パリっ子を魅了する厳選ショコラトリーで、10ユーロのお土産チョコレートを探す
パリには、ショコラ(チョコレート)大好きのパリっ子を魅了するショコラトリーが街にひしめき合っています。伝統のショコラトリーから、新たなアイディアでさらに洗練されたチョコレートを提案するショコラトリーも続々。今回は、日本未上陸のジャックジュナン、アランデュカス、パトリック・シャポンなど、パリっ子を魅了するショコラトリーを、各ショップ10ユーロまでの予算で購入できるチョコレートとともにご紹介します。
ショコラはもちろん、フルーツのキャラメルにも魅了される、ジャックジュナン
一流ホテルや三ツ星のレストランにコンフィズリー(キャンデーやボンボン、キャラメルなど砂糖菓子のこと)を卸していたジャックジュナン氏。ジュナン氏が厳選したカカオ豆だけを使い、その日の分だけアトリエで手作りされた生ショコラが、ショーケースの中に並ぶ様子は圧巻です。味わいもスパイシーなものからフルーティーなものまで様々。
ショコラを9個まとめて買うと約10ユーロ、アルミニウム製のケースに入れてくれ、洗練されたアーティスティックなお土産となります。
ジャックジュナンのショコラと並ぶもうひとつの人気スイーツは、生キャラメル。パリで活躍する、パティシエの青木定治氏も大絶賛のキャラメルは、プレーンタイプからフルーツやナッツを使ったものまで、常時10種類以上の味が揃っています。店員さんおすすめのマンゴー味のキャラメルは、舌触りがとてもなめらかで、フルーツ本来の味わいがぎゅっと詰まった一品。賞味期限は冷蔵庫で3週間です。マンゴーのキャラメルは、110ユーロ/kgで、7個で9ユーロ程度。ひとつから買えます。
日本語が得意なフランス人の店員もいるので、お土産選びも簡単。試食もお願いしながら、お気に入りの味を見つけてみましょう。
近々、日本出店の噂もありますが、2016年6月現在、日本の店舗はまだありません。
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ジャックジュナン(jacquesgenin) TURENNE店
公式ホームページ(フランス語):http://jacquesgenin.fr/fr/jacques-genin/
最寄り駅:メトロのリュ・デュ・バック(Rue du Bac)駅から徒歩3分
営業時間:月〜日曜日11:00〜19:00(土曜日のみ〜19:30)
定休日:なし
住所:27 Rue de Varenne 75007 Paris
※他3区に1店舗
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板チョコの最高峰!日本未上陸、アランデュカスのショコラトリー
ル・ショコラ・アランデュカス・マニュファクチュール・ア・パリは、名前の通りチョコレート工場のようなたたずまいのお店。
アランデュカスがすごいのは、カカオ豆の選別からチョコの製造までを自社で行うところ。特におすすめなのは、そのカカオ豆の味わいがひきたつ板チョコ(タブレット:tablette)のコーナー。
単一産地のものや、ナッツやドライフルーツがトッピングされたものなど、どれも興味深く目移りします。
板チョコの価格は、1つで7ユーロから。こだわり抜かれた板チョコは、チョコレート好きへのお土産としても喜ばれるでしょう。ヴェトナムの板チョコは非常に珍しく、少しスパイシーな味わいと店員さんのいち押しです。
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ル・ショコラ・アランデュカス・マニュファクチュール・ア・パリ (LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE MANUFACTURE A PARIS)
公式ホームページ(英語・フランス語):http://www.lechocolat-alainducasse.com/fr/
最寄り駅:メトロのテュイルリー(Tuileries)駅から徒歩3分
営業時間:月〜土曜日10:30〜19:30
定休日:日曜日
住所:9, Rue Du Marche-Saint-Honore 75001 Paris
※他4店舗
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2003年サロン・デュ・ショコラのグランプリ受賞。日本未上陸のパトリック・シャポン
パリの有名ホテルのパティスリーやロンドンのバッキンガム宮殿のアイスクリーム職人として修行した、パトリック・シャポン氏が送り出す30年以上もの歴史あるチョコレート。パトリック・シャポン氏は、毎年開催されるチョコレートの祭典、“サロン・ドゥ・ショコラ”の2003年サロン・デュ・ショコラのグランプリ受賞者でもあります。
レトロな男の子のイラストのパッケージは、とってもキュート。
チョコレートは、半円形のものや腕時計・トラベルケースなどと形も可愛らしく、抹茶やフランボワーズなどのトッピングもお見事。10ユーロ程度の詰め合わせでも、とっても可愛らしいお土産ができあがります。
店内には、マグカップやエプロンなどオリジナル商品もあり、お土産選びにも幅が広がります。
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パトリック・シャポン(Patrice Chapon)
公式ホームページ(日本語・英語・フランス語):http:// http://www.chocolat-chapon.com/ja/
