バリ島の断崖絶壁に建つロックバー 話題の新ラウンドデッキに潜入!
バリ島南部・ジンバランビーチの先にある「アヤナ リゾート&スパ バリ」。海を一望できる広大な敷地に建てられ、ヴィラやホテル棟のほか、スパ、プール、レストラン&バー、ウェディング、ゴルフ場などを備えた統合型高級リゾートです。
なかでもクリフの地形を活かして美しくデザインされた「ロックバー」は人気スポット。サンセットの名所としても知られ、連日行列ができるほど賑わっています。実は、このロックバーが、2015年夏に大規模な増築が行われたことをご存知でしょうか?今回はその新設エリアと、気になるドレスコードやメニューについてレポートしちゃいます。
いざ、海に浮かぶラウンドデッキへ
「アヤナ リゾート&スパ バリ」のロックバーへは、崖に沿って垂直に下るケーブルカー(インクリネーター)に乗って向かいます。
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毎日16時オープンですが、この日も16時半にはすでに行列ができていました。一般のお客様と宿泊者専用レーンに分けられていて、1:3程度の割合で乗車するので進み具合に差が出ます。宿泊していない場合はオープン前に並ぶか、ケーブルカーを使わずに約50m先にある長い階段を使うと希望の席に座れるかもしれません。
ケーブルカー乗り場から眼下のインド洋に目を移すと、さっそく新設のラウンドデッキが見えてきました。
す、すごい!海に囲まれた天然岩の上に円形のフロアが敷かれ、センターにはDJブース、それをぐるりと囲むようにソファーやテーブル席がレイアウトされています。
この拡張計画を手掛けたのはロックバーのオリジナルデザイナーを務めたデザインスタジオ SPINの小市泰弘氏。まさにロックバーの名にふさわしい、ダイナミックかつユニークな仕上がりです。
専用ブリッジを渡ると、プライベートビーチならぬプライベートアイランドが広がります。
photo by:AYANA Resort and Spa BALI
全面ガラス張りで全18席のオーシャンビュー。ソファー席は奥行があってゆったりくつろげますし、テーブル席は開放感があって潮風を感じられます。
DJブースから流れるサウンドは、クラブのような大音量ではなく、自然な音と溶け込んで耳に心地よく届きました。ときおり波の砕ける音がバッシャーン!海の上に建っていることを実感できます。
他のデッキは次々と埋まっていきますが、こちらは空席が目立ちます。それもそのはず、「ザ ヴィラズ アット アヤナ リゾート バリ」の宿泊者しか座れない特別エリアなんですって。サンセットタイムまでヴィラでゆっくり過ごしてから特等席へ。うーん、贅沢♪
徐々に赤く染まっていく夕陽は息を飲むほどの美しさ
好天に恵まれれば、ラウンドデッキから綺麗な夕陽が見られます。
海上にはさえぎるものがありません。コバルトブルーの海と空、そしてシックなロックバー全体が、徐々に赤く染まっていく様は息を飲むほど美しいです。周りを見回すと、多くの方が言葉もなくただただカメラを構えていました。
日没後もまた神秘的。デザインされたライティングにより、ラウンドデッキ全体が闇に浮かびあがって見えます。
各テーブルにはキャンドル、足元には間接照明が灯り、なんとも幻想的な雰囲気にうっとり。
ロックバーはサンセットを目的にいらっしゃる方が多いのですが、ツウは少し席が空いたこの時間に夜景と星空を眺めながらお酒を嗜むそうです。こんなところでプロポーズされたら…(妄想中)。
どこに座ったらよいのか迷ってしまう多彩なシート
ロックバーの代名詞ともいえる、オープントップのバーカウンターがあるメインエリア。海へせり出すように創られた個性的かつ革新的なデザインは、周囲の視線を集めてしまうほど存在感があります。
photo by:AYANA Resort and Spa BALI
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日中は海とのコントラストが美しく、サンセットでは夕焼け色に、日没後はバーカウンターもライトアップされて夜空に輝きます。どの時間帯でも絵になりますなぁ。なお、こちらは「アヤナ リゾート&スパ バリ」と「リンバ ジンバラン by アヤナ」宿泊者専用スペースとなっています。泊まった際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
新設のラウンドデッキとバーカウンターのあるメインエリアは宿泊者専用ですが、ほかにもバラエティ豊かな席が揃っています。今回の拡張により9デッキ・225席が追加され、以前のおよそ40%増にあたる全624席に広がりました。
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波しぶきを感じられる最下段のテーブル席や、海を臨むハイカウンター、お子様連れでもゆったり座れるソファー、上半身を横たえてくつろげるデイベッドなどなど。カップルで、お友達同士で、ご家族で、目的に合わせて選べるのが嬉しいですね。
