投稿者 : トラベル ライター、投稿日 2015 年 1月29日

フライトが遅れても大丈夫!プライベート空間「Napcab」

旅行中悪天候や飛行機の故障のためなどでフライトが遅れて数時間足止めを食らってしまった経験がある方も少なくないと思います。


時差ぼけで眠たかったり、終わらせなければいけない仕事があるためインターネットを探したりと、フライトの遅れは不便なものです。そんな時に便利なのが、プライベートな空間をレンタルできる「Napcab(お昼寝タクシー)」。

長時間フライトを待つ乗客に少しでも快適な空間を提供するために作られた「Napcab」はその名の通り、プライベートにお昼寝や仕事が出来る小さな部屋です。広さ4平方メートルの「Napcab」内にはベッド(200 x 80 cm)、スーツケースを収納するスペースと仕事ができるワークデスク(65 x 50 cm)が設備されており、インターネット、音楽や映画が楽しめるタッチスクリーン画面、清潔なベッドシーツ、iPod用のドック、USB充電コンセント、エアコン、コート掛け、フライト情報や目覚まし時計まで完備されています。

使い方は簡単。「Napcab」の外にあるタッチスクリーンパネル(各種言語選択可能)でクレジットカードを使って支払いを済ませ、ドアを開けて中に入るだけ。使用料金6:00から22:00は一時間15ユーロ、22:00から6:00は一時間10ユーロで、基本料金は30ユーロとなっています。

現在、「Napcab」はドイツのミュンヘン国際空港のターミナル2、レベル5のゲートH32とターミナル2、レベル4のゲートG06に設置されています。他の空港への拡大は今の所は未定ですが、ミュンヘン国際空港の「Napcab」は機能性かつ収益性を証明し、利用者満足度調査では大変良い評価を集めているそうです。