バンコクの絶品アイスクリームショップ5店を厳選しました
常夏の国、タイに来たらアイスクリームを食べずに帰るのはもったいない! 甘いものが大好きで、フルーツの宝庫のタイには美味しいアイスクリームの専門店がたくさんあります。バンコクの人気アイスクリームショップの中から、絶対にはずさない、おすすめのお店5店を紹介します。
タイのアイスクリーム事情
タイ人はアイスクリームが大好き。規模を問わず、商業施設の中には必ずといっていいほど、アイスクリームのお店があります。
代表的なお店といえば、アメリカからやってきたスエンセンズ。タイ全土に約280ものお店を構えている人気アイスクリームチェーンです。ポピュラーなフレーバーのほかに、マンゴスチンやドリアン、マンゴーなどタイらしいアイテムが充実しているのもスエンセンズの魅力でしょう。老若男女を問わず、スエンセンズのお店はいつもタイ人で賑わっています。
タイ人のアイスクリーム好きはスーパーマーケットのアイスクリーム売り場からもうかがえます。売り場には大容量のアイスクリームがずらり。ユニリーバのブランド、ウォールズ、ハーゲンダッツ、ネスレのほかに、日本のグリコ、ガリガリ君でおなじみの赤城乳業も進出しています。
最近は、ジェラートの店や、形・フレーバー、見せ方にも工夫を凝らした個性派の専門店も増えてきました。タイ料理のレストランでも、アイスクリームに力を入れ、たくさんの種類を揃えている店が多いのです。
アイスクリームに目がないタイ人をターゲットにしたアイスクリーム戦争は激しさを増しています。もちろん、消費者にとっては楽しいマーケットであることは間違いありません。
個性派アイスクリームならIceDEAで決まり
ミルクやフルーツの味が濃厚で、かつビジュアルが楽しいアイスクリームを提供しているのがicedea(アイスディア)。見た目も可愛らしく、個性派アイスクリームの専門店です。
ショーケースに入っているアイスクリームの種類は約20種類。1スクープ、69バーツ(約240円)。カップ、コーンのどちらかを選びます。
タイの人気デザート、カオニャオマムアン(マンゴーもち米)をアレンジしたアイスもあれば、タイの伝統的な蒸し菓子をアレンジしたアイスもあります。「Global Warming」(地球温暖化)というユニークな名前のアイスもあります。どれにしようか、迷ってしまうこと確実です。
今回は、カオニャオマムアンアイスと、タイスイーツアイスを頼んでみました。カオニャオマムアンはもち米感はあまりないものの、マンゴーの風味が豊かですごく食べやすい味です。
タイスイーツアイスは、タイのお菓子らしく甘さたっぷりですが、しつこくありません。香りと食感はまさにタイの伝統菓子!