増設されたとはいえ、サンセット前に満席になってしまうデッキが多々あります。ラウンドデッキ以外は先着順で事前予約できません。座りたい席があれば早めに来店することをおすすめします。
また、日没前は陽射しが強くて暑いです。各テーブルに大きめの日傘が置かれているので、日の傾きに合わせて使いましょう。この日もたくさんの傘の花が咲いていました。
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海と夕陽を眺めながら、カクテルとタパスを!気になる人気メニューをチェック
なんといっても「バー」ですから、ドリンクメニューは豊富です。
国際バーコンサルタントのセバスチャン・ボンフォイ氏によって考案されたオリジナルカクテルは、自然環境を保護するために地場産の果物やハーブ&スパイスを多用し、高品質のインポート酒とブレンド。ベースとなるのは、ラム、ウォッカ、テキーラ、ジン、スパークリングワインなど。もちろんノンアルコールメニューも揃っています。
写真は左から、ジンジャーベリーティーニ(Ginger-Berry Tini:ライトラム、ストロベリーピューレ、ジンジャーオイル、ライム)、アジアンライチマティーニ(Asian Lychee Martini:ウォッカ、ライチリキュール、レモングラス、カフィライムシロップ、ライム、ライチ)、ロックマイワールド(Rock My World:グランドマティーニ、ウォッカ、パイナップル・レモン・オレンジジュース、カフェライムリーフ)。値段は各1杯2,000円前後です(税・サービス料込)。
フードメニューは厳選された小皿料理のみ。メインディッシュの提供はありません。迷ったらこの3品はどうでしょう?人気メニューだそうです。
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[one_half_last]チキンポップコーン(Chicken Pop Corn)は、ハーバルオリーブオイルとスパイシーパウダーを付けていただきます。鶏肉が香ばしく、塩コショウ+カレーベースのパウダーとマッチ。お酒が進んじゃいます。[/one_half_last]
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ゴンサロン(Goong Sarong)はエビに米麺を巻いて揚げたベトナム料理。チリソースをつけてサクッと。[/one_half_last]
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[one_half_last]アソートディムサム(Assorted Dim Sum)は点心盛合せで、ひと口サイズの揚げ海老餃子や春巻きがのっています。[/one_half_last]
値段は各1品、税・サービス料込で日本円で約1,000~1,200円程度でした。
ドレスコードあり。スマートカジュアルがベター
いざ出陣!と、その前に。ロックバーにはドレスコードがあります。
看板には「スマートな装いでお越しください。水着、サーフパンツ、ビーチサンダル、アルコール飲料メーカーのロゴ入りの服装でのご来店はご遠慮いただいております」との表記。実際、ケーブルカーの入口にいるスタッフがチェックしているそうなのでご注意を。
女性はサマードレスやワンピース、男性はTシャツかポロシャツにジーンズかチノパンの着用が多かったです。意外と膝丈や七分丈のショートパンツの方も多数。イブニングドレスやジャケット&ネクタイ着用の方はさすがにいませんでした。暑くて夕陽を待てないものね。乾季は朝晩冷えるのでカーディガン等 羽織るがあると良いでしょう。
そうそう、雨天休業です。波が荒すぎる日も閉まる可能性があります。できれば候補日を複数挙げて、午後の天気で決めるとストレスフリーかと。雨上がりに再開することもありますので、タイミングをみて伺ってくださいね。
ロックバー(Rock Bar)
公式サイト:http://www.ayanaresort.com/rockbarbali/
所在地:Jl Karang Mas Sejahtera, Jimbaran, Bali, Indonesia
電話番号: +62-361-702-222
営業時間:16:00~1:00(金土曜日は2:00まで)
税金・サービス料:21% / クレジットカード:各種利用可
アクセス方法:バリ国際空港から車で約20分。空港からングラライバイパスを南下し、ウルワツ通りを道なりに直進。カラン マス スジャテラ通りに入って、その突き当り。
魅力がいっぱいのロックバーで素敵な時間を過ごしたら、日頃の疲れなんて一気に飛んでいきそうです。あー、私もまた行きたいッ!!
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取材協力:アヤナ リゾート&スパ バリ
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