パリっ子の日常。「アペロ」で軽く一杯するなら何を飲む?
日が長い時期が続くパリでは、夕食のスタートが20時と遅め。そのため「パリのカフェやバーで「アペロ」を楽しもう!フランスの食文化に必須のアペロとは?」のように、パリっ子はディナーの前にカフェやバーで1杯飲んで出かける習慣があります。今回は、パリの「アペロ」によく登場するドリンクのご紹介とともに、「アペロ」をしにぜひ立ち寄りたいパリのバーをご紹介します。
「アペロ」の定番ドリンク
「アペロ」では、ビール、発泡性ワイン、白・ロゼワインなどのおなじみのドリンクもよく見かけますが、それ以外に、パリっ子が「アペロ」に嗜む定番の飲み物があります。
パリの「アペロ」で見かけるオレンジ色の飲み物とは?
「アペロ」の時間にパリ中のカフェやバーなどいたる所で見かける、オレンジの飲み物の名前は、「アペロ・スプリッツ」。”アペロール”というリキュールに発泡性ワインまたは白ワインを加え、ソーダで割った北イタリア発祥のドリンクです。柑橘系の苦味を少し感じる「アペロ・スプリッツ」は、日本ではあまり見かけませんが、パリっ子には、お馴染みの飲み物です。
ビール×レモン炭酸飲料+アルファの飲み物
ビールをベースにしたドリンクも、「アペロ」の定番です。ビールに透明なレモン炭酸飲料(レモネード)を混ぜ合わせたロングドリンク”パナシェ(Panaché)”は、すっきりと爽やか、また、ビール、レモン炭酸飲料(レモネード)に、さらにグルナデンシロップ(ざくろのシロップ)を加えたものは、”モナコ(Monaco)”と呼ばれ、甘みがきいて、ビールの苦みが得意でない方にもおすすめの飲み物です。
薬草系のリキュールもまた「アペロ」にぴったり
“アニス”の香油に“リコリス”というハーブを加えた飲み物を”パスティス”と言いますが、”パスティス”の代表格”リカール(RICARD)”や”ペルノ(PERNOD)”もまた「アペロ」に好まれる飲み物です。どちらもアルコール度数は40度以上で、水で割ったり、パインやクランベリージュースで甘く割ったりして飲みます。薬草系のカクテルは、ディナーに向けて胃を浄化させてくれるような気がします。
「アペロ」はパリ中にあるカフェ、バーどこででも
夕方からはハッピーアワー(割安でビールなどが飲める)のサービスをしている店もあり、パリの街中にあるカフェ、そしてバーの中から、ロケーション・インテリアなどお気に入りの店を見つけて「アペロ」を過ごすのは、パリ旅行のひとつの醍醐味でもあります。
「アペロ」で立ち寄りたい、特別な「バー」のアドレス
パリ6区にある、「フレディーズ(Freddy’s)」は、気軽に訪れられる雰囲気のカウンターバー。コンセプトは”日本の居酒屋”だそうで、居酒屋のようにワインに合うリーズナブルなおつまみ料理がたくさん用意されています。「フレディーズ(Freddy’s)」は、予約なしでふらりと入れて、おつまみとワインをおしゃれに楽しめるスポットです。
■フレディーズ(Freddy’s)
公式フェイスブック(英語):https://www.facebook.com/Freddys-1077279915635052/
最寄り駅:メトロ10線のマビヨン(Mabillon)駅から徒歩1分、メトロ4番線のサン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)駅から徒歩3分
営業時間:月〜日曜日12:00〜24:00
定休日:無休
住所:54 rue de Seine 75006 Paris
お店の前に並ぶワイン樽をテーブルに、「アペロ」を楽しみながら話のはなが咲きみだれるレストランバーが道を挟んで2軒。「オウ ビストロ(Au Bistro)」や「ル ルビ(Le Rubis)」はルーヴル美術館、テュイルリー庭園、オペラ座などの観光地にもほど近く、地元パリっ子に混ざってアペロ時間を楽しむにはもってこいの場所です。
■オウ ビストロ(Au Bistro)
公式ホームページ(日本語・英語・フランス語他):https://www.aubistroparis.fr/
最寄り駅:テュイルリー庭園脇にあるメトロ1線のテュイルリー(Tuileries)駅から徒歩3分
営業時間:月〜金曜日8:00〜23:00、土曜日 8:00〜16:00
定休日:日曜日
住所:8 Rue du Marche Saint Honore, 75001 Paris
■ル ルビ(Le Rubis)
公式フェイスブック(フランス語他):https://www.facebook.com/Le-Rubis-964093417031887/
最寄り駅:テュイルリー庭園脇にあるメトロ1線のテュイルリー(Tuileries)駅から徒歩3分
営業時間:月〜土曜日7:00〜2:00
定休日:日曜日
住所:10 Rue du Marché Saint-Honoré, 75001 Paris
「アペロ」を楽しむ際は、アルコールに限らず、ソフトドリンクでもかまいません。ただ、パリのカフェやバーでは、オレンジジュースなどのフルーツジュースやコーラなどの炭酸飲料の値段とビールやワインなどのアルコールの値段がほぼ変わらないことも多々。気軽に「アペロ」を楽しみましょう。
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