バンコクで銭湯に入ろう! 心も体もくつろげるスーパー銭湯3選
バンコクにはSPAやマッサージ店がたくさんあります。でも、スーパー銭湯も楽しめることをご存知でしょうか? 日本式のスーパー銭湯にゆっくりと浸かって旅の疲れを癒やしてみては。おすすめのスーパー銭湯を紹介します。
バンコクっ子は銭湯が大好き!?
通りを歩けば、必ずマッサージサロンやSPAの看板が目に入るバンコク。しかし少しずつではありますが、スーパー銭湯も増えています。しかもクオリティが非常に高いのです。
バンコクで人気のスーパー銭湯の特徴は以下の通り。
1.清潔
2.セキュリティ完備
3.お風呂の種類が多い
4.アメニティが充実
5.インテリアが美しい
6.レストランやマッサージなどお風呂以外に楽しめる要素もある
7.ゆっくりと時間を過ごせる
1と2はスーパー銭湯の前提条件として非常に大切な要素。受付から脱衣所、洗面所、お風呂に至るまで清潔に保たれ、安心して利用できるシステムが整備されています。
お風呂の種類も日本のスーパー銭湯と比べてそう遜色がありません。炭酸ブロ、ジャグジー、岩盤浴、サウナ等など、いくつもお風呂を楽しめるようになっています。
お風呂だけでなく、高級マッサージ店並みのクオリティでマッサージを受けられるのはさすがタイ。飲食の機能やごろりと横になれるスペースも充実しているので、半日ほどの時間は余裕でつぶせます。
バンコクに来たらSPAやマッサージ専門店だけでなく、スーパー銭湯も疲れを癒やす選択肢の一つとして考えてみましょう。
バンコクのスーパー銭湯の代名詞「湯の森」
日本人はもちろんタイ人の間でもファンが増えているのが「湯の森」。都心部にあるとは思えないほど緑に囲まれている「湯の森」に行けば、芯からリラックスできること間違いなし。
「湯の森」の入浴料は、大人450バーツ(約1600円)。子どもと65才以上のシニアは250バーツ(約800円)です。入浴と各種マッサージを組み合わせたパッケージメニューも豊富に揃っています。
主なメニューをあげてみましょう。
1.入浴+タイ古式マッサージ60分 850バーツ(約3000円)
2.入浴+フットマッサージ60分 850バーツ(約3000円)
3.入浴+タイ古式マッサージ90分 990バーツ(約3500円)
4.入浴+アロママッサージ90分 1350バーツ(約4700円)
このほかにも、ボディスクラブやフェイシャルトリートメントなどを組み合わせたセットメニューもあり、その数は全部で19種類。
ただし、マッサージは待たされることもあるので、入浴だけでなくマッサージも受けたいという方は予約をしたほうが確実です。後ほど紹介する、湯の森のサイトからも予約ができますよ。
利用方法は以下の通りです。
1.受付で料金を払う(JTBカードを提示すると全メニューが15%オフ)
2.ロッカーのカギ(電子キー)を受け取る
3.お風呂場の前にある受付で浴衣・帯とタオル、下着(お風呂場用)を受け取る
4.脱衣所で脱衣する
5.お風呂場に入る
6.シャワーを軽く体にかける
7.お風呂に入る
2のロッカーの鍵は電子キー。更衣室では鍵に記された番号のロッカーを利用します。常時、腕につけておき、決して手放さないようにしましょう。
3の浴衣は好みの柄を選べるシステム。浴衣とタオルを受け取ると、女性の場合はタオルの中にビキニタイプの水着が入っています。これは、お風呂に入るときに利用する伸縮性の高い薄い生地製の黒い水着。ビキニのように上下に分かれています。
ほとんどの人がこの水着をつけて入っているので、利用したほうが無難かもしれません。なお、通常の水着や下着をつけて入ることはできないのでご注意を。お風呂は全部で7種類。
1.露天風呂
2.檜露天風呂
3.炭酸泉
4.ジャグジー風呂
5.スチームサウナ
6.水風呂
7.高温サウナ
木の風合いを活かした空間の中でお風呂に入ると、体も心もじっくりと温まり、ほぐれていきますよ。露天風呂があるのも「湯の森」の楽しい点。もちろんセキュリティは万全です。小さめではありますが、ぜひ露天風呂に浸かってみてください。
お風呂からあがったら、次のような楽しみ方ができます。
1.休憩所
2.ラウンジ
3.カフェ
4.レストラン
5.タイマッサージ
6.エステティックサロン
