パリ土産のすすめ。一粒でも大満足の贅沢な味わい、”キャラメル”
口に入れるととろけて濃厚な味が広がるキャラメル。フランスにおけるキャラメルは、パリの北西方面にあるブルターニュ地方の名産で、特に「パリに行ったら絶対買いたい。旨味たっぷり天然の塩ガイド」でご紹介した、ブルターニュのゲランド産の塩、バターや牛乳を使った塩バターキャラメルはパリっ子にも大人気です。今回は、パリで手に入るおすすめキャラメルをいくつかご紹介します。
塩バターキャラメルの元祖「アンリ・ルルー」
世界で唯一のキャラメリエと呼ばれる「アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)」は、フランス最優秀ショコラティエにも選ばれているアンリ・ルルー氏が1977年に創業し、塩バターキャラメル「C.B.S.(セー・ベー・エス)」を発表しました。季節限定の味も含め常時14~15種類のキャラメルを一粒0.8ユーロからグラム単位で購入できます。
「C.B.S.(セー・ベー・エス)」以外にも、いちごやレモンなどフルーツがたっぷりと詰まったキャラメルもあり、どれも口どけは絶妙で、塩と甘みの交わりがなんとも言えません。見た目も宝石のようで、お土産にもぴったりです。
アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)
公式ホームページ(英語・フランス語):https://www.chocolatleroux.com/
アクセス:メトロ12番線のロレット・ノートルダム(Notre-Dame-de-Lorette)駅から徒歩4分
営業日時:火〜土曜日10:30〜14:00、15:00〜19:30、日曜日10:30〜13:00
定休日:なし
住所:24 rue des Martyrs – 75009 PARIS
※他パリ市内に2店舗
パリのキャラメル専門店「カラメル パリ」
ラデュレのインターナショナルシェフパティシエをしていたニコラ・アルヴィン氏がセーヌ川左岸のグルメストリート・ドミニク通り(Rue Saint-Dominique)にオープンしたのがKのマークがおしゃれなキャラメル店「カラメル パリ(KARAMEL PARIS)」です。
サロン・ド・テが併設されている店内は広く、棚にはキャラメルやショコラ、ショーケースにはキャラメル入りのケーキなど見た目も美味しそうなスイーツが目白押しです。サロン・ド・テの家具や食器はニコラ氏自ら選んだこだわりの品々だそうです。
上質のバターが使われたキャラメルは、バリエーションも豊かで、アプリコット、パッション、ピスタチオ、フランボワーズなど10種類ほど揃っています。キャラメルのアソート箱詰めは14ユーロです。
キャラメルを活用したパティスリーも見逃せません。リング・シュー生地にたっぷりとキャラメルソースが入った”キャラブレスト(パリブレスト)”、キャラメル風味のクリームをはさんだ”ミルフィーユ”は特に人気です。
カラメル パリ(KARAMEL PARIS)
公式ホームページ(フランス語):https://karamelparis.com/
アクセス:アンヴァリッドの最寄り駅であるRERのC線とメトロ8・13番線のアンヴァリッド(Invalides)駅から徒歩4分
営業日時:月〜金曜日10:00〜20:00、土・日曜日9:00〜20:00
定休日:なし
住所:67 Rue Saint-Dominique, 75007 Paris
キャラメル入りの板チョコは「セバスチャン・ゴダール」で
世界に誇るパリのブランド”フォション(FAUCHON)”で腕をふるったセバスチャン・ゴダール氏が独立してオープンしたパティスリー「セバスチャン・ゴダール(Sebastien Gaudard)」には、フランスの伝統菓子が並びます。ビスケットやケーキも魅力的ですが、こだわりの板チョコレートも人気です。
板チョコのラインナップには、塩キャラメルがたっぷり入ったものも。ブルターニュのゲランド産の塩の花(Fleur de sel)がしっかりと入っており、程よく甘いキャラメル味のチョコの所々に粒の塩を感じる、エスプレッソやブランデーと合わせたくなる大人の味わいです(6ユーロ)。
Sebastien Gaudard(セバスチャン・ゴダール)Pâtisserie des Martyrs
公式ホームページ(英語・フランス語):http://www.sebastiengaudard.com/
アクセス:メトロ12番線のロレット・ノートルダム(Notre-Dame-de-Lorette)駅から徒歩4分
営業日時:火〜金曜日11:00〜20:00、土曜日10:00〜20:00、日曜日10:00〜19:00
定休日:月曜日と夏のヴァカンス(2019年は8月12日〜15日)
住所:22 Rue des Martyrs, 75009 Paris
※他パリ市内に1店舗
ギャラリー・ラファイエット百貨店のキャラメル
選りすぐりのお菓子がずらり並ぶ「ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette) 」グルメ館の地下一階にあるのは、ブルターニュ地方のキブロンにある「メゾン・ド・アルモリン(La Maison d’Armorine)」という老舗お菓子メーカーのキャラメル。女の子の可愛いパッケージが特徴でいろいろな個数のセットがあります。
ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette) グルメ館
公式ホームページ(日本語・英語・フランス語ほか):https://haussmann.galerieslafayette.com/ja/
アクセス:メトロ7・9番線のショセ・ダンタン=ラ・ファイエット(Chaussée d’Antin La Fayette)駅すぐ
営業日時:月〜土曜日8:30〜21:30、日曜日11:00〜20:00 ※その他特別営業時間の日がありますので、詳しくは公式ホームページでご確認ください。
定休日:なし
住所:35 Boulevard Haussmann, 75009 Paris
スーパーでおすすめのキャラメル
スーパーでおすすめなのは、パリ市内にたくさん店舗を持つ「カルフール(Carrefour)」のプライベートブランドReflets de Francのキャラメル。「まとめ買い必須!パリのマストバイは、高級バターで決まり」でご紹介したノルマンディー地方の良質な生乳発酵バター”イズニー(ISIGNY)”を使ったキャラメルは、一袋2ユーロ少しと大変お手ごろ価格でも十分な美味しさです。バニラ、カフェ、チョコやクルミのフレーバーが入っています。
カルフール(Carrefour)
公式ホームページ(日本語・英語・フランス語ほか):https://www.carrefour.fr/
※パリ市内に100店舗以上ありますが、小型店舗(「Carrefour City」)では取り扱いがない場合がありますので、ご注意ください。
キャラメルは、少し溶けやすいので暑い日に長時間持ち歩くのにはあまり向きませんが、見た目がカラフル(特にフルーツ入りのもの)、美味しい、かさばらないの三拍子が揃った優秀なパリ土産のひとつです。
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
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