City.d178262.Travel-Guide-Flights’ icon=’entypo-flight’ fullwidth=’true’]ホーチミンへの航空券を探す[/button][button style=’orange’ url=’https://www.expedia.co.jp/Ho-Chi-Minh-City.d178262.Travel’ icon=’entypo-info-circled’ fullwidth=’true’]ホーチミン旅行・ツアーを検索[/button]
アジアに関するその他の記事
旅先でも甘いモノは欠かせない! 旅の途中でも食後のデザートは絶対に食べたい! そんなスイーツファンを満足させてくれるバンコクのケーキショップはどこ?...
東洋のベニスともいわれるバンコクに行ったら、一度は体験したいのがチャオプラヤー川でのディナークルーズ。タイ料理に舌鼓を打ちながら、美しいバンコクの夜景を満喫する体験は、忘れられない旅の一コマになります。ディナークルーズの魅力や種類について紹介しましょう。
ベトナム旅行を計画している方の中には、現地のトイレ事情が気になっている方も多いのではないでしょうか。ベトナム旅行では、他のアジア諸国と同様に日本とは違う点がいくつかあります。しかし、事前にベトナムのトイレ事情を知っておけば、現地で不安になることもありません。日本にいるうちにしっかりと把握・準備をしておきましょう。
タイで思いっきり自然を感じたいのなら、絶対おすすめの場所、それがカオヤイです。カオヤイ国立公園を中心に、ファミリーでもカップル、友人同士でも楽しめるたくさんの観光地スポットが点在しています。 自然、アトラクション、グルメ等など、カオヤイの魅力と効率的な回り方を紹介します。
日本でもおなじみのスターバックスコーヒーですが、世界各国の店舗ではご当地メニューやグッズなど、現地でしか手に入らないものがあるのはご存知でしょうか? ご当地グッズはお土産にする方も多く、とても人気があります。そんなベトナム・スターバックスの「いま」をご紹介します。