バンコクのスタバにはオリジナルグッズやメニューが盛りだくさん!
バンコクのスタバは個性いろいろ
バンコクを訪れて、町のあちこにスターバックスの店舗があることに驚かれる方は多いのではないでしょうか。
1998年にタイに進出したスターバックスの店舗数は、現在約320店。そのうち約50店がバンコク市内の店舗で、毎月のように新しいお店がオープンしています。
しかも、個性的な店が多く、巨大な売り場面積の旗艦店、一軒家を使った店、高級ショッピングモール内のスタイリッシュな店など、ひと味変わったスターバックスが充実しています。
タイでしか手に入らないグッズや限られた店舗でしか扱っていないコーヒー豆やカップもあるので、スターバックスファンだけでなく、雑貨ファンやコーヒーマニアも見逃ません。
バンコクのスターバックスでコーヒーをのんびり味わいながら、ショッピングやタイのスタバならではの「味」も楽しんでみませんか?
バンコクのスタバに行くならこの3店は見逃せない!
バンコクに数あるスタバの中で、ぜひ足を運びたいのが旗艦店のサイアムスクエア店、優雅で上品なインテリアが特徴のセントラルエンバシー店、一軒家レストランのようなランスアン店の3店です。それぞれの魅力を紹介しましょう。
1.サイアムスクエア店
タイ進出20周年を記念して、2017年12月に321番目の店としてオープンしたのがサイアムスクエア店。バンコクで1番の商業集積地であるサイアムにあり、ロケーションはBTSサイアム駅をおりるとすぐ目の前です。
抜群のアクセスを誇る旗艦店は3階建てでガラス張り。駅からもよく見えます。まさに旗艦店らしい店構えですね。
売り場は1階~3階まで広がっていて、トータルの広さはタイ最大規模。最新の旗艦店だけに設置されているコーヒーマシーンは最新型。シルバーのボディがなんともスタイリッシュです。
木製のカウンターもコーヒーとよくマッチして、温かみを演出しています。2階、3階につながる木のらせん階段も見逃せません。最新の設備とナチュラルな風合いが見事にマッチした空間なのです。
サイアムスクエア店は世界中から厳選したコーヒー豆「スターバックスリザーブ」の取り扱い店でもあります。この豆を使って丁寧に淹れた「リザーブコーヒー」はコーヒーファンならぜひ体験しておきたい味。「スターバックスリザーブ」のロゴである「R」と「★」がついたマグカップやタンプラーも可愛いですよ。
売り場が広いので、グッズ売り場も充実しています。くまのぬいぐるみやマグカップ、タンブラーなど、サイアムスクエア店限定のグッズも要チェック。「Exclusively」とPOPで表示された商品が、この店の限定品です。
サイアムスクエア店
住所:Siam Square 1 1F~3F,Rama 1 Road, Patumwan
TEL:063 226 0701
営業時間:6:30~22:00
行き方:BTSサイアム駅4番出口を出るとすぐ目の前
2.ランスワン店
BTSチットロム駅から徒歩5分。大きなショッピングモールが集まったチットロム界隈とは思えないほど、緑あふれた静かな一帯がランスワン店のロケーションです。
一軒家を丸々活用したこの店は、とにかく上品で優雅でオシャレ。タイの伝統様式がスターバックスのモダンさに巧みに溶け込んでいます。
木の壁や什器、温かみのある木製の什器、繊細な透かし彫りが美しいオブジェ、タイル張りの床、レトロ感のある照明器具など、すべてが独自の世界を形作っています。まさに世界のどこにもない、タイならではのスターバックスといっていいでしょう。
朝の7時から営業しているので、ここで朝食を食べるのもおすすめ。ステキな一日の始まりになりそうです。
ランスワン店
住所:39Langsuan RoadPatumwan
TEL:02 684 1525
営業時間:7:00~22:00
行き方:BTSチットロム駅4番出口からスクンビット通りにおりて、紅い建物が目印のショッピングモール・マーキュリーヴィレの横のランスワン通りを入ると、歩いて5分ほどで左手に白い建物のスターバックスが見えてきます
3.セントラルエンバシー店
BTSプルンチット駅直結のショッピングモール、セントラルエンバシーの3階にもスターバックスがあります。
バンコク一の高級ショッピングモールのセントラルエンバシーの中にある店らしく、スターバックスも高級感たっぷり。モザイク状の木の天井やコーヒー豆袋、コーヒー豆の運搬に使用されていたレトロな台車やアートを配した店内は独創的で、優雅な空気に満ちています。
セントラルエンバシーの中にはほかにもカフェが数店入っていますが、ゆったりくつろげるという意味ではこの店がベスト。スターバックスファンなら見逃せない店舗です。
セントラルエンバシー店
住所:Central Embassy 3F,Phloen Chit Rd
営業時間:10:00~22:00
行き方:BTSプルンチット駅直結のショッピングモール、セントラルエンバシーの3F
バンコクのスタバではこんなタンブラーが手に入る
コレクターも多いスタバのタンブラー。タイでは、「Thailand」や「Bangkok」と記されたタンブラーはもちろんですが、季節ごとに販売されるタンブラーも要チェックです。
4月のソンクラーン(水かけ祭り)の前には水かけ祭り仕様のタンブラーが、11月のロイクラトン(灯籠流しのお祭り)の前にはロイクラトンをモチーフにしたタンブラーが、クリスマスにはクリスマス仕様のタンブラーが登場します。
店舗限定のタンブラーもありますよ。手に入りやすいのは、旗艦店のサイアムスクエア店やランスワン店。「Exclusively at 〜」のPOPが目印です。「スターバックスリザーブ」の取り扱い店は限定のオリジナルグッズに力を入れていますよ。
タンブラーの値段は480バーツ~(約1700円)。オリジナルタンブラーとの出会いは一期一会。もう次には手に入らないかもしれません。お気に入りを見つけたらすぐゲットしましょう。
限定マグカップを要チェック!