IceDEAには、このほかにもスティックの付いたコーン+チーズのアイスクリームや、マンゴスチンの形のアイス、犬の顔の形をしたアイスクリームが揃っています。犬のアイスの種類は、コーギー、シベリアンハスキー、ゴールデンレトリバー、ダルメシアンの4種類。それぞれにフレーバーが異なります。インスタ映えを狙いたい方なら見逃せないアイスクリームでしょう。
お店は、以前フォトジェニックスポットとして紹介したバンコクアートカルチャセンターの4F。絵画や彫刻が展示してあるほか、ちょっと変わった雑貨や文具、ミュージアムグッズのお店なども入っているバンコクアートカルチャセンターをじっくり見て回った後、このお店で一休みしてみてはいかがでしょう。
IceDEA
住所:Bangkok Art and Cultural Center 4F,939 Rama1 Road, Wangmai, Pathumwan,Bangkok
TEL:089 834 5950
営業時間:11:00〜19:00 月曜休み
行き方:BTSナショナルスタジアム駅直結 バンコクアートカルチャセンター4F
公式サイト(英語):https://www.facebook.com/icedea/
本格派のジェラート好きなら見逃せない! Gelato Finale
下町のちょっとごちゃごちゃした一画にある本格的なジェラートのお店が、Gelato Finale。フレーバーは24種類。バニラ、オレンジやラズベリー、チョコレート、アーモンドといったオーソドックなフレーバーに加えて、アップルパイ、パンナコッタなど、ケーキやデザートをアレンジしたジェラート、さらにはソルベも充実しています。
一口食べると、この店が本格的なジェラートのプロであることがよくわかります。甘く、粘度があり、口の中でとろけます。素材の風味も効いていて、ボリュームがあっても食べやすいです。
さらにうれしいのが、安いこと。1スクープ(カップ・コーンともに)で60バーツ(約210円)、2スクープで100バーツ(約350円)。ワッフルの中に1スクープを入れ、生クリームで可愛くデコレーションしたワッフルボウルは70バーツ(約250円)です。安くて美味しいジェラートを食べるなら、この店で決まりでしょう。
ショーケースの前で迷っていると、スタッフが試食をすすめてくれます。何種類でも試せるので、気になる味があれば迷わず試食してみてください。
お店はゆったりとしていて、2階席もあります。スタッフもフレンドリーで、居心地は抜群。のんびりと美味しいジェラートを味わえる空間です。
Gelato Finale
住所:26 Soi Charoen Krung 46, Khwaeng Bang Rak, Khet Bang Rak,Bangkok
TEL:099 356 2291
営業時間:9:30〜21:30 月曜休み
行き方:BTSサパーンタクシン駅3番出口を出て、チャルンクルン通りを北上し、5分弱歩いて、SOI チャルンクルン46を左に曲がると、すぐに右手に黄色い建物が見えてきます
公式サイト(英語):http://www.gelatofinale.com
アンパサンドのジェラートは色もネーミングも味もオシャレ度満点!
バンコクには洗練されたアイスクリームやジェラートの店が増えていますが、なかでも、アンパサンドはずば抜けているかもしれません。素材の選び方も仕上がりもネーミングもすべて美しくオシャレに統一されているジェラート専門店です。
ジェラートは18種類。それぞれ、素材の原産国である国名をアピールしています。例えば、ダークチョコレートならベルギー、バニラならマダガスカル、コーヒーならブラジル、抹茶なら日本、バタフライピー&ライムならタイ、メープルシロップならカナダ。楽しい演出ではないでしょうか。
今回は、タイのバタフライピー&ライムと、ソルティエッグを頼んでみました。バタフライピーは青い色が特徴のタイの植物。ドリンクによく用いられていますが、ライムと合わせることで、甘酸っぱく清々しい味に仕上がっていました。
ソルティエッグは「カイケム」といって、いまタイでブームになっている塩漬け卵です。といっても、ジェラートのソルティエッグは、塩キャラメルのような風味で、決してしょっぱくはありません。いい塩梅で塩漬け卵がの風味がアクセントになっています。
値段はシングルカップが99バーツ(約350円)。コーンは109バーツ(約380円)。ラージカップが179バーツ(約630円)です。決して安くはありませんが、見た目よし味よしインテリアよしのお店で食べるジェラートと考えれば妥当でしょう。
お店は、セントラルワールドの7階と、トンローのソイ13にあります。旅行者が行きやすいのはセントラルワールド店。バンコクの最先端のジェラートをぜひ味わってみてください。
AMPERSAND(アンパサンド)
