バンコクで食べられる本格派カオソーイの店ベスト3を紹介します
カオソーイはタイ北部の名物料理。チェンマイに行ったら必ず食べたい料理の一つです。このカオソーイ、最近はバンコクでも専門店が増え、クオリティがどんどんアップしていることをご存知ですか? チェンマイにいかなくてもバンコクで食べられる本格派カオソーイの店ベスト3をご紹介します。
カオソーイってどんな料理?
カオソーイとは、わかりやすくいえばカレーヌードル。イエローカレーペーストにココナッツミルクをあわせたコクのあるスープに、バミーと呼ばれる平打ちの卵麺とカリッと揚げた卵麺の2種類を合わせた、タイ北部やラオス北部を代表する料理です。
風味豊かなスープと食感が異なる2種類の麺とのコンビネーションは食べやすく、クセになる味。スパイシーではありますが、ほどよい辛さなので、日本人にも非常に食べやすいタイ料理の一つです。
カオソーイを注文すると必ずついてくるのがトッピング。店によって多少内容が異なりますが、エシャロット、酢漬けキャベツ、ライムなどが一般的です。
このトッピングを入れると、カオソーイの風味や食感が一段とアップするので忘れずに入れましょう。全部入れてもいいし、ちょっとだけ入れてもOK。タイ人のように、自分好みにカスタマイズしてみてください。
地方料理のカオソーイも最近は、バンコクで食べられる店がずいぶんと増えてきました。人気の専門店も登場するなど、ちょっとしたカオソーイブームといえるかもしれません。
バンコクにでかけたら、バンコクっ子にも大人気のカオソーイをぜひお試しください。
いつもタイ人で大行列! カオソーイの専門店Ong Tong Khao Soi
アーリーにあるOng Tong Khao Soiは、カオソーイの専門店。その味を求めて遠方からやってくるタイ人も多く、店の前ではいつも順番を待つ客が行列を作っています。
この店は、チェンマイの人気店Ong Tong noodleが2017年にバンコクに開いたレストラン。そう、カオソーイの本場の味だからこそ、バンコクっ子の人気を集めているのです。
店は間口の狭い2階建ての路面店。席についたらテーブルの上にある注文用紙に注文を記入します。ただし、テーブルの上にあるのはタイ語版なので、店員さんに英語版をもらいましょう。
メニューは、通常のスープありのカオソーイとスープなしのカオソーイの2種類があり、それぞれ、鶏・豚・牛・スネ肉を選べるようになっています。スープなしのカオソーイにはタイ北部の名物であるサイウア(ソーセージ)入りもあります。
価格は、ポピュラーな鶏や豚肉のカオソーイ(スープあり)が69バーツ(約240円)。鶏や豚肉、サイウアのスープなしカオソーイはが89バーツ(約310円)です。
スパイシーなスープですが、ココナツが効いていて非常にコクがあり、全体的にマイルドな仕上がり。飲み干したくなるスープです。
どの具入りのカオソーイもおいしくいですが、特におすすめは鶏肉入り。骨からすぐに肉が外れるほどしっかりと煮こんである鶏肉とスープ、2種類の麺が奏でるコンビネーションは最強です。
量はさほど多くないので、人によってはスープあり、スープなしの両方を食べてもいいかもしれません。
サイドメニューには、サイウア、フライドチキン、カオニャオ(もち米)などが揃っていて、合わせて食べるのもおすすめです。
Ong Tong Khao Soi
住所:17 Phahonyothin Soi 7, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok
TEL:02 003 5254
営業時間:10:30〜20:30 無休
公式サイト(英語):https://www.facebook.com/ongtongkhaosoi/
最寄り駅:BTSアーリー駅
行き方:アーリー駅の3番出口を出て、サパーンクワーイ方面に向かって少し歩き、パホンヨーティン通り(ソイアーリー)を左折。ソイアーリー1をすぎるとすぐに左手に店が見えます。BTSの駅から歩いて2分程度です。
素朴で美味しい!庶民派カオソーイのシップソーン パンナー
カオソーイ専門店といえば、シーロムにあるお店も見逃せません。シップソーン パンナーです。
素朴で庶民的な小さなお店ながら、息の長い人気を得ているシップソーン パンナーのカオソーイは、鶏肉と豚肉の2種類。どちらも、ほのかに感じられる甘みと香辛料のコンビネーションが抜群です。揚げた卵麺のバリパリとした食感も、コクのあるスープによく合います。
ただし、分量はかなり少なめ。おやつやスナックのようなボリュームで、大盛りにしてもそう多くはないため、一度に2杯食べる人も少なくありません。ちょっと足りないなと思ったら、すかさずおかわりしてみましょう。
値段は、鶏も豚肉も35バーツ(約130円)。大盛りは45バーツ(約160円)。プラス5バーツ(約20円)で麺のおかわりができます。
また、カオソーイだけではなく、米を発酵させて作った素麺状の細い麺を使ったカノムジーンもあります。こちらもするするっと食べられておすすめ。値段はカオソーイと同じです。
営業時間は7:00〜15:00ですが、15時近いともう残っていないこともあります。14時頃までに行くことをおすすめします。
シップソーン パンナー
住所:Silom Soi 3, Silom, Bangkok
TEL:086-334-1489
営業時間:7:00〜15:00 日曜休み
最寄り駅:BTSサラデーン駅
行き方:サラデーン駅の2番出口を出たら、シーロム通りをチョンノンシー方向に歩き、バンコク銀行の手前の道を左に曲がります。少し歩くと右手にお店がありますが、地味な外観なのでお見逃しなく。
瀟洒なレストラン、ゲッダワーでカオソーイを満喫しよう
チェンマイ出身のオーナーが運営する人気タイ料理レストラン、ゲッダワー。料理は何でも美味しいこの店の中でもひときわ人気なのがカオソーイです。
カオソーイ目当ての客も多いその味の特徴は、濃厚なスープともちもちの卵麺。このもちもちとした食感とパリッとした揚げ麺の組み合わせがたまりません。できれば、たっぷりとライムを絞っていただきましょう。ライムの酸っぱさがココナッツミルクやスパイス類の風味を引き立てます。
カオソーイの値段は100バーツ(約350円)とちょっと他の店と比べると高めですが、可愛らしいインテリアでまとめられた店内やメニューの豊富さを考えると、コストパフォーマンスは悪くありません。
メニューが本当に多く、タイ北部料理を中心に、南部や東北地方の料理も揃えています。その数、約100種類。写真付き、英語表記付きのわかりやすいメニューが用意されています。
カオソーイのほか、もし注文するとしたら、一押しなのがガイ・ホー・バイトゥーイ。パンダンリーフの葉で鶏肉を包んで揚げた香ばしい料理は100バーツ(約350円)です。ぜひお試しを。
ゲッダワー
住所:Soi Sukhumvit 33, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok
TEL:02-662-0501
営業時間:11:00〜14:00 17:00〜22:00 日曜休み
公式サイト(英語):https://www.facebook.com/Gedhawa-Sukhumvit33-2146254265438934/
最寄り駅:BTSプロンポン駅
行き方:プロンポン駅の5番出口を出て地上に降り、スクンビット通りをアソーク方面へ進んで、ソイ33を右に曲がります。約5分ほど歩くと右手に店が見えてきます。
チェンマイに出かけることなく、美味しいカオソーイがバンコクで食べられるなんて、良い時代になりました。ほとんどの店のカオソーイは分量が少な目なので、あれこれ食べまわるのもおすすめです。いろいろな店のカオソーイを食べ比べしてみましょう。
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