最寄り駅:メトロのリュ・デュ・バック(Rue du Bac)駅から徒歩1分
営業時間:月曜日14:00〜20:00、火〜土曜日9:00〜20:00、日曜日9:00〜15:00
定休日:なし
住所:69, rue du Bac 75007 Paris
※他1店舗
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味の彫刻家、パトリック・ロジェの芸術的なショコラ
パトリック・ロジェ氏は、“味の彫刻家”、別名“プラリネの魔術師”と呼ばれる逸材。日本未上陸のそのチョコレートを初めて食べると、「その味わいに衝撃をうける。」という声を聞くほどの腕前です。
店を訪れると、緑色の奇抜な外観に迎えられ、ショコラの彫刻に目を奪われます。
店内には、ボンボンショコラ、ドーム状のプラリネなど様々な凝ったショコラが並びますが、板チョコ(タブレット)は7〜10ユーロと比較的リーズナブルに購入ができます。パッケージのアルミ缶もパトリック・ロジェの世界観が出ており芸術的です。
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パトリック・ロジェ(Patrick Roger)
公式ホームページ(英語):http://www.patrickroger.com/
最寄り駅:メトロのマドレーヌ(Madeleine)駅から徒歩3分
営業時間:月〜日曜日10:30〜19:30
定休日:なし
住所:3 Place de La Madeleine,75008 Paris
※他5店舗
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ジャン・ポール・エヴァンの新たな試み、チョコレート・バー
一流ショコラティエ、ジャン・ポール・エヴァン氏が作り出す、洗練されたショコラは世界中の人々を魅了していますが、よりショコラを身近に楽しめるようにと、ジャン・ポール・エヴァンのチョコレート・バーが2014年11月、北マレ地区にオープンしました。
チョコレート・バーでは、カカオの素材の味をしっかりと味わえる商品の提案が多くなされています。
まずは ショコラをかけたバニラアイス。2種類からお好みのショコラを選ぶと、その場で冷えたバニラアイスにかけてくれます。作りたてならではの香りとこくがなんとも言えません。ひとつ2.9ユーロと試しやすい価格。
また、“オー・ドゥ・ショコラ・グラン・クリュ”というチョコレートと水を混ぜたドリンクもおすすめ。通常ミルクを使うところと水を使っているため、よりカカオの風味をしっかりと感じることができます。甘いというよりも、こくのあるさっぱりとしたコーヒーのような味わいです。
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ジャン・ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)チョコレート・バー
公式ホームページ(日本語):http://www.jph-japon.co.jp/
最寄り駅:メトロのフィーユ・デュ・カルヴェール(Filles du Calvaire)駅から徒歩5分
営業時間:火〜土曜日10:00〜19:30
定休日:月・日曜日・祝日
住所:41 rue de Bretagne 75003 Paris
※他4店舗
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パリ最古のショコラティエ。王室御用達、ドゥボーヴ・エ・ガレ
ドゥボーヴ氏は、作り出すショコラのクオリティの高さから、ルイ18世から“ブルボン王室のチョコレート職人”として認可され、その後ルイ・フィリップ王の御用達となりました。現在も守られ続けているレシピによるチョコレートは、サトウキビや蜂蜜などの原料のみで作られる自然の甘さがあり、植物油や防腐剤も一切使われていません。
サンペール通りにあるモダンな内装の本店は、なんとナポレオンの御用建築家が手がけたそうで、歴史を感じます。
マリーアントワネットの絵柄の箱に、薄く繊細な丸型ショコラがつめられた商品は、10ユーロで購入でき、プチサイズながら気品あるお土産となります。
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ドゥボーヴ・エ・ガレ(Debauve & Gallais)
公式ホームページ(日本語・英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語):http://www.debauve-et-gallais.com/ja/
最寄り駅:メトロのブルス(Bourse)駅から徒歩2分
営業時間:月〜土曜日9:30〜19:00
定休日:日曜日
住所:33 Rue Vivienne, 75002 Paris, フランス
※他パリ市内に1店舗、日本は、東京都の日本橋に店舗があります。
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有名ショコラトリーでも、10ユーロ程度で一流のチョコレートをお土産に買うことができます。プランタンやギャルリーラファイエットなどの百貨店内のショップで買うのも便利ではありますが、ぜひ各ブランドの専門店を訪れ、店の様子、ショコラの種類、プレゼンテーションの仕方も含めて、お買い物を楽しんでくださいね。
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