休憩所は中庭を臨みながらソファに座ってくつろげるスペースと畳の間にソファが置かれたスペースとがあります。お好みの空間へどうぞ。
ラウンジは受付前に広がっているソファスペース。日本語の雑誌やフリーペーパーが豊富に揃っているコーナーです。
カフェの名称は「湯の森カフェ」。お風呂場のすぐ目の前にあります。コーヒーやジュースのほか、日本式かき氷を味わえます。
レストランは、九州居酒屋「どんたく」。「湯の森」と繋がっており、浴衣を着たまま行き来できます。開店は17:30~。お風呂上がりにビールを飲んで九州名物の「鉄鍋餃子」や「炙り〆鯖」「おでん盛り」などはいかがでしょう。60種類もの焼酎も楽しめますよ。
エステティックサロン「美の森」は若返りとアンチエイジングに特化した美容クリニック。要予約のサロンです。
至れり尽くせりの「湯の森」。人気があるのも納得の充実したスーパー銭湯です。
湯の森
住所:Soi Sukhumvit 26 | Khlong Tan, Khlong Toei, A Square
TEL:02 259 5778
営業時間:9:00~24:00 無休
公式サイト(日本語):http://www.yunomorionsen.com/bangkok
行き方:最寄り駅はBTSプロンポン駅かMRTシリキットコンベンションセンター駅ですが、どちらの駅からも歩くと遠いので(20分強)、タクシーで行くことをお勧めします。「A Square」「湯の森」だと伝わらないことも多いので、「A Square」の前にあるショッピングモール「K Village」と言ってみましょう。「K Village」とは通りをはさんだ向かい側に「A Square」が広がっています。その一番奥が「湯の森」です。
ゴージャスなスーパー銭湯「レッツリラックス」に行こう
2年前にオープンした「レッツリラックス ONSEN & SPA トンロー」は超ラグジュアリーなスーパー銭湯+マッサージサロン。豪華さではバンコク1と言ってもいいでしょう。
「レッツリラックス」は、BTSトンロー駅から徒歩10分ほどの場所にあるホテル「グランデ センター ポイント スクンビット 55 トンロー」の中にあります。
エントランスを入り、奥のエレベーターで5階にのぼりましょう。「レッツリラックス」はエントランスからロビー、脱衣所、洗面状、お風呂場に至るまですべてが豪華な造り。洗い場に用意されているジャスミンの香りのシャンプーやボディーソープも高級感たっぷりなので、リッチな気分に浸れます。
入浴のシステムは以下の通り。スタッフが案内してくれるのでスムーズに行なえます。
入浴料は一人650バーツ(約2300円)。お風呂にマッサージを組み合わせた以下のようなパッケージメニューも11種類揃っています。代表的なメニューは以下の通りです。
1.ドリームパッケージ 850バーツ(約3000円) 入浴+フットマッサージ45分+ハンドリフレクソロジー15分+肩と背中のマッサージ30分
2.ゴルファーズヘブン 2500バーツ(約8800円)入浴+フットリフレクソロジー45分+岩盤浴マッサージ90分 入浴+ボディスクラブもしくはボディラップ60分
3.ボディ・アンド・ソウル 2300バーツ(約8000円)+アロマオイルマッサージ60分
マッサージをオーダーするときには時間を指定しましょう。マッサージのみのオーダーも可能です。
入浴の手順は以下の通りです。
1.入り口を入って左手にある受付で料金を支払う
2.ロッカーの鍵(電子キー)を受け取る
3.お風呂場に近いカウンターでタオル一式を受け取る
4.脱衣所で服を脱ぐ
5.タオル1枚を持ってお風呂場に入る
6.シャワーを軽く体にかける
7.お風呂に入る
3では受け取る半透明のバッグの中にバスタオル、お風呂場で使うフェイスタオル各1枚のほか甚平(たけの短い羽織と丈のズボンのセット)が入っています。甚平は岩盤浴に入るときに使用します。
「レッツリラックス」は「湯の森」と違って、入浴用の水着はありません。日本の温泉同様、裸で入浴します。
お風呂の種類は以下の7種類
1.下呂の湯(下呂温泉と同じ成分のお湯)
2.シルク風呂(マイクロバブルの白濁のお湯)
3.炭酸風呂
4.バブル風呂
5.ドライサウナ
6.スチームサウナ
7.水風呂
温泉を満喫したら甚平を来て岩盤浴に向かいましょう。体が芯から温まります。