バンコクのスタバではレギュラー品のマグカップのほか、期間限定のマグカップも揃っています。
ソンクラーンやロイクラトン、クリスマスや旧正月といった大きなイベント前に発売されるのはタンブラーとまったく同じですが、ここでおすすめしたいのは、「スターバックスリザーブ」の扱い店で販売されているマグカップ。Rと☆のマークが目印です。
日本の「スターバックスリザーブ」店でも販売されていますが、日本にはない色がタイには揃っているのです。タイで手に入るマグカップは赤と水色。ころんとしたフォルムがなんとも可愛らしく、カラーリングも美しい。
自宅でコーヒーを飲むのにはもちろんのこと、プレゼントとしてもぴったり。値段は850バーツ(約3000円)とちょっと高めですがしっかりとした作りなので、長持ちしそう。タイならではのマグカップにも注目してみてくださいね。
バンコクのスタバにはお土産に最適なグッズがいっぱい!
タンブラーやマグカップ以外でも、バンコクのスターバックスにはお土産にうってつけのアイテムが豊富に揃っています。
例えば、店舗限定のくまのぬいぐるみ「ベアリスタ」はいかがでしょう。
こちらは、旗艦店のサイアムスクエアワンでしか手に入らない「ベアリスタ」。この店の近くに、タイで一番の名門校チュラロンコン大学があることから、クマが大学の卒業式スタイルのガウンと帽子を着用しています。価格は680バーツ(2400円)。
タイ北部の言葉で「心からの幸せ」の意味する「ムアンジャイ」ブレンドのコーヒー豆も、おすすめアイテムの一つです。日本でもタイで収穫される豆をブレンドしたこのコーヒー豆は、マイルドの口当たりの中に深みやコクが感じられます。価格は545バーツ(約1900円)。
ちなみに、タイ北部の少数民族をモチーフにした「ムアンジャイ」のパッケージデザインは、マグカップにも採用されています。マグカップの値段は480バーツ(約1700円)。どこか懐かしくほのぼのとした優しさが感じられるデザインです。
バンコクのスタバに来たらぜひ食べたいこの一品
タイの甘い紅茶をベースにしたクリーム入りパンなど、バンコクのスタバには「タイならではのメニュー」が揃っています。
その代表格が、「Thai Tea Brix」。タイにはオレンジ色の甘い紅茶がありますが、「Thai Tea Brix」はこの紅茶味のクリームをパンの中に詰めたスイーツなのです。
約10cm四方のパンを切り分けると、中央からオレンジ色のクリームがとろり。甘くて優しい味のクリームとパンの相性は抜群です。タイの紅茶ほど甘みは強くないので、甘いものが苦手という方にもおすすめですよ。値段は85バーツ(約300円)。
季節によってはパンダンリーフ(パンダンという植物の葉の部分)を使った緑色のクリームを詰めた「Pandan Custard Brix」も登場します。やはり、優しい甘さがうれしい一品です。
また、期間限定ですが、「マンゴースティッキーライスフラペチーノ」(180バーツ=約630円)というタイならではのドリンクもあります。マンゴーにもち米を合わせココナツミルクをかけたタイのユニークなデザート「マンゴースティッキーライス」のドリンク版。見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください!
スターバックスの登場で、すっかりコーヒー好きとなったタイ人。スターバックスの数は毎年着実に増え、個性的な店が続々と誕生しています。タイに来たら、日本にあるからと敬遠しないで、ぜひ立ち寄ってみましょう。思わぬ楽しさと発見があるはずです。
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