住所:Central World 7th,Ratchadamri Rd, Khwaeng Pathum Wan, Khet Pathum Wan,Bangkok
TEL:02 640 7000
営業時間:10:00〜22:00 無休
行き方:BTSチットロム駅の6番出口を出て、スカイウォークを歩いてセントラルワールドへ。7階に店があります。
公式サイト(英語):https://www.ampersandgelato.com
One Dee Cafeでレトロモダンなアイスクリームを食べよう
レトロ感漂うインテリアの中で、タイの伝統的を活かしつつモダンに仕上げたアイスクリームが食べられる、と人気なのが、One Dee Cafe。独特の雰囲気を持つお店です。
インテリアがレトロなら、アイスクリームの器もレトロ。昔懐かしいガラスの容器がアイスクリームを引き立てます。
アイスクリームは、ココナツミルク、パームシュガーキャラメル、タイミルクティー、ココナツウォーターなど6種類。1スクープで70バーツ(約250円)です。
アイスの種類自体は多くありませんが、この店の魅力はデザートメニューが独創的なこと。デザートは、アイスクリームとタピオカ、アイスクリームともち米の組み合わせなど、20種類ほど揃っています。こちらの値段は99バーツ~199バーツ(約350円〜700円)。
タイミルクティーの甘さが好きという方はぜひ、タイティーアイスを召し上がれ。タイの優しく甘い味を堪能できます。
小さなお店ですが、2階席もあり。コーヒーを頼むと、美しいベンジャロン焼きの器で登場します。アイスクリームを食べて癒やされたい、そんな気分にぴったりのお店です。
One Dee Cafe
住所:Soi Phahonyothin7,Phahonyothin Rd., Samsennai, Phayathai, Bangkok
TEL:09 4146 4049
営業時間:月~金 10:00~22:000 土日8:30~22:00 無休
行き方:BTSアーリー駅3番出口を出て、ソイアーリーに入り、2分ほど歩くと左手にあります。
公式サイト(英語):https://www.facebook.com/onedeecafe/
日本の超人気ジェラート店、凛太郎の味をバンコクで味わおう!
最後にご紹介するのは、日本からやってきたジェラート専門店の凛太郎です。
千葉県旭市にある凛太郎のお店は行列必至の繁盛店。その凛太郎がバンコクにやってきました。
砂糖を使わず、素材の甘さを凝縮しているジェラートは、素材の食感や風味が生きていて、優しい口当たりです。
注目のポイントは、日本より安いこと。日本では500円しますが、バンコクのお店では一律2スクープで100バーツ(約350円)。このお得感は見逃せません。それでいて、日本同様、注文後に目の前でコーンを焼き上げてくれるのです。
コーンはメープル味のプレーンとカカオの2種類。できたてのコーンのサクサクの食感はジェラートの味を最高に引き立てます。
ジェラートは20種類。季節によって変わり、その季節の旬の素材を使っているジェラートが多いのが特徴です。日本のジェラートの店らしく、ほうじ茶やあまおう、黒蜜きなこもあれば、スイカ、トマト&バジルなど、タイらしいメニューも揃っています。
今回は、黒蜜きなこ+カマンベールナッツを頼んでみました。黒蜜きなこは、きなこのざらっとした感触と風味がアイスにマッチし、コクがあります。カマンベールナッツはチーズのコクとナッツのコンビネーションが楽しめる味わいでした。
ショーケースに入ったジェラートは、素材がわかるように美しくデコレーションされています。何にしようかとジェラートを選ぶときに楽しくなるディスプレイもこのお店の魅力といえるでしょう。
日本で人気の味をぜひバンコクで味わってみてください。
ジェラート凛太郎
住所:1599 Sukhumvit Rd, Pridi Banomyong 3 Alley, Khwaeng Phra Khanong Nuea, Khlong Toei, Bangkok
TEL:080 9541 3300
営業時間:12:00〜24:00 月曜休み
行き方:BTSプラカノン駅の3番出口を出て、オンヌット方面に歩くと、コミュニティモールのWディストリクトが広がっています。ジェラート麟太郎はその中にあります。
公式サイト:https://www.rintarogelato.com
バンコクで人気のアイスクリーム店は、アイスクリーム好きのタイ人から選ばれた店。どこに行っても満足できる味が揃っています。
さて、さまざまなタイプが揃ったアイスクリームショップの中からあなたはどれを選びますか? アイスを食べて、タイの暑さを楽しんでくださいね。
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