お風呂以外の施設も充実しています。
1.クーリングルーム(ほてった体を冷やす)
2.畳のリラックスルーム
3.カフェ(ロビーに併設)
4.アロマ製品のショップ
カフェにはドリンク類のみならず日本食も揃っています。ラウンジには日本語の雑誌(ファッション誌や新聞など)も置いてあるので、お風呂のあとは読書で時間を過ごすのも楽しそう。
ロビーに併設されたショップにも注目! ハンドクリームやヘアケア製品、エッセンシャルオイルなどアロマ製品を販売しています。「レッツリラックス」はお風呂に入って、くつろいでお茶も飲めてお土産モノのショッピングも可能なマルチラグジュアリースペース。
ネットから入浴だけ、あるいはパッケージの予約ができます。オンラインで予約するとプロモーションで15%オフになることも多いです。バンコク随一の豪華なスーパー温泉でくつろぎのひとときを過ごしてみましょう。
レッツリラックス ONSEN & SPA トンロー
住所:5F Grande Centre Point Hotel Sukhumvit 55,300 Sukhumvit Soi 55 (Thonglor) Sukhumvit Road, Kwang Klongtonnua, Khet Wattana
TEL:02 042 8045
営業時間:10:00~24:00 無休
公式サイト(英語):https://letsrelaxspa.com/branch/thonglor/
行き方:BTSトンロー駅の3番出口を出てスクンビット通りに降りたら、トンローの大通り(スクンビットソイ55)スクンビット55を左に入ります。まっすぐに進むとソイ8とソイ10の間にホテル「グランデセンターポイントホテルスクンビット55」があります。その5Fが「レッツリラックス」です。
こぶりだけど安くて清潔! 柏屋旅館のお風呂を体験してみる!?
先の2つのようなスーパー銭湯ではありませんが、庶民的なノスタルジックな風情の日本式お風呂を体験できるのが柏屋旅館です。
「旅館」とあることからもわかるように、柏屋旅館は宿泊施設。日本人客を対象に、日本式の部屋やサービスを提供している朝食付きの旅館で、常に日本人スタッフが待機しています。うれしいことに、旅館の客が利用する共同風呂を宿泊しない外部の客も利用できるのです。
お風呂は広くはありませんが、壁に描かれた富士山や洗い場は日本の銭湯そのもの。清潔でこじんまりとしています。
ただしお風呂に入れる時間は17:00~24:00限定です。男性客が多い旅館のため、女湯を利用するときには前日までに予約をしておいた方が確実です。
入浴のシステムは以下の通り。
1.受付で「お風呂のみの利用」であることを告げ料金を支払う
(入浴料は200バーツ=約700円)
2.バスタオルとフェイスタオルを受け取る(無料)
3.受付のすぐ脇にあるお風呂場に入る
4.脱衣所で鍵付きのロッカーを利用して脱衣する
5.お風呂場に入る
洗い場に置かれたイスや洗面器は既視感があります。そう、ここは普通の日本のお風呂なんですね。シャンプーとボディシャンプーもあるので持参の必要はありません。
小さなお風呂ですが、洗面所にはちゃんと化粧水や綿棒、ドライヤーなど必要最低限のアメニティは揃っています。バンコクで富士山を見ながらひと風呂浴びるのも面白い体験ですよ。
柏屋旅館
住所:10/18-21, 12/17-18 Soi Sukhumvit26 Sukhumvit Rd. Klongton, Klongtoey,
TEL: 02 204 0616
営業時間:お風呂 17:00~24:00(前日までの電話予約をお勧めします)
行き方:BTSプロンポン駅の4番出口を出て、スクンビット通りに降りたら、階段側に戻るようにUターンし、約200m直進。スクムビット26を右折してまっすぐに進み、2つ目の角を右折すると突き当り右側が柏屋旅館
公式サイト(日本語):http://kashiwaya-thai.com/
日中は暑いバンコク。歩き回って消耗してしまったという人も多いはず。そんなときはスーパー銭湯に入って汗を流し、まったりしてみませんか。異国の町での銭湯体験は格別ですよ。
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